ニューヨーク☆最終日の出来事 (最後に涙…)

7月12日(月)　

6月21日。ニューヨーク最終日(帰国日)。 あとは帰るだけ。15時間くらい我慢したら猫たん達に会える～～～！って感じで、「あっとゆー間に終わってしまいました～」と残念そうなＹちゃんとは対照的に帰れることが嬉しくてルンルン♪　 そして、行く前に「今回で最後かもなぁ」と思って出かけたので、『これで最後のニューヨークになるかもしれない』と思い、TAXIの中から街に向かって、心の中で(一応)サヨナラを言った。 ヤンキースはまだ2見たいけど、英語が出来ないことで感じるストレス等がもぉ嫌でたまらなかった。 ペンステーションでNJトランジットを待ってる間、"次来る時の為に"か、一生懸命駅構内や電光掲示板をキョロキョロ2しながら見ていたＹちゃん(笑)　来年も行けるよーに頑張れよ♪ 10分前に掲示板に「EWR」と表示されたので「じゃ、行こうか」と言って2人で重たいスーツケースを引きずってホームに向かったら、そのホームに降りるには階段しかなくてガーーーンΣ(￣□￣;) そして「階段だぁ…最悪だよ…」と2人で困った顔をしていたら、見知らぬオジサンがいきなり近づいてきて「OK!OK!」と言って私たちのスーツケースを持って階段をどんどん下り始め、ビックリ... Σ(゜□゜)/ えぇぇ…!!　なんで？なんで？と困惑する2人を置いて、どんどん階段を下りて行くオジサン。慌てて2人で追いかけホームに着くと「この電車だよ」と言って私たちにスーツケースを渡してくれた。 2人で恐縮して「Thank you」を繰り返し、そのオジサンはニコニコしながらまた階段を上がって行った。 え…　電車乗るんじゃなかったの？　何も用事ないのにここまでただ持って来てくれたの？　すごいね～！なんて優しいオジサンなの？？？　席に着いてからも、この「突然の出来事」に2人とも大コーフン！ しかし、出発のアナウンスが流れた頃、そのオジサンがまた現れ、ニコニコ手を振りながら自分たちの車両を通りすぎて行ったΣ(゜□゜)/ ここで(たぶん)切符を買いに戻って行ったんだろうということが判明。 「せっかくだから写真撮らしてもらえばよかったね～。こんないい人もいるんだね～」なんて、もぉオジサンのことばっか話し…　もうすぐニューアーク空港だから、スーツケースを席から出そうか…　と言って立ち上がったら、今度はそのオジサンが自分たちの横の席にやって来た Σ(゜□゜)/　ここはお礼のチャンスだ！と2人で立ち上がりカタコト英語で「ありがとう」の気持ちを何度も伝え…　写真を撮らせてもらった。　(英語が分からないので気持ちは全部伝えきれず　これが嫌。これが最大のストレス…) で、ニューアーク空港駅に着いたら、またしてもオジサンが私たちのスーツケースを両手で持ち上げ、「OK!OK!」とニコニコしながらホームまで持って行ってくれた　そして、たぶん「気をつけて」と言って電車に乗り込んだ。　私たちは電車が発車してオジサンが見えなくなるまでずーっと手を振った。オジサンもデッキに立って手を振ってくれていた。 そんなビックリなことが続いた為…　電車を見送り歩き出した途端、涙がツタ～っと流れ出した（TーT） もぉ…　なんなのぉ...　ニューヨーク(アメリカ)にお別れしようと思ってたのに…　なんで最後にこんな優しい人が現れちゃうわけ？？　…ちょっと悔しかった。　この見知らぬオジサンに「アメリカもそんなに悪くないよ」って言われてるような気がした。　自分の離れかけてく気持ちを見透かされ、それを止められたような(Tシャツの裾をクイックイッって引っ張られたよーな)…　そんな気分だった。　 (大袈裟だけど)そんなことを考えてたら…　飛行機が離陸した直後から涙が止まらなくなり、ティッシュが足りなくてけっこう困った。　なんだか分からないけど、心がグチャグチャして…　1回目の食事が来るまで泣きっぱなしだった。 そんな…　複雑でもあり、素晴らしくもあり…　の出来事が最終日に起こり…　間違いなく忘れられない思い出になった。 今でも「来年行くかどうか」は正直分からない。 一緒に行こうって言ってくれる人もいるけれど…　正直まだ決められない。 もしそんな現実的な話しが出たら…　きっとこのオジサンのことを思い出して…　ちょっと悩むことになるんだろうなぁ...　と思う。。。 ※Ｙちゃん、よーやく書けたよ。オジサンのこと

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