久々の本格的なブログ更新です。
本日、ご紹介する所有モデルは、数年前のNISMO FESTIVAL会場限定商品であった
「ニッサンR391 1999年 ルマン参戦車」の2台セットです。
近年のNISMO FESTIVALでは、限定モデルカーの販売は、恒例となっており、
開催前になると、ニスモファン会員やモデルカー雑誌等で、販売情報が、
発表されますが、まだ、今回のモデル販売開催当時では、当日の会場で
モデルが、明らかになるような状況でした。
ちなみに、今年のNISMO FESTIVAL限定モデルカー販売情報が、まだ、会報等にも
発表されておりませんが、限定モデルは、販売されるのでしょうか?
今回、ご紹介のモデルは、当時のモデルカーファン待望の商品でした。
以前にも、海外メーカーのオニキスがモデル化しましたが、発売直後に、
資金難で、オニキスが倒産の危機に見舞われ会社内で部署が分裂しました。
本来で、あれば、オニキスの製品は、2~3回ほどに分け日本に商品が分納される
予定でしたが、R391は、1回の入荷で終了し、ミニカーコレクターの間では、
幻の商品となっていました。
ちなみに分裂した、オニキスの残党部署は、他の海外メーカーの融資を受け、
現在のイクソブランドを立ち上がりました。
それから、数年後、日本のQモデル前身のメーカーが、イクソに特注したのが
今回、ご紹介するNISMO FESTIVALで使用されたモデルでした。
ただ、イベント用だけではなく、特注生産数の問題から、余韻のモデルは、
ニスモ特製のパッケージで、22号車・23号車と個別にミニカーショップでも
販売されました。
日本車でありながら、海外メーカー製の商品のため、今後、国内のメーカーでの
モデル化を希望したいモデルです。
会場限定モデルには、同封されているアンケート葉書をニスモに贈ると、
後日、モデル名が刻印されたプレートがプレゼントされる特典がありました。
(写真、右下のプレートが、プレゼント品です。)
また、このモデルは、2年前にイクソブランドから、海外モデルカー雑誌の
特注モデルとして、22号車のみ特注され少量、国内でも販売されました。
実車については、かなり戦闘力があったようで、ルマン参戦初年度は、リタイヤ
しましたが、一時、4位を走行し、同年の国内レース、冨士ルマン1000km
レースでは、優勝し翌年のルマン予備予選シード権を獲得しましたが、
レース翌週に、ニッサンは、経営建て直しのため、経費節減を行い、レース活動
縮小を発表し、ルマン参戦を断念しました。
その後は、翌年のルマン参戦を目指し、幾度かマシン開発されていたようで、
パドルシフト化されたりと片山右京等がテストを担当したとの事でした。
モデルカーでも、幻のマシンでしたが、実車でも2レースのみの参戦で
悲運な幻のマシンとなりました。
ちなみに、オニキスでは、冨士ルマン優勝車のモデルが、カタログに掲載され
発売予定されていましたが、未だ、イクソ等からの販売予定も無いようです。