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ガ、ガ、ガ… ガーぁ!?

2010年03月24日 09時37分47秒 | BASS Fishing

鶴見川です。
土手がサイクリングロードになっているので
最寄の自分は気持ちよく自転車で通えます。
今回の目的は鶴見川バスの流域調査。
目的は大きく分けて2つありました。
1つは上流域のエリア調査。もうひとつは日産スタジアム前にある
人工的なマッディシャロー周辺におけるスポーニングの実態調査。

日産スタジアム前については未だ工事中ということもあり
やや調査不足となりましたが、人工的なマッディシャローは
常に水門が開放されているわけではないことが判明。
あの水域にバスがいるとすれば、その個体数はかなり限られ
ベイトフィッシュを含めたエサの供給が乏しいと予測。
いくつかワームが落ちていたこと、2人のバサーに遭遇したことなど
あそこにバスがいることは確かなようですが、広さとバスの密度を思えば
あまりオススメのスポットではなさそうです。

対して上流域の調査はなかなか有意義でした。
夏場は期待できそうなスポットをいくつか発掘。
夏が楽しみになってきましたよ。

で、一匹くらい触りたいなー、というわけで新羽橋へ。
ロータイドが進行して、かなり浅くなってしまっていますが
それでもココが一番魚の気配を感じる場所です。
スピナーベイトを引くと… お、デカイのが追ってるじゃん!
ん? あ、あれは… ナマズだぁ!
慌ててルアーを高速回収。バフッと食いついたナマズの口は
スピナーベイトのスカートをかすめましたが、ギリギリセーフ!

その後、35センチくらいのバスをエグれたバンクに発見するも
ルアーにはまったくの無反応でした。
『こりゃ、今日はダメだなー』と思いながら
なだらかなサンドバーに目をやると、40センチ程度の魚影が3つ。
細長いし、ボラかいな? ん? いや、あの模様はライギョ?
鶴見川はライギョいるんだ? なんて思いながら凝視すると…
ん? こ、コイツは… ガーパイクじゃねーか!!!
模様、口の形状からしてその正体はスポッテッドガー!
多摩川ではアリゲーターガーが問題になっていて
支流の呑川では大規模な駆除も行われましたが、鶴見川にもいたとは。
3匹はスピナーベイトとロングAを完全に無視。
その後、単独でステイしているヤツを見つけましたが
クランクもラバージグもまったくのシカトでした。


↑参考までにスポッテッドガーの写真

多摩川のそれと比べてずいぶん痩せていましたが
繁殖している可能性も否定できません。
ヤバイなー。横浜UMA騒動、まだ終わったわけではなさそうです。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいな~ (RMbros兄)
2010-03-24 15:17:07
シカトしている訳じゃないですよ~。
やっと落ち着いた、半日だけど(笑

結局、月曜日は明け方から翌夕方までカンズメで煙草すら買いに行けませんでした(涙:
にしてもガーなんて掛けたらどーしたらいいんですかね?
ペットショップとか買ってくれんのかな?
飼うしかないとか?バス食われちゃいそうだし…。今後のためにも釣り上げますか!ってか移動したらパクられるのか…。

1つ前の久地分水、そんなのあるのね。知りませんでした。
そういえば自分のお気に入りは小平にある「ふれあい下水道館」! 表向きは小さい施設なんだけど、実は地下5階まである「秘密基地」状態!しかもその地下5階から下水道の本館の中に入れるんです!!なんだか「アキラ」とかその辺の世界みたいよ。
弟の嫁さん、地元なので「こんなのあるでしょ~」って興奮気味に話したら引かれちゃいましたけど(爆!
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どもども (DEE)
2010-03-24 17:08:24
RMbros兄さん
お久しぶりです。
お忙しいようでなによりであります。

もしもガーパイクがバイトしちゃったら…
んー、どうすればいいのでしょうね。
多摩川には釣れた外来魚をポイするイケスがあるとかないとか。
ガーパイクもバス同様、プレデターなので、他の魚を捕食しますが
実際、どの程度繁殖するかはわからないですね。
基本的にアンブッシャースタイルでバス同様に捕食が下手な魚でもあるので、
実は多摩川のバス同様、さほど数は増えないのでは? というのがボクの考えです。
個人的な主観としては、いくら禍々しい見た目の魚とはいえ、たとえば子供の前で
『コイツは悪いヤツだから殺しちゃえ!』とはちょっと言えない。

魚釣りは情操教育にいいと言われる部分があって
自らの手で獲物として、または遊び相手として生き物である魚を傷つけ、
時においしく食し、時になるべく傷つけないようリリースする。
意図せず殺めてしまったときの後悔や悲しみをストレートに受け止める。
そこから自分以外の者に対する配慮を学んだり、弱者に対する接し方を覚える。
そう考えると、ゴミのようには扱えないっすなぁ。
んー、気軽にルアーを投げた身としては、思ったより深い話になっちゃいそう。

小平の秘密基地、おもしろそうっすねー。
しかし、いつも引かれてんじゃない?
RMbros弟さんの奥さんに!(笑
返信する
追記 (DEE)
2010-03-25 10:53:47
ちなみに鶴見川のガーはわりと以前から目撃されていたようです。

それと、今のところは釣れたガーをその場に放流しても、また移動しても
おまわりさんにパクられないかも?
あくまで『かも?』としているのは、少し調べる必要があるからなのですが
移動を禁じられている”特定指定外来魚”にはガーが入っていない模様。
ま、法令の意味を考えれば、パクられる内容かと思いますが。
呑川で捕獲されたメーターオーバーのアリゲーターガーは殺されることなく
名乗りを上げた個人が引き取ったとか。
(ガーは観賞魚としての販売が認められている魚なので、それが大義名分ですかね?)
ガーは成長が早い魚なので、成長が早い幼魚の段階では
エサの量を上手にコントロールしないと”背曲がり”と呼ばれる背骨の奇形を生じます。
要するに背骨の発育が追いつかず、体が曲がってしまう。
正常な成魚(しかもメーターオ-バー)なんて熱帯魚ファンには
ちょっと貴重な存在でもありますから。

ともあれ、日本はパッパラパーの政治家が迂闊に「生態系が…」なんて言ってる国です。
ハッキリ言って、日本に本当の意味の生態系は存在していません。
外来種の移入による生物相の変化は起こりますがね…
NHKでさえ、ブルーギルのことについて、メッチャクチャなウソ(間違い)を平気で流してたし。
あれ、テレビとしてヤバイと思いましたね。いいかげんすぎ。
小学生が本やネットで調べても5分でわかるような内容をメタメタに間違ってましたから。
間違い方からして『ワザと? それとも創作?』というくらいのレベル。
恥ずかしいどころの騒ぎじゃない内容でしたよ、ホント。
NHKさんとは仕事で何度か絡みましたが、信じられないほどいいかげんでした。
ノーアポ取材、出演者の素人の女の子に出演依頼をさせる… 
後に電話で話したディレクターの女性の常識のなさにも閉口した。

北海道のサケ孵化施設がある河川では、サケの卵を捕食する魚を根こそぎ駆除しています。
ヒメマスさえ、バンバン捕って殺してますから。
日本の内水面における人間の管理思想は金銭が軸。
未来を見据えた種の保護や自然環境の保全とは関係ないのです。
身近な場所も外来種だらけだもんね(笑
コイ、レンギョ、草魚、ワカサギ、ニジマス、ブラウントラウト、ライギョ、グッピー、
テラピア、チャネルキャットフィッシュ、ジャンボタニシetc
アライグマやヌートリアも問題になっているし。
普段、おいしく食べてるワカサギも外来種。
ガキの頃、よく遊んだアメリカザリガニもしかり、だもんね。
ブラックバスやブルーギルが格好のスケープゴートであることは
この手の内容を勉強した人には周知の事実です。
なんか、アホな政治家や知識人がテレビで真顔でバカ発言しているのを見るたび
辟易しつつも『終わってんな、何もかも』って思っちゃいます。
あくまで個人的な主観ですがね(-_-;)
返信する
あれれ? (DEE)
2010-03-25 10:55:10
RMbros兄さんのコメントが消えちゃった…
ひー、ごめん~~!
返信する
しかしなあ・・・ (くろぅど)
2010-03-25 14:59:12
ヘラブナ、マブナ、タナゴ釣り愛好家としては、もう諦めの境地とはいえバサーの言い分は到底納得できないですけどね~

身近な釣り場があっという間に根こそぎバスとギルに侵食されていくのをちょうど見てきましたから…

フナがダメならギルを釣ればいいじゃない!

という「パンがなければ理論」で諦めるには強すぎる郷愁なんですよねえ…
返信する
まあ、それはともかく (くろぅど)
2010-03-25 15:06:29
ガーパイクってどうやったら釣れるのかな?

ギルも意外と食性がコロコロかわるので、簡単な用で難しい…(ミミズ以外)
返信する
んー (DEE)
2010-03-25 16:55:19
くろぅどさん
先日、タナゴ竿をオーダーしたばかりですw
長さ50cm程度の3PCの振り出し竿。
超かわいい竿なんですよ!
これでホゾのタナゴをピシッと。あー、楽しみ。
くろぅどさんのあたりはいいフィールドがありそうじゃないですかぁ!。
ちょっとぉ、誘ってくださいよぉ!(笑
つか、もうノッコミシーズン? ヤベ、忙しくていけない(笑

ガキの頃は川に潜ればバラタナゴに手足がぶつかってウザイくらいでした。
虹色の婚姻色が幻想的でしたねー。
5年前に実家のその川を見に行ったら水がなくなってました。
何でも、上流にダムができたんだそうです。
橋から淵に飛び込んでた川なのにね。ハハハ。

自分は偏ったバサーの言い分なんてどうでもいい人です。
本質を大事にしているつもりです。
そしてプレデター魚が生きるためにほかの魚を食べることも、なんとも思いません。
その魚のせいでヘラブナが減った! という事実があっても
「じゃあ、どうすればいいか考えようぜ!」という感じです。
明日、食べるものがどうなるかわからない魚に対して
「明日の昼は吉牛でいいかぁ」なんて、食えることを確約されてるボクごときが
彼らに向かって何か言えるなんて、とてもないと思ってます(笑。
こうやって笑ってるけど、そんな彼らの環境でさえ
ボクらが勝手に、無責任に、無関心に決めてるんですからねぇ。

管理されてない内水面の存在なんて、ボクは知りません。少なくとも日本では。
治水や農耕用などの池はもちろん別の話です。
ナチュラルフィールドでタナゴやヘラブナを釣りたいなら、そのために戦えばいいだけですもんね。
『いつも行ってる池にバス入れたバカのせいでヘラ釣れなくなったぞ!』と、池の地主に直談判!
釣りなんて勝手にせれ! と地主いわれれば、見つけたバサーを片っ端からやっつける(笑
まぁ、そんなこと面倒くさくてやってられませんね(爆
大体は地区が池を管理してるので、一人を相手にどうこうできませんが…

ボクは小学生のとき、パラダイスを作りたくて、ザリガニ、ハヤ、オイカワ、マブナ、シラサエビetc片っ端かた獲って釣って、ひとつの池に放流しました。
結果、ザリガニ爆釣! マブナ爆釣の池が完成!
すぐに知れ渡り、ガキが殺到して荒廃しましたが…

世直ししたい人、自分の利害を確保したい人、未来を憂う人。
みんながそれぞれに戦えばいいですよね。
バサーはある程度は戦ってますね。局地的ですが、やはり自分の利害を守るために。
仕事柄、そういう人に出会うものですから、なかなかシンドイ。
地元漁協の利害や、何もしないけど楽しみたいバサー、お金の話etc
ぶっちゃけ、かなり面倒です(笑

アメリカのとある人物に言われました。
「なんで日本人は戦わないんだ? バス釣りができなくなってもいいのか?」と。
いちばんダサイのは何もしてないで、した気になってる人と、
一生懸命やってる人をバカにしながら何もしてない人でしょうね。
そんな様を見て笑ってる人は、どうでもいいですね(笑

やりたいことがあるのにやらない。
そんなの意味がわからないですね(笑
誰かの目を気にしてんのかなぁ。
そういう人は一生、その調子なんでしょうね。

なのにやってる人をバカにするのは、背筋がムズムズするほど、かっこ悪いですね。

んー、外来種に関しては、とにかく難しい。特に政治。
結局、お金が根っこにあるから、特にめんどくさい。
10000人程の意見なんて、政治家のメンツより軽いのが現実です(爆
ほんと、アホらしいですねー。
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ノーパッションノーライフ (くろぅど)
2010-03-26 10:22:04
DEEさん
おっしゃること、わかりますよ。

つか、近くに池とかにバス放ったのは知り合いだし(笑)そのときは誰もわかってなかったんですよね~

ただ、バスとギルは戦うにはあまりにも強力すぎました。

いったん増え始めてしまうとプロをもってしてもとても手がつけられない。今のところ、バス、ギルに対抗できたのはいったん水を抜ける池だけです。しかもそれは他も含めての全滅戦です。しかしそこまでやってもイタチごっこ。

「戦う」にはあまりにも強大な相手で周囲の大人たちも疲弊しすぎました。

まあそんなこんなですっかり釣りからも遠ざかって(まあそもそもがお金がないから親のお下がりの道具で釣りだったのでルアーにはいけなかったのです)

で、いつの間にかRCになっているわけですが(笑)


でも最近ギル釣りって見直されてません?

あのトゲさえ無ければ…意外いといい魚かと思えるようになりました。少なくともフナよりは食用としても有用だし。
返信する
不思議なことに (くろぅど)
2010-03-26 10:48:12
ブルーギルを釣り対象魚として見るようになると、なぜかうまく住み分けが始まっているような気もします。ギルを釣るようになると不思議と他の魚も居る。

あそこまで減らない魚だと思われていたのに、そうでもない。

そういう意味では戦っている間は見えないものも見えてくるわけで、戦おうとすると殲滅戦になるので、それだけが方法じゃないとは思います。アメリカンな戦闘志向はやっぱり日本には馴染まないんじゃないかなあ。
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戦うとシンドイ (DEE)
2010-03-26 12:15:37
くろぅどさん

確かに池に一旦バスやギルが入ると(他の魚でも)水抜き以外に消滅させる方法はないですよね。
兵庫県、四国など池が多い地域では、昔から頻繁にそれが行われています。

バサーは釣り禁止の池が増えないよう、マナーを守ることを意識したり
土地を所有する地元(個人や団体)に交渉したりしてますね。

しかし結局、くろうぅどさんが知るその池はバサーにとって釣りができる素敵な池で、小物釣りの人には終わった池になってしまったんですね。
片や喜び、片や悲しみ。

そういや、水草で覆われてたおじゃが池にボート小屋の人が草魚が放されたことで、まったく水草がなくなってしまったそうです。
おかげで一時期はメッチャバスが釣れたとか。

ギルを釣って楽しむ。それもアリじゃないですか? ボクは基本的に魚種を問わず釣りが好きなので
バスがいるフィールドもいないフィールドもボクには等しく大事なんですよ~。
ただ、利権が絡みまくった駆除は見ていてツライなー、というのと
そこに「こいつらは害だ!」という乱暴な大義名分を持ってくることに虫唾が走るだけでして。
先の北海道の話じゃないですが、有益or害はそれに接する側のわがまま。
だから「害魚」という言葉を使って欲しくないと思うんですよねー。
「オレがいらない魚」言って欲しい(爆
それを駆除するのは自分の利益のためであり、自分の責任であると公言して欲しい(笑
”生態系を壊す”なんて言い逃れはヤメテ欲しいです^^
みんなにとって有益な魚なんて、海も合わせても数少ないもんです。
有益な魚の敵は害、といするなら、恐ろしい考え方ですよねー。
(しつこいけれど、そう言う人は生態系を勉強してるのかなぁ?)

というか、北関東方面の小物フィールドは今どうですか?
以前、RMbros兄さんと出かけた荒川上流は、おそらくいい時期なのでは? と思ってるんですが… 
ガンガン乗っこんでそう!


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