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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

更年期と喘息 

2007-04-01 20:28:21 | 喘息
多くの女性の方の喘息になる節目として、小児期、思春期、妊娠期、産後、更年期 がありますよね。 
更年期にいたっては、自分の体調の変化のほかに、周りの環境の変化も大きい時期ですし(子供の自立、親の介護や死、夫の病気、定年など)それによるストレスも大ですよね。
おまけに他の節目の時期に比べ周囲が一番冷たい?(気がする??)・・・ それによっても 症状が悪くなる気がします。(涙涙・・・)
喘息の発生が40代50代の女性の多くは、やはり更年期が災いしてるといっていいでしょうね。 ですから、他の年齢の喘息者よりも 薬だけでなく、いろんな療法を取り入れた方がよりよく良くなるように 思います。


更年期症状
"更年期症状(不定愁訴)"を分類してみると...
 ■ 血管運動神経系
 ほてり、のぼせ、動悸、異常な発汗、冷え...

 ■ 知覚系、運動器系
 しびれ、腰痛、肩こり、関節痛...

 ■ 精神神経系
 頭痛、めまい、耳鳴、不眠、不安、憂うつ...

 ■ 消化器系
 悪心、嘔吐、食欲不振、便秘...

 ■ 外分泌系
 口腔や外陰部の乾燥感...

 ■ 泌尿器系、生殖器系 
 頻尿、排尿時痛、外陰部のかゆみ、不正出血... 

 ■ その他
 全身倦怠感、腹痛、むくみ...

●女性ホルモンが足りないためにおこる自律神経失調症ならびにさまざまな症状と 定義される


改善する方法としては、
一番 手っ取り早い方法として、みなさんもご存知の HRT療法(ホルモン補充療法)があります。
ただ、(灰田美知子Drの著書によれば)喘息患者には、喘息発作の危険率を高めるので避けた方がいいということですが。

特に問題になるのは、上にあげた症状よりも、閉経後からなる「骨粗鬆症と高脂血症」です。
身体から主成分のカルシウムが溶け出してしまうために、その中にある骨組織(骨量、骨密度)が減ってしまう状態になるのですね。骨粗鬆症は、歩行障害や寝たきりになる原因にもなるんです。

高脂血症とは、血液の中の脂質が病的に多い状態をいいます。
総コレステロールが220から240mg/dl以上 中性脂肪が150mg/dl以上 が目安です。 高くなることで、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の原因になります。


女性ホルモン(エストロゲン)の働きとは...
 1)女性としての、組織や細胞の機能を維持します

 2)骨にカルシウムを貯めて、骨を丈夫にします

 3)善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らします 

 4)脳の代謝の維持に関係しているといわれています

ですから、足りないエストロゲンを補充する、HRT療法は、合理的な方法かもしれませんね。最近はHRT療法は、5年間は安全と厚生労働省が発表したそうです。

骨粗鬆症と高脂血症・・・喘息の患者さんで、ステロイド依存になってる方は特に要注意と思います。

マチの病院では、骨密度やコレステロールなどの検査を定期的に行なっています。

マチは、今のところ どちらも正常ですが、これから 異常値にならないように 食生活などは気をつけたいですね。

HRTについては 次回 思うこと書いて見たいと思っています。




       【31 日PF 朝320 夜 240】