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DROME SYNDROME #002 レギュレーションの読み方インディ編(前編)

2011年01月15日 17時35分49秒 | DROME SYNDROME


今回はインディカー編といきましょう。
高い人気を誇るクラスで、ドロームの代名詞になりつつあるクラスですね。
SWT
のレーサーたちも、このクラスには注目していました。
今後、ますます盛り上がりが期待できそうなクラスです。
以下はインディに参戦を続けているagarthaさんが投稿してくださった内容です。
参戦ガイド的な要素もふんだんに含まれているので
インディ参戦を計画中の方はぜひ参考に!
(ほぼ原文にて掲載しています。)

 

2008年のダラーラボディ初年度、皆んな気合が入っていました。


1.シャシー

タミヤ製F103LD-Drive Sports製シャシー使用可)またはF104。ホイールベースの変更は不可。タミヤ製オプションパーツのほか、各サードパーティ製の市販パーツを使用可能。
F103Lは絶版商品となっているため、2009年シーズンから
ホイールベースの値が近いF104での参戦もOKとなりました。
2010年は実際に、F104を使用された方もおられたようです。
F103Lは絶版とは言え、オークションでは新古品、中古品が出品されていますし、
シャシーを除く主要パーツはF103と共通ですから、
今後もまだまだ多く使用されると思います。

タミヤF103L。すでに絶版となってしまいました。

 

2.最低地上高

路面から5mm以上で突起物がないこと。サスペンションがフルボトムした際、シャシーが路面に干渉しないこと

考え方は、ストックカー、スーパートラックと同様です。
F103Lでは構造上、フロントの車高調整が難しいので、
フロントタイヤの直径が小さ過ぎる場合は、
規定をクリアできない可能性があります。十分に確認しておいて下さい。
 

3.モーター
市販されている17.5Tセンサー付きブラシレスモーターを1個のみ無改造で搭載すること。
大会期間中に無作為でモーターの性能チェックを行い、不正が発覚した際には即刻退場、および、次年度以降の大会への参加を認めない。
 こちらもやはり他のクラスと同様です。
ただし、タイヤ径やギヤ比が規制されているため、
Kv
値は厳密にチェックされます。ギリギリを狙いたい気持ちがあっても、
Kv
2800を超えてしまうと、そのヒートのタイムは抹消されてしまいます。

 4.バッテリー
市販されているR/Cカー用サブC6セル7.2V(ニッカド、ニッケル水素)バッテリー、またはハードケース入り(セミハードケースタイプは使用禁止)のLi-Poバッテリー(7.4V)、およびLi-Feバッテリー(6.6V)を使用すること。
出走前に全車電圧のチェックを行う。
 こちらも他のクラスと同様です。

5.ESC
市販のセンサー付きブラシレス用ESCを無改造で使用すること。
 
やはり他のクラスと同様です。決して改造はしないでください。

6.ギヤ比

タミヤ純正の04モジュールのギヤのみ使用可能。スパーは93T、ピニオンは35Tまでとする。

記載の通りです。スパーギヤは、クリーム色のもの(OP.104)と
グレー色のもの(OP.900)が利用可能です。
ピニオンはOP.405 04ピニオンギヤ(34T/35T)になります。

 

7.ボディ

タミヤ製F103L用ボディおよび、ドローム専用インディボディを使用のこと。

タミヤ製F103L用純正ボディであれば、ローラT93/00フォード
またはローラT94/00ホンダになります。
これらも絶版品。店頭在庫を探すか、オークション等で入手いただく必要があります。
ドローム専用インディボディとは、現代のIRL(インディレーシングリーグ)のマシン、
ダラーラを再現しようとエントラントの方(岡氏)が作られたものを、
RC ZENの橋本氏、クロス社の協力の下、製品レベルまで完成度を高めたもので、
ドローム直前にサイドリバーの通販サイトで販売が行われます。
インディカークラスは一時、エントリー数がかなり減っていましたが、
新ボディ発売により、エントリー数も増加中です。
全くのゼロから新しいボディを作り上げた岡氏の情熱にはただただ驚くばかりです。

 

8.カットライン

実車に準じたカットが望ましい。

タミヤ製ボディにはカットラインがありますが、ドローム専用インディボディは、
部分的にボディが非常に低い(フロントノーズ、サイドポンツーン後端など)ため、
シャシー、メカ類との干渉を確認しながら、カットする必要があります。
したがって、ボディにはカットラインは設けられていません。
過去のRC WORLDに掲載されていたドローム特集の写真や、
他のエントラントの方のブログの写真を参考にしながら、慎重にカットして下さい。


後編に続く… 


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