獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

Lovelysラブリーズ ワンマンライブ in UMEDA CLUB QUATTRO~有言実行~ に行った。

2019-11-28 23:19:08 | コンサート舞台

ポパイはどこだと泣いて

アイドル11年のハロプロのエースJuice=Juiceのエース宮本佳林。そんな佳林も12月1日で21歳。時がたつのははやいね。

一方、大阪にもアイドル生活10年の宮崎梨緒と八木早希がいる。二人は現在ラブリーズというアップフロント関西所属のアイドルグループとして活動。25歳の宮崎梨緒、26歳の八木早希。ハロプロだと二人ともアイドル25歳定年説で卒業している年齢。

そんな二人が今日の平日木曜日、19時30分から大阪梅田の梅田倶楽部クアトロで単独ライブ。こんな大きな会場でやるのははじめての二人。このクラブクアトロ発単独ライブをやるために二人は今年2月から4回単独ライブを実行。それぞれ150人以上の動員がないとクアトロでのライブはできないと自分たちにノルマを課して、みごと達成しての今日の日。

クアトロでライブをやるといっても、集客をのばすために、チケットの天売はもちろん、ハロプロが大阪でCDのリリース販売ミニライブをするとききつければその会場にいってチラシ配りという涙ぐましい努力。

そのひたむきさに胸打たれ、私も今日は会社おわって、家にいったん帰って着替えての梅田クラブクアトロ。この会場までは地下街泉の広場をとおれば、阪急梅田駅から雨にぬれず、クアトロのビルの目の前までいける。私もひとりいける。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。こうやって一人で会社帰りに白杖一本ついてライブハウスんにいけるなんてうれしいね。

そうおもいきや、イズミの広場は現在通行止め、改修工事でリニューアルオープンが12月5日。

そんなこともあろうかと迂回ルートを1か月以上前にガイドヘルパーさんと調査。泉の広場までの地下通路で途中南にまがって、パチンコやの前のエレベーターで地上にでて、扇町通を右にいき、右手にインターネットカフェポパイをこえて、左手の横断歩道を左にわたるとそこがクラブクアトロ。

よしこれなら一人でいけそう。 そのルーと調査から1か月以上。その調査ののときの音源をきくとか、メモをよみかえすまでもなく、たどりつけるだろうとおもった私。

大間違い、阪急梅田駅に18時40分に到着して、いずみのひろばの前までやってきて19時前、時間がまだあったので泉の広場の前のトイレで用をたす。改修されたトイレのようできれいだった。

さて、そこからパチンコ屋、インターネットカフェポパイををみつけて、よしここで左の横断歩道をわたる私。

これが間違いだった。もうひとつ先のポパイをこえて左手の横断歩道をわたるべきだったのに。ひとつ手前の点字ブロックの左分岐を左にわたってしまった。 それに気づかず、ここに梅田クラブクアトロがあるはずだと思う私。でもない。通行人に聞くとここはクアトロのビルではないとのこと。19時すぎ。開演の19時30分が近づく。

通行人の人に声をかけてみる。女性2人組が立ち止まってくれたもののここのもんじゃないんですくわしくないんですとその二人、ありがとうございますと別れようとした私。でもその女性2人はほかの通行人にクアトロをきいてくれているようで、男性が立ち止まってくれた。

今度はその男性が私のためにクアトロ探し。地図で確認すると別の方向にきているよう、横断歩道を何度かわたって、やっとクアトロの前までたどりつけた。デイリーヤマザキ、セブンイレブンを左にみて、それをこえて左手にクアトロがあった。はじめて徹ルート。ぐるっとまわってきたようだった。

到着したのは19時18分。なんとか間にあった。別れ際にありがとうカードを渡す。今日はリュックじゃなくてショルダーバックなのでJuice=JuiceCDをラッピングしたものはもってきていない私。CDはを渡せなくて残念。

クアトロのビルに到着して10会へ。エレベータおりてすぐ右手に当日券売り場があったのでそこで当日券を買う。3500円。前売りは3000円。安いね。600円のドリンク代もはらって入場。スタッフが私を見つけてくれて手引きしてくれた。事前に連絡してなかったけども、すぐに一番うしろの関係者エリアの右側に椅子をだしてくれてそこにすわらせてくれた。

客入りはどのくらいだろう・ハロプロだと500ぐらいははいるけど、Lovelysラブリーズは300ぐらいかな。客のコールの声が前のほうにかたまっていた。関係者エリアはだれも声はだしていなかった。関係者席のすぐ前のところでもだれもっ声はだしていなかったようにおもう。。

デスペア的はじめてのラブリーズライブのポイント

1、ハロプロカバー

ラブリーズはもちろんオリジナル曲もたくさんある。数年前のハロコンのオープニングアクトでよく歌ったのが。オーイエーとドレドレ。どちらもいい曲だね。

オリジナル曲だけでセットリストを組むのかなとおもったら、途中、アンジュルムの次々続々のイントロがながれてくる。軍隊更新のようなあのリズミカルなイントロ。

そのあとも、モベキマスのもしも、モーニング娘。の大きな瞳、そしてJuice=Juiceのゴール明日はあっちだよ。 ゴールの歌詞がここまで二人でラブリーズを続けてきた二人にぴったりだった。今の二人に実にぴったりの歌詞だった。涙がてきた。八木早希はちょっはピッチをさがしながら歌ったりするところがあるけど、このゴールでは音程もよく実にいい力強い歌い方だった。

アンジュルム、娘。、Juice=Juiceときて、そうかハローのグループから1曲ずつ選ぶのかな、つばきとこぶし、もしかしたらBEYOOOOONDSの曲も歌うのかなとおもったら。

なんとふたりはNS。なつかしいね。そして、チャオベラチンクエッティの全力バンザイ、そして本編ラストはなんとメロン記念日のお願い魅惑のターゲット。

ハロプロファンとしてもとても楽しめたセットリストだった。オリジナル曲も、先日リリースしたメジャーでデビュー1stシングル戦う大人の、残業、休日出勤、サービス残業やだやだっていうのもいいいね。あと、びっくりしたのが、私はブスだけどだんなはイケメンという曲もオリジナル曲。正式な曲のタイトルは一発逆転というらしい。こんな曲はさすがにハロプロでは歌えないね。

2、VTR

2人だけのライブなので、途中の小休止や衣装チェンジでステージから二人がいなくなることがある。そんなときに流れたのがVTR。八木早希がこれからりーたんさん(宮崎梨緒)にドッキリをしかけますと宣言して、ライブタイトルの有言実行していく映像、目の見えない私はVTRは見えないけども、その声とりーたんさんがもうびくりしたーとかいう言葉でなんとなくわかった。隠れていてびっくりさせたり、手に持ったボールペンから電気がはしったりするドッキリだった。なかなかおもしろ映像だった。

最後には、映像の中で八木早希がりーたんさんに手紙を朗読する。これまでのおもいとか、りーたんさんは友達でも家族でもない唯一無二の関係といっていた。これからも一緒にがんばりたいと涙声で朗読していた。

VTRコーナーは終盤にもあり、こんどは宮崎梨緒から八木早希にドッキリ映像。いろいろなゆかりのある人たちからのビデオメッセージを流す。おどろく八木早希。

イエスハッピーや、あとLovelysと仲のいいアイドルさん、そしてびっくりしたのが、Juice=Juiceの松永里愛が登場。 松永は、大阪出身で小学校5年生のときとか一緒にレッスンをうけて、ヤギさんはよくりあいちゃーーんって近寄ってくれたとのこと。八木早希の声真似をしてお思い出を語る松永。

大阪といえば、Juice=Juiceの植村あかり。上村もハロプロ研修生のとき、あるいはその前に見学にきて一緒に宮崎梨緒とレッスンをうけていた。きっと植村あかりもVTR出演するんdなろうと期待していたら、なんとつばきファクトリーの岸本ゆめの。大阪出身だからなのね。きしもんははじめ名乗らなかったので、この大阪弁の女の子だれだろう?気づかなかった私。大阪弁でこてこてしてたきしもんのVTRだった。

その後、宮崎から八木へのメッセージもあった。いろいろあって、やめようとも何度もおもった、この数か月の間もいろいろあった、だけどここまでやってこれたのは、さきぴょんのおかげ、さきぴょんがいなかったらここまでこれなかったとのこと。

感動的なライブだった。 アンコールはラブリーズコール。アンコールあけのMCでは宮崎は、私はアイドルがほんとうに好きでだあからアイドルをやっている。これからも続けていきたい。さきぴょんと続けていきたい。来年の春には二人ともアイドル生活10年なので、何かやりたい。まだぜんぜんそんな予定はないんだけどね。 さきぴょんは、売れたい、もっと売れたい。年齢のこともあるけど、でももっともっと売れたい。このライブをするために4回ソロライブをやって150人集客をそれぞれ達成するという目標設定も、どうかなと思う人もいたとおもう。ラブリーズは150人しか集められないのかっておもわれたりもするからすごく悩んだけど、でもスタッフさんにお願いして実現できた。ほんとスタッフさんにも感謝、そして来てくれた人、関係者のみなさんにも感謝。 宮崎は、3000円のチケットを買うにはその分働かないといけないでしょ?それに今日は遠くから遠征してくれた人もいる、ほんとありがたい。

宮崎は、冷たくしてごめんね、でもそういう人なの渡しはといっていた、また最後にはけるとき客席にむかって手をふりながら、みんなと目をあわせて、たこにじさんってつぶやいていた。ファンの中にたこにじさんって人がいたのか、はたまたこやきレインボーのメンバーが来ていたのかはわからなかった。

本編1時間20分、アンコール含めて1時間45分のライブだった。実にあっという間のとっても店舗のよい、中身の濃いライブだった。

年間100以上のライブにいき、そしてJuice=Juiceのライブも何度も見ている私。でも今日のラブリーズのライブをみて、ライブってこうだったなと思いだした。一回きりのその場だけのライブ。それがライブの本質。昼みて、そしてよるもみるとかそんなんじゃない。この一度きりのステージがライブ。それを思い起こさせてくれた。

実にライブらしいライブだった。一度きりの、まさにその場にいた人間だけしか味わえないライブ。Lovelysの有言実行ライブ。実によかった。

終焉後、関係者席の隣で見ていた私にスタッフがすばやく近づき、手引き。関係者席の人たちはこのあとLovelysの楽屋にいってLovelysからあいさつしてもらうよう。わ私もまぎれていけそうだったけど、そこは視覚障害者、スタッフに手引きされないと移動できないので、別の扉からちゃんとでていった私。

今日も八木早希が右肩につけていたうぱぎのぬいぐるみがほしくて、物販にいったけど打ってなかった。記念に3000円のラブリーズのTシャツを買った。これはこのライブ限定なのかな?聞けばよかった。

その後、エレベーターにのって1階へ。女性3人組も一緒にのってきて、おりる。3人のうち1人が誘っているようで、またいこうねって言っていた。あの曲よかった、あの足踏みするやつあれよかったと、つれてこられた女性が感想を述べていた。うーんなんだろう?足踏みの曲って、たしかJuice=Juiceのゴールはおしりフリフリだしな。 あそうか、アンジュルムの次々続々かな。アンジュルムの楽曲はほんと女性受けがいいのね。これにはびっくり。どっちかというと、大きな瞳とかのほうが好まれるのかなとおもっていた私。

地上に出て、さて、これから地下街にはいって東梅田駅方面にいかねば。来たときは親切な人に手引きされてぐるーっとまわってきたので、帰り道がわからない。いつもなら、クアトロのビルの目の前の地下へ出入口をおりればそこは泉の広場。でも今日は閉鎖。

ここでアイフォンの視覚障害者ナビアプリ、ブラインドスクエアを起動させる。たしか、つれてきてもらったときに、インターネットカフェポパイの宣伝アナウンス店頭から流れていた。そこにもどれば、なんとかいけそう。 ポパイを検索して、目的地に追加すると、クアトロのビルの後ろのほうを指さす。そっちのほうにいってみる、途中、Lovelysのファンの人が私に声をかけてくれて、一緒にポパイを探す。 すこしあるいて、アナウンスが聞こえる。ポパイのアナウンス。よかった。

でもまてよ、聞こえてくる方向がなんか違う、来たときのポパイと音が違う。

そこでLovelysファンの人の手引きは大丈夫ですといって、一人で歩く。でもやっぱり違う。 ということで、クラブクアトロにもどってきて、うろうろ。これでは梅田の夜をひとりさまよいつづけなくてはならない。これではだめだと、声をかける、道行く人に声をかかける。 でも素通り、足音だけだと、なかなかそっちに声をかけてもとまってくれない。 だえrかと話しながら歩いている人に声をかけてみる、すると若いカップルがとまってくれて、私を案内してくれた。

クラブクアトロの前の横断歩道をわたって、そして右へあるく。すると左手から聞いたことのあるアナウンス。インターネットカフェポパイのアナウンス。

そうかポパイは2店舗あるのね。クラブクアトロの裏と正面。これにはおどろいた。

これからはちゃんと店名までしっかり調べておかないとね。これはコンビニにもいええるね。梅田はいたるところにコンビニがあってセブンイレブンも近くにたくさんあるからね。

なんとか地下街のエレベーターのところまで案内してもらって、そこでカップルとはお別れ。ありがとうカードを渡したかったけど、エレベーターをあけてくれて、しめてくれたので、タイミングがなかった。

結局30分ぐらいクアトロのあたりをうろうろしたことになる。今日の大阪は寒くて、体がこごえそうだった。でも親切なカップルのおかげで心はあったまった。

平日の会社帰りにライブっていいね。そしてラブリーズいいね。BEYOOOOONDSのメンバーを、私のこどもといってかわいがるところもいいね。

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