やあやあ。
まだ1章の序盤も序盤なんだけどプレイ時間10いっちゃったよ。
いやあ、面白い。待たされた甲斐があったもんですよっていう話。
○オープニング
正直に言うね。歴代で一番ダメ!!
曲は恒例の人から変わって(自社のバンドから逃げられたんだから、そりゃあ歌手も変わるよね)雰囲気が違う。
でもめっちゃいい曲ですよ。イントロのピアノから定番のださかっこいいギター!いやあ、懐かしい!
これはねえ、バトルBGMアレンジに期待しちゃいますよ!ピアノ、ギター、バイオリンらで奏でられるスパロボでよく見かける主題歌アレンジね。
だけどねー、映像がね。キャラデザ崩れすぎというか、原型がないというか。なんやねんその顔っていう。
今回は新規タイトル(リメイク除く)で初のフルアニメーションOPだけど、よくこれでGOサイン出したよなあ!?っていうのが本音。
○戦闘関係
まずブレイクゲージっていうのが追加。体力とは別に設定されていて、これを削れば敵はダウンし一定ターン行動不能になる。
今作から「オーダー」という発動中に色々なバフが発生するギミックが追加されました。
「発動中は与ダメージ1.2倍」とか「発動中は被ダメージ0.2倍(は?)」とか。いやあ、ぶっ壊れ(真顔)
戦闘が楽になるとかじゃなくて、どいつもこいつ雑魚だおー^^まあ、まだ序盤なので……。
さて、あまりにもぶっ壊れなのでオーダーを縛ったらですね、序盤から難しいンゴwwwwwwwwww
ボスの攻撃力が高すぎて、ぶっちゃけオーダー使用前提でバランス調整されてんじゃないかなって疑うぐらい。でも縛ったらむずい。なんだこれ。
このオーダーはどうやら各キャラに設定されているらしく、まだ見ぬキチガイ効果オーダーが待っているのかもしれないな……。
ということで、オーダーが強いので、従来の戦闘とはまた違った楽しみがある。
他に従来のシステムから大きく変わったといえば、クラフト(固有)技の消費Pが高くなったこと。
前作で猛威を振るった《風の剣聖》でおなじみの八葉一刀流二の型《疾風》がめっちゃコスパ悪くなった。
消費は80で、100を使えば超必殺技が使える軌跡シリーズからすれば破格の消費ですよ。初めて見たかも。
それでもね~~~~強い!なんか雑魚敵相手だと前述のブレイクゲージを一発で壊すんだもん。
範囲も相変わらず広くて、ノブナガの円ぐらい。それで高火力、敵ごとに切り抜く技なんだけど、判定も一回ごとだから追加効果もヤバいしね。
軌跡シリーズの華であるアーツ(魔法)はまだ序盤なのでなんとも。
現状はクラフト技が消費は重くなったとはいえ強い。空の軌跡以降はクラフト技上位修正アーツ下方修正の動きもあるので、ちょっと心配。
空の軌跡リメイクはアーツが強かった。零碧もまだアーツが強い。閃の軌跡からはクラフトが強くなったイメージかな。
弱い訳ではないんだけど、オーダーの発動も関係があって、詠唱を挟む分ターンが嵩むアーツは出番が少なくなるかもという予想。
バトル総評→オーダーぶっ壊れ。それと画面が見辛い、数字が小さくてかなわん。
○キャラ(兼ストーリーかな)
・リィンくん
教官になったということでメガネ属性に。いい男じゃねえか……ただ、クルトから似合ってないと言われる。まあ、ない方がイケメンかなあ。
元々、他人の話を聞けて、ちゃんとその人の立場になって協力し、物事の解決に導ける大人っぽさもあったので教官はぴったりだね。
担当は帝国の歴史学。前々作ではプレイヤーによって学力が大きく変わるけど、歴史学に選択肢があったのは伏線だったのかなあ。
ただ、生徒には舐められている;;まあ、壁がある感じなので、これはお約束のイベントがあると信じている。中を育む系の奴ね。
すっごい好きなのはね、旧友と会うと声のトーンが和らぐこと!おまえ、やっぱ友達はいいよな!
前作をプレイしていたら分かるけど、みんなはそれぞれの理由で学園を離れる中、リィンくんだけ残ったんですよ。
内戦を終結させた英雄《灰色の騎士》でも、実際は《鉄血宰相》にとっての駒であり、政治的な舞台装置でしかない。
一人で学園に残っている間も数々の戦線に投入され、操られてはいるけど、それは結果的に平和へ繋がることだから断る訳にもいかない。
激動の時代で、まだ20にもなっていないリィンくんが背負うモノは大きすぎる。英雄として扱われようと、彼の心には闇が残ってしまう。
そんな中、旧友であるエリオットから連絡があると、声が明るくなるんだよな。泣いちゃう。
「聞いてくれよ、エリオット。こんなことがあってさ――」で、暗転して場面が終わるんだけど、いやあこれがいい!
リィンくんが自分から話題をふっかけることなんて初めてだよ。それほどまでに仲間を大切にしていて、それほどまでに追い込まれているんだろうなあ。
・ユウナ・クロフォード
よくわからない。今作新規キャラでリィンくんの生徒。ピンク髪でクロスベル出身の武器はトンファー。
クロスベルにトンファーってことで連想するのは零碧主人公のロイドなんだけど、やっぱり特務支援課とは知り合いだったみたい。
すげえ敬愛していて、口を開けばクロスベルの自慢ばっか。それに「帝国人のくせに」っていう言葉をたびたび使うから、学院でヘイト溜めてそう。
まあ、クロスベルを帝国が武力で制圧してしまったので、そりゃあ嫌いだよなあ。
ただ、いまんところのキャラが弱い。よくある元気な活発キャラで東山ボイスなんだけど、帝国アンチの印象が強い。
でもこっからクロスベルがどうなるかというと……はぁ、大丈夫かな。ちょっと心配だね。
・クルト・ヴァンダール
美男子系イケメン。同じく新規で生徒。武器は双剣。
シリーズお馴染みのヴァンダール姓であのミュラーの弟。でも似てない。細い美男子だよ。
ヴァンダールは代々、皇族の護衛を務める家系であるが《鉄血宰相》によってその任を解かれ、クルトは自分の進むべき道を見失ってしまう。
これはオズボーン(宰相の名前ね)がオリビエに対する一手を打ったことであり、自分の邪魔をする彼の懐刀であるミュラーを遠ざけるための処置。
でもクルトからすれば未来を閉ざされたんだよな。物語が始まる前からこんな経緯があるので、シリーズ経験者からすれば注目しちゃうんだよな。
教官であるリィンに対し力を認めつつも「思ったほどじゃない」と言っちゃう。おっメンのヘラによる生意気系か?今後に期待、壁を乗り越えてくれ。
・アルティナ・オライオン
《黒の工房》出身であり《黒兎》のコードネームを持つ少女。
前作では敵だったんだけど、こいつについての言及は今度で。
だってさ?前作が敵で今回は味方、それも生徒。ホムンクルス故に感情が乏しい。学院での友達との交流があって、それでも《黒の工房》は黒幕の傘下のため、敵になる可能性もある。
こんなん、絶対面白い奴じゃん……。
・トワ・ハーシェル
前作では生徒会長を務めた先輩は、なんと教官でも先輩に。かわいい野中藍ボイス。でも相変わらずの舌っ足らずだから演技指導ちゃんとして!でもかわいい。
NGO関係の進路だったけど、かわって教官に。なにがあったんだろう。
今作ではクロウが復活したこともあるので、そっち関係に出番があるのかな?悲しい物語。
※クロウ・アームブラスト
前作のキャラ。主人公たちの一個上でトワとはクラスメイト。お調子者で面倒見がよくて、賭け事が好きだった櫻井ボイス。
その正体はテロリストの首謀者で、彼が《鉄血宰相》を狙撃し殺害したことが帝国に於ける激動の時代の始まりだった。
《蒼の起動者》でもあり、内戦では貴族連合と協力しつつ、最終局面でついに主人公たちと激突。
色々あったけど命を落とす。その後に《鉄血宰相》が生きていたことが判明し、全ては彼の掌の上で踊り狂っていた――なんだけど、今作で仮面キャラになってる。本人でしょ(辛辣)
・ランドルフ・オルランド
零碧で仲間だったランディ兄貴。なんとクロスベルから帝国入りしていてそれも教官で、発売前から驚いてた。
大陸最強と名高い猟兵団《赤い星座》の首領《闘神》の息子にして《赤い死神》の異名を持つ男。
さてさて、前述のとおりというか、プレイヤーは当然知っていますが、クロスベルは帝国に武力制圧され、彼らはレジスタンスとして活動していたはず。
なのて帝国入りとはいったい……と、思っていたところで、どうやら《翡翠の城将》による手引きらしい。それも半強制だとか。
ルーファス(翡翠の人)はクロスベルのトップになっている。彼からすればランディは反逆してきそうなヤバい奴だもんな。そら遠ざけるわ。
帝国入りさせることで監視できるしね。とか思ってたらガチで監視されている発言が。うーむ、前途多難。
《風の剣聖》が指名手配中であることを考えると、零碧の味方陣営は総じて身動きが取れなさそうだ。
・オーレリア・ルグィン
前作初登場の武人キャラ。めっちゃ強いと思わせておいて戦闘はなんと0。描写は新型の機動兵器で旧式戦車に無双のみ。
なのでネタキャラの印象しかなかった。学院の校長として登場し、なんと新任教官であるリィンくんには自分のことはおろか担当生徒すら事前に教えていない。
ネタキャラか。入学式では生徒たちに「お前らは帝国の捨て石だ」とか言っちゃって、やはりネタキャラか。
だけどもちゃんとした大人なので、生徒たちを激励し「若者よ、世の礎たれ」というお決まりできっちと〆る。
オーレリアおばさんの株が爆上がりなんですよ。ちゃんと隠さずに生徒たちへ学院のことを伝えたのもそうなんだけど。
実は学院の浴場とか各部活に使う道具とかってオーレリアの私費なんですって。うぅ……なんていい人なんだ……;;。
前作で爵位持ちと判明していたので、それに加え帝国切っての武人とありゃあ、説明もなく納得するんですよね。財力も人柄も。
美人だし、スタイルもいいしね。さすがは《黄金の羅刹》だ。
おばさんで一番気になるのはCMやPVでプレイアブルキャラ昇格が確定しているんですよ。
そして相手は《鋼の聖女》と取り巻きの《鉄騎隊》。シリーズの頂点に君臨するアリアンロードに挑む訳ですよ。
こちらは《黄金の羅刹》に加え、一人でロボを破壊し並の執行者よりも強い《紫電》の実力に申し分ない二人の女傑。
他には旧Ⅶ組の実力派であるリィン、ユーシス、ガイウス、ミリアム。設定的にもゲーム的にも熱い闘いが見れそうだ。
・ミュゼ
別クラスの生徒で、リィンくんを誘惑してくる女。謎多き乙女で、まさか《盟主》かな???それとエロい。
・アッシュ
パツキン・チャライ・フリョウ
・その他生徒
モブ!……と、思いきやちゃんと描写があって、サブイベント等で物語りのリアルティを演出する。
軌跡シリーズは丁寧なモブが売りの一つで、シナリオが進めばモブもちゃんと変化する。今回の生徒はそれらの集大成かもしれない。
たとえば部活動でキャラ付けしたり、《鉄血宰相》によって武力制圧された州の子はリィンを敵対視してるとか。楽しみだぜ。
・ティータ・ラッセル
初代作である空の軌跡シリーズのパーティキャラ。当時は12歳で、今回は16歳。
導力開発に大きく貢献したラッセル一家の娘で、ちゃんと受け継いでいるのかメカが好きで知識・技術共に高レベル。
空の頃は少女ながらも世界のために、大切な友達のために頑張る姿が健気でね。いやあ、大きくなったもんだ。
まだバトルメンバーにはなっていないんだけど、今回もオーパルギアに乗るのかなあ。
帝国入りしたのはオリビエを助けるため。泣ける。家族にも反対されたと言っていたけど、内戦でボロボロの帝国だもんなあ。
それにラッセル一家は空の軌跡の一件で、結社の存在や鉄血宰相のヤバさを知っているんですよ。そんな奴らが蠢いている場所に愛する娘を送るわけがない。
それらを説得したんですよ。かつての仲間を助けるためになんとかしたいって。泣けるじゃねえか……;;
・アガット・クロスナー
同じく空の軌跡のパーティキャラ。遊撃士であり異名は《重剣》なんかださいというか、インパクトに欠けるよね。
C級、B級ときて今作ではついにA級に。頑張ったんだろう。そして彼もオリビエを助けるために帝国入り。熱い。
めっちゃイケメンになったんですよね。いや、元からイケメンなんだけどバンダナ外したらすっげえかっこいい。誰だお前。
※オリビエ→空から登場している帝国の皇子でお調子者、声は子安。これでだいたいどんなキャラかわかるでしょ(暴論)
・旧友たち
なんと前作でモブ同然だった同じ学院だけど別クラスの奴らも社会人になって登場。それだけで泣いちゃったよね。
彼らにも彼らのストーリーがあって、Ⅶ組はリィンだけが学院に残ったんだから、そりゃあ交流の幅も増えるよね。
ラジオのはがき職人だったムンクは天職だったのかラジオ局に就職し、シスター見習いのロジーヌはちゃんとしたシスターに。
ロジーヌは教会の聖杯騎士団に所属していて、それも、守護騎士・第二位《筺使い》の従騎士ですよ。こっちでの出番が多そう。
・その他
学院がある街の名前はリーヴス。のどかな田舎町……でも、都会っぽさもあるようないい街です。
なんでも前に領主をしていた貴族はなんか落ちぶれて逃げたらしい。これ、カプア一家じゃない?
・最後に
学院に訪れた帝国軍情報局所属のレクターとミリアムから特別実習の内容を聞かされる。
「帝国西部にて発生している問題を解決せよ。なお結社や猟兵団の影があるよー^^危険だおー^^」
無理だよ(即答)学院の生徒はクルトやアルティナみたいに戦闘経験のある子はたしかにいるよ。でも例外だよ。
4月半ばの高校1年生に死ねと言うのかと。教官たちは反対するんだけど、もう確定事項だと。
オーレリアが言っていた「捨て石」がぴったりで。レクターから「これはぶっちゃけ《鉄血宰相》の意向」とね。まあ、そうだとは思うけど。
結局はなんとかするしかない!ってなるんだけど、生徒から死人が早々に出そうで怖い。やだなあ、10代には死んでほしくないなあ。
リィンくんとオーレリア、それにベルゼルガは無いだろうけどランディがいる。並大抵の相手には負けないだろう。
しかし西部に蠢く結社と猟兵団の影。執行者相手になんとかなるかというと、それは厳しい。単純な戦闘力なら《道化師》はなんとかなるかもしれない。
だけど、裏をかかれるだろう。《痩せ狼》相手にリィンとランディは勝てるのか。《黄金の羅刹》一人で《鋼の聖女》や《火焰魔神》を押さえれるのか。
《血染め》《閃光》《赤の戦鬼》《罠使い》《破壊獣》そして復活した《猟兵王》もいる。猟兵団だって強者揃い。これは大変だ。
そんで、気になる行き先は帝国南部サザーランド州セントアーク。
南部ですよ。帝国の南部といったらリベール王国の国境近くで、そうなんですよ。
ハーメル村。
いやあ、楽しみだ!
※余談
閃の軌跡シリーズ定番というか、閃のライターの特徴があってですね。
「あ」「あ……」「あっ……」「……ぁ」「……ぁ……」がめちゃくちゃ多いのです。
それで閃の軌跡Ⅲでもやはり連発で、まだ序章なのに心配です。
驚きのバリエーションというか、たくさんキャラがいて、大変だとは思うのですが……大丈夫かな。