祈りを、うたにこめて

祈りうた(日向ぼっこ  ぜつぼうと きぼうと、希望は絶望よりつよい)

日向ぼっこ  

ぜつぼうと きぼうと

 

ぜつぼうは きぼうを

けいべつするだろう

かなわぬことをゆめみて じぶんを 

だましていると

 

きぼうは ぜつぼうを

かなしむだろう

すがれるものを なんにも 

もっていないと

 

でも かみさまからみたら

にんげんのこころは せわしない

きのうもきょうも 

あがったりさがったり ないたりわらったり

 

 

百字ノート 

希望は絶望よりつよい

 

 コロコロ変わるので「こころ」というのか。希望にも絶望にもご機嫌伺いの毎日だ。いや、絶望の隙間から希望を覗こうとする毎日、というべきか。コロナ禍のこの世界では暗さに目を馴らす事も生きる知恵かもしれぬ。だが、私は欲張りだ。絶望の闇を打ち祓(はら)う真の希望、その強烈な、真っ赤な光をいただきたいのだ、私のこの心のド真ん中に。

 

 

★たんぽぽの 何とかなるさ 飛んでれば 
★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。

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