2章はクロスベルへ!
女子は合同で調理実習(お菓子づくり)が始まり、きゃっきゃうふふ。
ティータ&ユウナは元々、家で料理をしていたこともあり慣れた手つきで余裕がある。
逆にお嬢様(だと思われる)ミュゼやホムンクルスのアルティナはクリームが零れそうだった。
微笑ましいけど、アルティナはちょっと悲しくもある。でもね、だんだん感情を手に入れている感じがあるので最高。
閃Ⅲは学生(モブ含む)の交流が前作よりも盛んで、これはいい判断ですよ。
モブと書いていますがモブ感は薄いです。みんなキャラが立っていて、どうしてこれを前作で出来なかったのか。
レオノーラは明らかに姉御肌で、みんなからはレオ姉と呼ばれているとか。
ユウナと同じテニス部のゼシカは「シュライデン流」と呼ばれる槍の初伝とか。
サンディは料理が得意で、なんと前作ドラマCD舞台だったアルスター出身の子なんですよね。
だからリィンとの面識は無いけど、彼女にとって彼は正真正銘の英雄なのだ。
他にも狙撃の腕が学校一のクール系マヤとか、おどおど系のタチアナなど粒ぞろい。
その中で僕が押すのは銀髪クール系のヴァレリー。くっそ好み。学生だと一番好き。
彼女はあのノーザンブリア出身で、ちょっとリィンに対し少し壁がある。
学校では軽音部に在籍し、なんやかんやで青春を謳歌して、物語が進む度に笑顔が増えてる。よかったね……;;
前にも書いたけど、ノーザンブリアで戦争が起きたんですよね。ほぼ帝国の一方的だったんですが。
《北方戦役とは》
閃Ⅱでユーシスの父であるアルバレア候が手柄ほしさに猟兵を雇い、ケルディックという町を焼き討ちしました。
これはリィンらの活躍によって解決し、ユーシスが自ら父親を逮捕することで全てが終わった。
それで閃Ⅲ開始前に北方戦役が勃発してしまった。
帝国「ケルディックを焼いた猟兵って北の猟兵やんけ。北の猟兵はどこ出身だったかなあ~?」
ノーザンブリア(こいつマジで言ってんのか……?)
帝国「ノーザンブリアだよなあ!? 賠償金! 賠償金!!」
※ノーザンブリアは数十年前に国土のほとんどが塩になったりして、貧困なんです……。
帝国「払えない? 制圧するおー^^」
帝国軍は何かしらの取引により対立していた領邦軍を味方にし差し向ける。
《黄金の羅刹》オーレリアと《黒旋風》ウォレスの投入により、戦況は圧倒的な帝国有利となってしまう。
帝国政府の要請により《灰色の騎士》であるリィンがサポート役《黒兎》アルティナと共にノーザンブリアへ。
また、故郷のために《紫電》のバレスタインも参戦、彼女たちはこれ以上の被害が出ないように尽力するが……。
ヴァレリーにとって、リィンや校長であるオーレリアはとても難しい存在だなあ。
美味しい役でもあるんだけど、どうなることやら。
さて、調理実習中に「男子ってイケメン多いよね」みたいな話に。
美男子系イケメンのクルト、不良系イケメンのアッシュ、正統派イケメンのスタークを中心にたくさん。
いやあ、青春だねえ。そんで話題がリィンに。「教官って女とよくいない?」みたいな。
まあ前章で同級生とハグしたり、同級生(別)をなでなでしたりね? 軍の少佐と仲が良さげだし。
同じ教官のトワとも仲が良いし、町のシスターとも……しょうもないタラシだよなあ!?
そんなリィン君はランディをクロウと重ねているみたいで。たしかに似ている感はある。
ランディは大人だからそれを察してリィンを飲みに誘い、名字呼びしていた彼らは打ち解ける。
いいねえ、大人っぽいよ。子どもなんだけど、大人っぽいねえ。リィンくんはお酒が飲めるようになったんだね。
日が開けてなんと分校にセドリック皇子が来校していた(無理やりらしく、ミハイル教官が対応等で慌てていた。可愛そう)
前作ではラスボスの器にさせられていた彼はめちゃくちゃ変わっていて、か弱い男の子って印象だったのに生意気な感じに。
武術も身に付けて……これはやっぱ前作の影響なのかなあとか思ったり。そんでリィンを引き抜こうとする。しね。
分校の生徒を見下していて、お前…………すぞ…………。どうしてこうなった。
セドリックはどうでもいいキャラだと思っていたけど、皇族だからクルトとの絡みがあるんだよね。
本来ならクルトはセドリックを守るのが役目だったから。それも解約されちゃって、皇子は変わって。
そりゃあクルトが進む道を失うのも分かる。クルト、これを乗り越えてこそが男だぞ。
特別実習地はあのクロスベル。零碧の舞台であり、帝国に占領されてしまった元自治州。
クロスベル警備隊のランディは外出許可が降りず、ロイドや風の剣聖は絶賛指名手配中。
元からマフィアなり猟兵なりが蠢いていて、裏ルートなんざ当たり前の街だったけど、なんかなあ。
クロスベルを歩けるんだけど、全部はやっぱ無理なんですよね。次回作用かな?
それでも3Dモデルになったこの街をプレイヤーは知っている訳で、懐かしい。
特務支援課のビルとか、あのパン屋とか、オーブメント調整のあそことか、イアンの野郎の事務所とか。
黒月のオフィスにも行けたね。ツァオはいないけど、ませガキお坊ちゃんはいた。懐かしい。
東方街に行けばサンサンが働いていたりしてもう、懐かしいよね。ちゃんとみっしぃもいる。
ただ、ミシュラムは封鎖されているらしく、行けなくて残念だな。
ティオすけだけとは合流出来ます。逆に言えば彼女以外とは会えません。
帝国にとっちゃあ地元の英雄様なんて邪魔だもんな。大丈夫かなあ、元気にしているんだろうか。
2章の旧Ⅶキャラはアリサ、エア、マキアス。あんま思い出のない奴らが固まってしまった(ファンの人はごめんね)
ただ、助っ人キャラがいいんですよね。
○シャロン・クルーガー
ラインフォルト家のスーパーメイドさんはリィンに己の過去を打ち明ける。
拾われる前は月光木馬団という暗殺組織に所属していたこと。名前だせーなw!
そこに結社の使徒《鋼の聖女》と執行者の《火?魔神》《剣帝》に攻められ壊滅したと。
しゃーないな。未だにシリーズ最強格の奴らだもんな……潰された後はそっから三人が結社に。
使徒Ⅲ《千の破壊手》執行者Ⅲ《黄金蝶》そして《死線》のクルーガー。やっと見知らぬ結社の情報が出ましたね。
閃Ⅲ、今のところは既存キャラしかいないからね。それにしてもシャロン死にそうだなあ(真顔)
戦闘ではお茶会の技が削除されていました。ぶっ壊れ級の回復技だったんだけど、そりゃあ消されるよね。
相変わらず遅延技が強くて、2回攻撃だから判定も複数で強い。
夜。
あのオルキスタワーに招待された学生達は視察団の面々と顔合わせに。
マキアスのパパであるレーグニッツ帝国知事。
アリサのママであるイリーナ・ラインフォルト社長。
皇女殿下であるアルフィンとお供でリィンの妹(義理)のエリゼ。
クロスベル総督府のトップであるルーファス。
そして我らがオリヴァルト皇子。学生達はめちゃくちゃ緊張していて、政治やら経済やらのトップですからね。
ここで列車砲っていうヤバい兵器だとか、帝国の貴族制度をぶっ壊そうぜ八大都市構想とか色々聞けてね。
クロスベル、やはり政治ゲームの舞台装置だなあ。
○ルーファス・アルバレア
前作キャラであるユーシスの兄にして《鉄血の子ども達》の筆頭《翡翠の城将》を務める男。
戦う機会があったけど強制負けイベントのみで、魔女の使い魔を一刀両断していることからやはり強いのだろう。
リィン一人を自室に呼び出し、自分の過去を話す。なぜ、《鉄血の子ども達》なのか。
判明するんだけど、前作でオズボーンに恨みを持っていた元猟兵の事件の黒幕が若かりし頃のルーファスで。
聡明が故に幼い頃から暗躍していて、それを唯一見抜いたのが《鉄血宰相》である。悪のカリスマってやっちゃな。
だから実の息子であるリィンに対してじぇらじぇらしてんだな。
なお弟のユーシスとは会っていないらしく、道は違えたかな。
○VS結社
オルキスタワーを襲ったのは結社の0とⅠ。《道化師》カンパネルラと《火?魔神》マクバーンである。
カンパネルラの相手を生徒一行がすることになるんだけど、楽しかったな。シャッフルとかしてくるんですよ。
めちゃくちゃ強いアーツとかね。行動させればさせるだけ戦況がぐちゃぐちゃになるタイプ。
戦闘は残り体力を○○%系。やっぱ学生じゃ勝てないわって話。システム的には余裕なんだけどね……w
ここで明らかになるのが「帝国遊撃士協会襲撃事件」の一部。
空の軌跡時にカシウスをリベール王国から遠ざけるために結社(とオズボーン)が帝国のギルドを襲撃。
この際、《紫電》を警戒し結社は《死線》を送り込み足止めを決行。《道化師》曰く《紫電》がいたら作戦は失敗していた。
空の軌跡と繋がりましたね。それにしてもやっぱサラ教官強いよな……。
マクバーン戦はシャロンが「少しでも気を抜けば死ぬのは知っていますよね」みたいなことを。
その通りです。こいつ、技に即死属性がありやがる……いい加減にしてくれ……w
駆動が始まったら即解除しないと次のターンで死んでしまう。被ダメ半分カットのオーダー使っても怖いもん。
でも相変わらず本気を出しておらず、その癖、最強格だから手に負えない。
シャロンがリィンを庇って負傷し、万事休す――そのとき、駆け付けるのが仲間なんだよねえ。
前作まではスポット参戦系キャラがよく加勢していたけど、もうみんなは成長したから、強くなった。
エマ&セリーヌのバリアにより攻撃を防ぎ、マキアスとアリサが牽制。
そしてランディやオリヴァルトが駆け付ける――いいねえ、ベタだけど好きよ。
ランディ「久しぶりだなあ道化師」碧以来だねえ。ぷよぷよみたいなゲームで戦ったよね。
オリヴァルトも久しぶりと言いつつ、色々と情報を引き出そうとするんですよね。頑張れオリビエ。
「どうして《深淵の魔女》がいないのかな?」結社の使徒である彼女はこの状況で黙っている筈がない、と。
するとカンパネルラは「あいつだけ意見の不一致で逃走中」と。まあ、前作でメンツ丸潰れだもんな……。
続けて「怪盗紳士も見当たらないね」と言ったら「あいつは魔女と仲がよかったから今回の作戦から外れた」と。笑うわこんなん。
結社は挨拶程度らしく、去ろうとするとユウナがブチ切れる。そうか、あのシーンか。
私たちの街で好き勝手にしやがって。でも、特務支援課は負けない!必ずお前らを倒す!!平和を取り戻す!!!
みたいなことを言うんですよね。そうしたらカンパネルラくん爆笑。
「特務支援課は手強いけど……今はどうしているかな???」
ミシュラムが閉鎖されていると書きましたが、真の狙いは特務支援課を閉じ込めること。
クロスベルの英雄である彼らに行動されると、帝国にとってはデメリットしかない。
故にルーファスは「鳥籠作戦」を行った。ドフラミンゴさん!?
下手に処刑なり解体なりすれば市民の反発を買う。それらを避けるべく、彼らを一つの街に閉じ込めた。
じょじょにフェードアウトさせ、そのまま忘れ去られるように。
特務支援課は英雄である。それはプレイヤーが一番知っている。だが、あくまでクロスベルだけでの話。
帝国という強大な国を相手にすれば、彼らはただの人なのだ……。
追い打ちのように「いつでも殺せるのにねえ」これは道化師の本領発揮ですね。
作戦としては有能なんですよね。
エリィは適当な要人対応に追いやられ、セルゲイ課長やダドリーもまたそこら辺の任務に。
ルーファスはクロスベルのトップだから、命令も何もかもがやりたい放題なんですよ。
ロイドとアリオスはキーアと共に逃亡中と聞いたけど、幾ら個人が強いからと言っても限界がね。
《風の剣聖》が正面から戦えばルーファスといい勝負に、下手をすれば勝てるかもしれない。だけど、出来ないんだよね。
個人の限界ですよ。勝利しても、クロスベルという街の未来が潰れる訳で。政治ゲームになっちまえば、アリオスさんはただの一般人だから。
別枠戦力のランディは帝国に飛ばされ、ティオすけも財団に。ワジはアルテリア法国に帰っている。
だから特務支援課は帝国サイドから視ればそんな驚異ではない。悲しいけど、政治や軍事の話になれば、帝国に勝てる国はない。
個人ならなおさらで、そもそもクロスベルは占領されてるからね。じゃないにしても自治州なんだから権限も弱いし。
さて。
結社(ついでにルーファス)が去る。
オルキスタワー屋上に残った一同なの中で、ユウナの悲痛なる叫びが響く。
「あたし達のクロスベルを返してよ」
CMで聞いた時は「東山なおはやっぱ演技上手いなあ」と思っていた。だけど、実際に聞いてみると感想が違う。
まずリィンに言う台詞じゃないよね。まあ言いやすいのはリィンだし、流石に皇族に言うほど馬鹿ではない。
黒幕のルーファスはしれっといなくなってるしね。たしかにリィンは《灰色の騎士》としてクロスベルの占領に貢献した人物だ。
だけど彼がいたからこそ救えた命もあるわけで、実際に数年前のユウナはリィンに助けられている。
子どものわがままとして考えれば当たり前だけど、こんな状況で言う台詞かなあとも思ったり。
前フリで「誰もが自由と希望を持てた~」みたいなことを言っていた。
たしかに自由であろう。マフィアの温床だったしね。身分制度はないし、大きい貿易都市だからまあ自由っちゃあ自由だ。
だけど、本当にそうだったか?自治州だったが実際には帝国と共和国には逆らえず、常に厳しい問題が街を取り囲んでいた。
常駐軍を置かないか?なんて言われた時には本当に街の終わりだったでしょ。ろくに任務もこなせないお飾りの警備隊なんて解消しちまえって。
だからこそディーターは馬鹿げた独立を宣言したんだよ。このままじゃダメだって。自由と希望ってのは仮初めで、結局は帝国と共和国の駒だったんだよ。
言っておくけど、クロスベルアンチじゃないからね?
だからこそ、特務支援課が最後の希望なんだよ。
帝国に鳥籠されているからって、絶望するには速すぎるというか、彼らは困難を乗り越えていたでしょ。
まあ現実は本気で始末することも簡単な状況にはなっているけど、このままじゃ終わらないよねっていう。
碧の軌跡EDでプレイヤーは知っている。彼らが帝国からクロスベルを取り返したことを。
そもそもユウナは学生キャラであって、大人びた主人公勢とは違う視点を持ったキャラだから正解。
若いなあと思っても実際に若いのだ。リィンに言ったのはお門違いだけど、ルーファスに言ったらもう終わりだったよね。
少年少女キャラにとってこんな展開は復活する前フリだから、楽しみだ。
ここで特務支援課が来たら熱いけど……流石にね。
これは帝国にあっぱれです。いや、《鉄血の子ども達》筆頭にして《翡翠の城将》であるルーファスの手腕を褒めるべきか。
女子は合同で調理実習(お菓子づくり)が始まり、きゃっきゃうふふ。
ティータ&ユウナは元々、家で料理をしていたこともあり慣れた手つきで余裕がある。
逆にお嬢様(だと思われる)ミュゼやホムンクルスのアルティナはクリームが零れそうだった。
微笑ましいけど、アルティナはちょっと悲しくもある。でもね、だんだん感情を手に入れている感じがあるので最高。
閃Ⅲは学生(モブ含む)の交流が前作よりも盛んで、これはいい判断ですよ。
モブと書いていますがモブ感は薄いです。みんなキャラが立っていて、どうしてこれを前作で出来なかったのか。
レオノーラは明らかに姉御肌で、みんなからはレオ姉と呼ばれているとか。
ユウナと同じテニス部のゼシカは「シュライデン流」と呼ばれる槍の初伝とか。
サンディは料理が得意で、なんと前作ドラマCD舞台だったアルスター出身の子なんですよね。
だからリィンとの面識は無いけど、彼女にとって彼は正真正銘の英雄なのだ。
他にも狙撃の腕が学校一のクール系マヤとか、おどおど系のタチアナなど粒ぞろい。
その中で僕が押すのは銀髪クール系のヴァレリー。くっそ好み。学生だと一番好き。
彼女はあのノーザンブリア出身で、ちょっとリィンに対し少し壁がある。
学校では軽音部に在籍し、なんやかんやで青春を謳歌して、物語が進む度に笑顔が増えてる。よかったね……;;
前にも書いたけど、ノーザンブリアで戦争が起きたんですよね。ほぼ帝国の一方的だったんですが。
《北方戦役とは》
閃Ⅱでユーシスの父であるアルバレア候が手柄ほしさに猟兵を雇い、ケルディックという町を焼き討ちしました。
これはリィンらの活躍によって解決し、ユーシスが自ら父親を逮捕することで全てが終わった。
それで閃Ⅲ開始前に北方戦役が勃発してしまった。
帝国「ケルディックを焼いた猟兵って北の猟兵やんけ。北の猟兵はどこ出身だったかなあ~?」
ノーザンブリア(こいつマジで言ってんのか……?)
帝国「ノーザンブリアだよなあ!? 賠償金! 賠償金!!」
※ノーザンブリアは数十年前に国土のほとんどが塩になったりして、貧困なんです……。
帝国「払えない? 制圧するおー^^」
帝国軍は何かしらの取引により対立していた領邦軍を味方にし差し向ける。
《黄金の羅刹》オーレリアと《黒旋風》ウォレスの投入により、戦況は圧倒的な帝国有利となってしまう。
帝国政府の要請により《灰色の騎士》であるリィンがサポート役《黒兎》アルティナと共にノーザンブリアへ。
また、故郷のために《紫電》のバレスタインも参戦、彼女たちはこれ以上の被害が出ないように尽力するが……。
ヴァレリーにとって、リィンや校長であるオーレリアはとても難しい存在だなあ。
美味しい役でもあるんだけど、どうなることやら。
さて、調理実習中に「男子ってイケメン多いよね」みたいな話に。
美男子系イケメンのクルト、不良系イケメンのアッシュ、正統派イケメンのスタークを中心にたくさん。
いやあ、青春だねえ。そんで話題がリィンに。「教官って女とよくいない?」みたいな。
まあ前章で同級生とハグしたり、同級生(別)をなでなでしたりね? 軍の少佐と仲が良さげだし。
同じ教官のトワとも仲が良いし、町のシスターとも……しょうもないタラシだよなあ!?
そんなリィン君はランディをクロウと重ねているみたいで。たしかに似ている感はある。
ランディは大人だからそれを察してリィンを飲みに誘い、名字呼びしていた彼らは打ち解ける。
いいねえ、大人っぽいよ。子どもなんだけど、大人っぽいねえ。リィンくんはお酒が飲めるようになったんだね。
日が開けてなんと分校にセドリック皇子が来校していた(無理やりらしく、ミハイル教官が対応等で慌てていた。可愛そう)
前作ではラスボスの器にさせられていた彼はめちゃくちゃ変わっていて、か弱い男の子って印象だったのに生意気な感じに。
武術も身に付けて……これはやっぱ前作の影響なのかなあとか思ったり。そんでリィンを引き抜こうとする。しね。
分校の生徒を見下していて、お前…………すぞ…………。どうしてこうなった。
セドリックはどうでもいいキャラだと思っていたけど、皇族だからクルトとの絡みがあるんだよね。
本来ならクルトはセドリックを守るのが役目だったから。それも解約されちゃって、皇子は変わって。
そりゃあクルトが進む道を失うのも分かる。クルト、これを乗り越えてこそが男だぞ。
特別実習地はあのクロスベル。零碧の舞台であり、帝国に占領されてしまった元自治州。
クロスベル警備隊のランディは外出許可が降りず、ロイドや風の剣聖は絶賛指名手配中。
元からマフィアなり猟兵なりが蠢いていて、裏ルートなんざ当たり前の街だったけど、なんかなあ。
クロスベルを歩けるんだけど、全部はやっぱ無理なんですよね。次回作用かな?
それでも3Dモデルになったこの街をプレイヤーは知っている訳で、懐かしい。
特務支援課のビルとか、あのパン屋とか、オーブメント調整のあそことか、イアンの野郎の事務所とか。
黒月のオフィスにも行けたね。ツァオはいないけど、ませガキお坊ちゃんはいた。懐かしい。
東方街に行けばサンサンが働いていたりしてもう、懐かしいよね。ちゃんとみっしぃもいる。
ただ、ミシュラムは封鎖されているらしく、行けなくて残念だな。
ティオすけだけとは合流出来ます。逆に言えば彼女以外とは会えません。
帝国にとっちゃあ地元の英雄様なんて邪魔だもんな。大丈夫かなあ、元気にしているんだろうか。
2章の旧Ⅶキャラはアリサ、エア、マキアス。あんま思い出のない奴らが固まってしまった(ファンの人はごめんね)
ただ、助っ人キャラがいいんですよね。
○シャロン・クルーガー
ラインフォルト家のスーパーメイドさんはリィンに己の過去を打ち明ける。
拾われる前は月光木馬団という暗殺組織に所属していたこと。名前だせーなw!
そこに結社の使徒《鋼の聖女》と執行者の《火?魔神》《剣帝》に攻められ壊滅したと。
しゃーないな。未だにシリーズ最強格の奴らだもんな……潰された後はそっから三人が結社に。
使徒Ⅲ《千の破壊手》執行者Ⅲ《黄金蝶》そして《死線》のクルーガー。やっと見知らぬ結社の情報が出ましたね。
閃Ⅲ、今のところは既存キャラしかいないからね。それにしてもシャロン死にそうだなあ(真顔)
戦闘ではお茶会の技が削除されていました。ぶっ壊れ級の回復技だったんだけど、そりゃあ消されるよね。
相変わらず遅延技が強くて、2回攻撃だから判定も複数で強い。
夜。
あのオルキスタワーに招待された学生達は視察団の面々と顔合わせに。
マキアスのパパであるレーグニッツ帝国知事。
アリサのママであるイリーナ・ラインフォルト社長。
皇女殿下であるアルフィンとお供でリィンの妹(義理)のエリゼ。
クロスベル総督府のトップであるルーファス。
そして我らがオリヴァルト皇子。学生達はめちゃくちゃ緊張していて、政治やら経済やらのトップですからね。
ここで列車砲っていうヤバい兵器だとか、帝国の貴族制度をぶっ壊そうぜ八大都市構想とか色々聞けてね。
クロスベル、やはり政治ゲームの舞台装置だなあ。
○ルーファス・アルバレア
前作キャラであるユーシスの兄にして《鉄血の子ども達》の筆頭《翡翠の城将》を務める男。
戦う機会があったけど強制負けイベントのみで、魔女の使い魔を一刀両断していることからやはり強いのだろう。
リィン一人を自室に呼び出し、自分の過去を話す。なぜ、《鉄血の子ども達》なのか。
判明するんだけど、前作でオズボーンに恨みを持っていた元猟兵の事件の黒幕が若かりし頃のルーファスで。
聡明が故に幼い頃から暗躍していて、それを唯一見抜いたのが《鉄血宰相》である。悪のカリスマってやっちゃな。
だから実の息子であるリィンに対してじぇらじぇらしてんだな。
なお弟のユーシスとは会っていないらしく、道は違えたかな。
○VS結社
オルキスタワーを襲ったのは結社の0とⅠ。《道化師》カンパネルラと《火?魔神》マクバーンである。
カンパネルラの相手を生徒一行がすることになるんだけど、楽しかったな。シャッフルとかしてくるんですよ。
めちゃくちゃ強いアーツとかね。行動させればさせるだけ戦況がぐちゃぐちゃになるタイプ。
戦闘は残り体力を○○%系。やっぱ学生じゃ勝てないわって話。システム的には余裕なんだけどね……w
ここで明らかになるのが「帝国遊撃士協会襲撃事件」の一部。
空の軌跡時にカシウスをリベール王国から遠ざけるために結社(とオズボーン)が帝国のギルドを襲撃。
この際、《紫電》を警戒し結社は《死線》を送り込み足止めを決行。《道化師》曰く《紫電》がいたら作戦は失敗していた。
空の軌跡と繋がりましたね。それにしてもやっぱサラ教官強いよな……。
マクバーン戦はシャロンが「少しでも気を抜けば死ぬのは知っていますよね」みたいなことを。
その通りです。こいつ、技に即死属性がありやがる……いい加減にしてくれ……w
駆動が始まったら即解除しないと次のターンで死んでしまう。被ダメ半分カットのオーダー使っても怖いもん。
でも相変わらず本気を出しておらず、その癖、最強格だから手に負えない。
シャロンがリィンを庇って負傷し、万事休す――そのとき、駆け付けるのが仲間なんだよねえ。
前作まではスポット参戦系キャラがよく加勢していたけど、もうみんなは成長したから、強くなった。
エマ&セリーヌのバリアにより攻撃を防ぎ、マキアスとアリサが牽制。
そしてランディやオリヴァルトが駆け付ける――いいねえ、ベタだけど好きよ。
ランディ「久しぶりだなあ道化師」碧以来だねえ。ぷよぷよみたいなゲームで戦ったよね。
オリヴァルトも久しぶりと言いつつ、色々と情報を引き出そうとするんですよね。頑張れオリビエ。
「どうして《深淵の魔女》がいないのかな?」結社の使徒である彼女はこの状況で黙っている筈がない、と。
するとカンパネルラは「あいつだけ意見の不一致で逃走中」と。まあ、前作でメンツ丸潰れだもんな……。
続けて「怪盗紳士も見当たらないね」と言ったら「あいつは魔女と仲がよかったから今回の作戦から外れた」と。笑うわこんなん。
結社は挨拶程度らしく、去ろうとするとユウナがブチ切れる。そうか、あのシーンか。
私たちの街で好き勝手にしやがって。でも、特務支援課は負けない!必ずお前らを倒す!!平和を取り戻す!!!
みたいなことを言うんですよね。そうしたらカンパネルラくん爆笑。
「特務支援課は手強いけど……今はどうしているかな???」
ミシュラムが閉鎖されていると書きましたが、真の狙いは特務支援課を閉じ込めること。
クロスベルの英雄である彼らに行動されると、帝国にとってはデメリットしかない。
故にルーファスは「鳥籠作戦」を行った。ドフラミンゴさん!?
下手に処刑なり解体なりすれば市民の反発を買う。それらを避けるべく、彼らを一つの街に閉じ込めた。
じょじょにフェードアウトさせ、そのまま忘れ去られるように。
特務支援課は英雄である。それはプレイヤーが一番知っている。だが、あくまでクロスベルだけでの話。
帝国という強大な国を相手にすれば、彼らはただの人なのだ……。
追い打ちのように「いつでも殺せるのにねえ」これは道化師の本領発揮ですね。
作戦としては有能なんですよね。
エリィは適当な要人対応に追いやられ、セルゲイ課長やダドリーもまたそこら辺の任務に。
ルーファスはクロスベルのトップだから、命令も何もかもがやりたい放題なんですよ。
ロイドとアリオスはキーアと共に逃亡中と聞いたけど、幾ら個人が強いからと言っても限界がね。
《風の剣聖》が正面から戦えばルーファスといい勝負に、下手をすれば勝てるかもしれない。だけど、出来ないんだよね。
個人の限界ですよ。勝利しても、クロスベルという街の未来が潰れる訳で。政治ゲームになっちまえば、アリオスさんはただの一般人だから。
別枠戦力のランディは帝国に飛ばされ、ティオすけも財団に。ワジはアルテリア法国に帰っている。
だから特務支援課は帝国サイドから視ればそんな驚異ではない。悲しいけど、政治や軍事の話になれば、帝国に勝てる国はない。
個人ならなおさらで、そもそもクロスベルは占領されてるからね。じゃないにしても自治州なんだから権限も弱いし。
さて。
結社(ついでにルーファス)が去る。
オルキスタワー屋上に残った一同なの中で、ユウナの悲痛なる叫びが響く。
「あたし達のクロスベルを返してよ」
CMで聞いた時は「東山なおはやっぱ演技上手いなあ」と思っていた。だけど、実際に聞いてみると感想が違う。
まずリィンに言う台詞じゃないよね。まあ言いやすいのはリィンだし、流石に皇族に言うほど馬鹿ではない。
黒幕のルーファスはしれっといなくなってるしね。たしかにリィンは《灰色の騎士》としてクロスベルの占領に貢献した人物だ。
だけど彼がいたからこそ救えた命もあるわけで、実際に数年前のユウナはリィンに助けられている。
子どものわがままとして考えれば当たり前だけど、こんな状況で言う台詞かなあとも思ったり。
前フリで「誰もが自由と希望を持てた~」みたいなことを言っていた。
たしかに自由であろう。マフィアの温床だったしね。身分制度はないし、大きい貿易都市だからまあ自由っちゃあ自由だ。
だけど、本当にそうだったか?自治州だったが実際には帝国と共和国には逆らえず、常に厳しい問題が街を取り囲んでいた。
常駐軍を置かないか?なんて言われた時には本当に街の終わりだったでしょ。ろくに任務もこなせないお飾りの警備隊なんて解消しちまえって。
だからこそディーターは馬鹿げた独立を宣言したんだよ。このままじゃダメだって。自由と希望ってのは仮初めで、結局は帝国と共和国の駒だったんだよ。
言っておくけど、クロスベルアンチじゃないからね?
だからこそ、特務支援課が最後の希望なんだよ。
帝国に鳥籠されているからって、絶望するには速すぎるというか、彼らは困難を乗り越えていたでしょ。
まあ現実は本気で始末することも簡単な状況にはなっているけど、このままじゃ終わらないよねっていう。
碧の軌跡EDでプレイヤーは知っている。彼らが帝国からクロスベルを取り返したことを。
そもそもユウナは学生キャラであって、大人びた主人公勢とは違う視点を持ったキャラだから正解。
若いなあと思っても実際に若いのだ。リィンに言ったのはお門違いだけど、ルーファスに言ったらもう終わりだったよね。
少年少女キャラにとってこんな展開は復活する前フリだから、楽しみだ。
ここで特務支援課が来たら熱いけど……流石にね。
これは帝国にあっぱれです。いや、《鉄血の子ども達》筆頭にして《翡翠の城将》であるルーファスの手腕を褒めるべきか。