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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

更年期と癌 

2007-04-04 15:56:35 | その他の病気
前回は 一般的な治療や症例について(ほんの少しの知識で申し訳ないのですが)私自身の勉強の意味もかねて書きつらねてみました。

今回はHRTを今続行中の友人2人と、やめた友人2人の話を書いてみたいと思います。
やめた2人のうちの一人は、乳がんになったからです。 因果関係のあるなしは別として、その時点でストップになるのは当然ですね。彼女が使っていたのは、プレマリンとプロベラ。4年前です。 43歳~3年間です。 
その時期は、かつてないくらい太りました。 コレステロールも高くなり、注意されたそうです。 本人曰く、良かったのは「生まれて初めて 胸が大きくなってびっくり! 嬉しかった(*/∇\*) 」・・・それは、マチもウラヤマシイ~♪笑 
更年期の症状の中(眩暈、吐き気、だるさ、ホットフラッシュ)で 軽減したのは、ホットフラッシュのみ という感想でした。

もう一人の友は、現在57歳で、3年間続けた際(52~55歳)、医師から これ以上は癌の危険率が高くなるからと中止させられたそうです。
この友は貼り薬のエストリオールを使っていたそうです。 使用前使用後の感想を聞いたところ、よく分からないと返ってきました。

続行中の2人ですが、一人は4年目になります。現在52歳。
最初の3年間はプレマリンとブロベラ投薬。
症状としては、めまいや吐き気、腰痛、そして手のしびれもあったそうです。 めまいはきつく、まったく起き上がれなくなり、腰痛も手術にいたりました。
家のことで、ひどいストレス(自己破産)があったので、それもひどくなった原因だと思うと言ってました。
その彼女と先月会った時は、だいぶ元気で、やっとエストリオールの飲み薬と貼り薬に変わったと話してくれました。

彼女の場合はやはり、HRT治療はよかったのでしょう。 ただ、癌の検査はⅡ期からⅢ期のグレーゾーンになり、ちょっと心配といってました。
Ⅰ期Ⅱ期はマイナス、Ⅲ期はグレーゾーン、Ⅳ期Ⅴ期は癌の可能性大 という検査です。

もう一人の友は54歳。最近の様子は分からないのですが、去年の暮れに聞いたときは、「プレマリンを通常の倍使ってても眩暈がひどく、気分も悪い。 薬、もっともっと欲しい」といってました。 彼女も癌検査はⅢ期でした。(プレマリンとブロベラ投薬)

マチはまだ、自覚できるほどの更年期症状はありません。 筋腫のため、かかりつけのDRがいるので、1月、初めて検査してもらいました。異様なだるさとやるきが出なくて「ついにきたか~更年期!」と思ったのです・・・。検査結果はまだホルモン値は大丈夫と言われました。

 症状が出るほどの結果じゃなかったのです。・・・・が、脳下垂体から出るホルモンが異常に高値で「脳下垂体がこんなにフル回転する必要ないのになあ。こんなの初めてだ。分からん?」って首かしげられてしまいました。 閉経している50代でもまだまだ少ないのに、これでは80代のおばあちゃんだと言われました。ショック! マチのエストロゲンは閉経前の値なのに、脳下垂体ホルモンの値は閉経後どころか、80~90歳のお年寄りの値らしいのです。 教科書のどこにもこんな例はないよって言われて、ものすごく落ち込みました。 「それって、頭がもう完全に老化してるんですね?」って聞いたら 笑われましたが。


マチの場合は、貧血の処置の黄体ホルモンもアナフィラキシーショックを起こしてしまったので、 今後、更年期症状が出ても、HRTは考えていません。 ま、それに友人の話を聞いていても、さほどウラヤマシイとも思えないですし。今回 乳がんの心配もありますから、使える体でも 避けるでしょう。


薬は、両刃の剣 ともいえますよね。 癌の心配は本当に嫌です。 自分のできる努力はしていきたいですね。

更年期の症状は,ひとりひとり症状が極端にちがうんですよね。
ですから、更年期治療こそ 患者の語りからなるNBM(ナラティブベイストメディスン)の診療がぜひ必要ではないかとつくづく最近 思うのです。




           【3日 PF 朝300 夜290】