★いくつ?:★★★★★以前から、見たいと思っていた映画「アンダーグランド」。エミール・クストリッツア監督以下スタッフが、旧ユーゴに捧げた極めて寓話的かつエンターテイメントな映画である。(1995年カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞)旧ユーゴ紛争のニュースは、僕に人間や国家や国際情勢を考えさせる切っ掛けとなった。僕が衝撃を受けたのは、昨日まで友人や親族であった人々が、セルビア人かクロアチア人かボスニ . . . 本文を読む
様々なメディアで報道されているよう(取り扱いの大小は除く)、大阪府議会で次の動きがあります。橋下徹大阪府知事が率いる大阪維新の会が、現在開会されている大阪府議会で、府立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際、教員に起立等を義務づける条例案=通称「日の丸・気味がよ条例案」を提案・成立させる動きがあります。自民党付議連などが反対にまわっているので、近々の提案成立はないのではないかと思われていまし . . . 本文を読む
詩人の河津聖恵さんのブログに、橋下府知事率いる「大阪維新の会」が公立学校等での卒業式など式典での、日の丸の掲揚や、教職員・生徒に起立させた上での君が代斉唱を義務付ける、通称「日の丸・君が代条例」を府議会に提出し、ごり押しで制定しようとする動きを知った。自民党などが反対に回り、ゴリ押しはしないのではないかと思っていた矢先だから、驚きやショックの感情がある。河津さんのブログにコメントさせて頂いたが、加 . . . 本文を読む
某O阪府知事の橋下はん、よー耳垢掃除して、この歌聴きなはれ。この曲に、あんたが国民・市民を脱帽・起立のうえで歌わせ敬礼させたい、「日の丸・君が代」と天皇制の本質がありますわ。そんなあんたに比べて、海外在住の日本の作家がこの曲の時期日本に帰省した時のエピソードが笑えます。帝国ホテルで家族で宿泊、ホテルレストランでの食事のさいビールを注文したら、ウェイターが怪訝な顔で「飲まれるんですか… . . . 本文を読む
僕等は、いまラディカルに根源的に暴力=destrcutive power, violenceを批判せねばならない時代に来ているのだと思う。ここでラディカルに批判せねばならない暴力・破壊的力は主に三つに分かれている。1)資本・グローバル資本が引き起こす格差と貧困2)国家暴力…死刑制度・戦争3)個別的主体が引き起こすテロリズム3)については注意が必要だ。このテロリズムには種々の形態がある . . . 本文を読む
東日本大震災が起こって以来、被災地に届けるべき音楽は何か考えていた。 やはり、このドビュッシー "La cathédrale engloutie" (邦題「沈める寺」)だと思っている。 静かに人々や事物の傷や苦しみに寄り添い(生と死に寄り添い)ながら、それでもか細き息吹を温め、再生への道を示しえる、そういった音楽だと思っている。 以下のリンクから、視聴して頂けると幸いです。 &dar . . . 本文を読む
死刑廃止論者としてアフリカで見過ごせない動きがありました。
ウガンダにてゲイ・同性愛者を死刑にする法案採択の動きがあったようです。Mixiのマイミクさんが教えてくれました。経過としては、この「ゲイ死刑法案」は法案審議から外れたようです。当面ではありますが、法案成立の緊急危機からは回避されました。
しかし余談は許さない状況です。
まだ活動団体はインターネット上で署名活動を継続しています。また署 . . . 本文を読む
橋下徹 大阪府知事が率いる大阪維新の会が検討している「君が代条例」案に意見・陳情のメッセージを送りました。メッセージの内容が長くなったので、2回に分けて送信しました。自分で言うのもなんですが、シツコイ野郎です(苦笑)なお、大阪維新の会への意見・問い合わせが出来るwebフォームは以下になります。https://oneosaka.jp/contact/以下、内容を公開しておきたいと思います。
【「君 . . . 本文を読む
橋下大阪府知事が率いる大阪維新の会が、府立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際、教員に起立を義務づける条例案を準備し、制定へ向けて動き出しているようだ。【大阪維新の会府議団、君が代条例案提出へ 起立義務づけ】朝日新聞 2011年5月14日5時32分 大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」の府議団は、府立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際、教員に起立を義務づける条例案を . . . 本文を読む
本日6月14日(土) 京都シネマで思想家・批評家の浅田彰氏のレクチャー付きで鑑賞。 浅田さんのレクチャー、フルスピード、フルパワーで、いやーゴダール以上にパンキッシュでした レクチャーの内容も、短時間のなかでゴダールがたどった歴史、そして各作品製作に流れる意図(メディア=媒体という問題)、などなど色々な話が聞け、ゴダール初心者としては、刺激的な時間でした。 で、レビューは以下になります。 ★いくつ . . . 本文を読む
今日、ある雑誌を購入しようと書店に入る。 探していた本は、その書店に以外にもなかった。しかし、そのとき僕の目に飛び込んできた雑誌があった。 『DAYS JAPAN』 日本を代表する報道写真家の広河隆一氏が編集長を務める、フォトジャーナリズム雑誌である(写真週刊誌とは明らかに一線を画している)。素人目にも非常にクオリティの高い報道写真が掲載されており、僕も以前何冊か購入していた(家を探したのだけど . . . 本文を読む
辺見庸が共同通信を通じて配信していた『水の透視画法』が単行本化されるそうだ。http://yo-hemmi.net/article/198372198.htmlかつて朝日新聞の日曜書評欄に連載されていた(後に単行本化)『眼の探索』から、辺見庸の文章と思想に入って行った僕としては、楽しみなかぎりである。 . . . 本文を読む
作家の大江健三郎氏が、著作『沖縄ノート』の著述に対し、名誉棄損を訴えられた裁判で、被告側勝訴の判決を受けられた。原告の訴えは、ひとまず司法の場で退けられた。妥当な司法判断であったと思う。素直にほっとした。大江氏の著作は、「死者の驕り」「セブンティーン」「芽むしり子撃ち」「個人的体験」「万永元年のフットボール」を読んでいる。しかし「ヒロシマノート」「沖縄ノート」(積読本状態)そして、「あいまいな日本 . . . 本文を読む
この世界は暴力に満ち満ちている。と思っています。だから、何らかの形で戦って、抗議して、なんとか差別をなくし、暴力をなくし平和を志向しないといけないと思っています。でもですね~、僕の基本的な性格は「論争・議論・批判」は好きじゃないんですよね。はぁ~(一応カッコ付けしておきますね。僕が好きではないのはある種の論争・議論・批判なので)まあ、ケンカに勝ったことのない人生経験も由来していると思いますが&he . . . 本文を読む
ずいぶん前にMixiレビューにアップしていたものの転載です。なんで忘れてたんだろ?実は「空気人形」、劇場で見たのは計二回。 最初見たときの感想は、とにかく「いい映画」。 ただ一部映画評論家すじからは、結構辛口の批評があったので、「どうなんだろ!?」と思いながら、二回目の鑑賞は某大学イベントにて。
で一言。
「批評家が言う良い映画かどうかはわからんが、自分はこの映画メッチャ好き!!!」
という . . . 本文を読む