朝散歩の帰り道、あれは百日紅(サルスベリ)ですよね、と小屋さんに言ったら・・・
百日紅(さるすべり)の花の色はいくつもありますね、と応えた。白もあるそうだ。
私はオレンジ色を思っていたら、これも
これも、あれも・・・。
小さかったり、庭の奥にあったり。近所の家々にはけっこう百日紅(サルスベリ)がある。
もっと濃い色もある。百日目の紅か。
百日後に会う約束をした恋人の乙女がその直前に亡くなるという中国の故事、伝説があるらしい。
百日目に咲いた紅の花というこの話も興味深い。
元禄時代の日本には「紅花が100日間咲く」という説明が園芸書「花譜」にあるそうだ。
私の母の父は理科とくに植物の教師だったので、小学生の低学年のころ庭にあったこの木を訊ねたら、木登りの上手なサルでも上り損ねるようなすべすべした木肌だという説明をされて合点したことをいつまでも覚えている。
千葉市の花木「キョウチクトウ」とこの百日紅(さるすべり)はとくに目立つ夏の花だ。
ちなみに、千葉市の花は「大賀ハス」 。
「さるすべり」と入力して「百日紅」と変換される!
「かな(日本)と漢字(中国)」の離れ方がけっこう極端で、楽しい。
日本人と中国人の意識の仕方かも知れん。 ・・・尖閣の問題もあるが・・・
花言葉は、敬愛、潔白らしい。
許してやろう。
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