写真でみる秘湯ブログ‐くいしんぼう湯めぐり日記

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松之山温泉 凌雲閣

2009-09-19 14:35:45 | 新潟



越後松之山温泉 凌雲閣に行きました

山の中です・・

新潟県十日町松之山天水越81

関越自動車道塩沢石打ICから国道353号線経由60分
松之山温泉スキー場の近くにありました。






昭和初期における豪雪地帯の建築技術が残されている。

国登録有形文化財「木造三階建ての宿」

立派です!!

大きい~




木造三階立ての建物は、昭和十三年の建築。

当時の亭主が、群馬・渋川から宮大工を呼び寄せ、
傘を張ったような天井やかわいらしい飾り窓を作り
十六室のお部屋は演出されている。





長い廊下に広い館内。

ホテルみたいに歩きます







越後三大名湯にも数えられ、
薬効の高さから有馬、草津と並び日本三大薬湯とされる松之山温泉。

泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉
泉温:84度
効能:(浴用)リウマチ、神経痛、創傷、痛風、皮膚病、婦人病
   (飲用)胃腸病、貧血症、腺病質




「鏡の湯」は近辺に火山のない山間地にあるにも関わらず
塩分濃度、泉温が共に高い。
 その理由は推定1200万年前の古代海水が地穀変動により、
地中へ閉じ込められ、さらに深くにあるマグマに温められ、
一気に噴出していくためと考えられている。

 このような温泉を「ジオプレッシャー型化石海水の温泉」という。
日本ではめずらしい。





自家源泉の天然温泉。

ライムグリーンに見える浴槽






すばらしい!!

広い洗い場、完璧なお掃除。
きれいです





昭和初期では「凌雲閣」の名のとうり
かなりの高級宿であったらしい・・


脱衣所。





発見!!

オリジナル商品
1200万年前の海水効果を・・





ちょっとした休憩所。
冷たい麦茶が用意されている



食堂スペース。
ぜひ・・
名物「きのこ鍋」を食してみたい。
天然茸が数十種類入っているという




フロントロビーも広い。

館内で明るい従業員のおばちゃんたちに出会う。
きっと彼女らの掃除の仕方が上手なんであろう
どこをみてもキレイ・・





「鏡の湯」の由来

万葉集の歌人、大判家持が罪に追われ松之山に隠棲した。
妻は病で亡くなり、その娘は継母に折檻されるようになり、
母の形見である鏡を胸に抱き池のほとりへでかけた。
京子(娘)は、水面に映る姿を母と思い池を飛び込んで亡くなってしまった。
 その後、人々は京子の飛び込んだ池を「鏡が池」と呼ぶようになった。

世界童話集でも収録され
鏡が池は松之山町地区に現存し、「鏡の湯」の由来となっている。


ちなみに・・この上記物語は、
わたしが、かなり省略しています

ちゃんと知りたい人は、凌雲閣さんに行ってね。





こういった先祖から引き継がれた
近代観光化されていない温泉は、
いや~貴重ですね・・


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1 コメント

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Unknown (よしこちゃん)
2009-10-01 19:33:47
ここ、私の故郷…   共同には、よく行ったもんだ         ちなみに、ここには元々旦那と泊まった
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