mu~dai

無題

マンガもコンテンツ不足

2005-06-22 08:10:00 | ノンジャンル
会社の休憩コーナーに誰かが置いていったマンガが毎週ストックさ
れているので、いつもいろいろとは読んでいるのだが、熱心にマン
ガを読んでいたウン十年前に比べると、あきらかにのめりこめるマ
ンガがなくなったと感じる。
毎週楽しみにしている雑誌などはなく、個別のマンガなどは数える
ほどだ。
「PLUTO」と「青春の門」、あとは「あぶさん」といったとこ
ろか。どれも古典作品の新解釈マンガの色合いが強い。
(あぶさんは例外だが)
「青春の門」が漫画化されるとき、社内の版権に名作があるでない
か、とモーニング編集部では議論になったらしい。有名な講談社を
しても新発想作品を出すのが難しいようだ。
コンテンツ不足なのはマンガだけでなく、ハリウッドを代表に映画
産業も深刻なのは、バットマンとかスター・ウォーズとかのシリー
ズもの頼りの状況が示す通りである。
よく考えると、有名ヒット曲をアーティストが独自アレンジでカバー
するような状況ともいえる。温故知新ということもあるし、嘆く前
に古典の新解釈を楽しんでしまおう。
「青春の門」の作者は「ぼっけもん」のころから好きだし、舞台も
九州、しかも筑豊地方と自分とは縁浅からぬ場所。主人公がボタ山
を登るシーンなどは、そうだよなぁ~、あそこら辺はあんな人工的
な円錐形のボタ山が多いんだよなぁ、と思わず郷愁に浸ってます。