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閃の軌跡Ⅳ 感想1(序章)

2018年09月27日 | 軌跡シリーズ

物語は前作の二週間後から。
帝国の国家総動員法が満場一致の可決となり、各地域に徴兵の命令が行き渡る。
ⅡドラマCDでお馴染みのアルスターも例外ではなく、呪いに侵された人々は喜んで戦争へ参加してしまう。
分かりきっていたことだけど、帝国は、鉄血は全てを犠牲にしてでも黒の史書を再現するつもりなんだろう。

舞台が代わり海都オルディス。
まさかの帝都知事カール・レーグニッツ登場。話の流れから察するにオルディスのトップになるのかな。
じゃあ、帝都から追放されたようなもんだよね。左遷というべきか。
きっと鉄血に対抗したんだと思う。自治体行政のトップとして。だけど呪いには勝てなかった、そんな推測。
ここで初ボイスが披露されるんだけど、まさかのヴィンセント先輩登場。前作に居なかったよね。
Ⅱで戦ったのが懐かしい。そして隣にはエーデルもいる。園芸部の部長を務めてたね。
帝国が不安に包まれる中、彼らのように諦めず、各々の形で抗おうとしている人もいる。そして、Ⅶ組もそうだろうと信じているのが熱い。
エーデル先輩がフィーを気にするのがいいよね。園芸部繋がりで、他にも吹奏楽部とか美術部繋がりも前作でやってくれて嬉しいんですよね。
何もメインキャラだけが生きている訳じゃないから。

その頃リーヴスの住人は分校の彼らを心配している。なんていい人たちなんだ。
アッシュが共和国のスパイとでっち上げられ皇帝暗殺未遂、その他生徒は行方不明。
緊迫した状況の中で彼らの列車が帰ってきたかと思えば、敵である本校の生徒達だった。
ここでⅡ以来の登場となるマカロフ&メアリー教官。結婚した?そして制服を来たシャーリィも。
なんでお前が学生エンジョイしてんだよwwwwwwwwwwww
きっとセドリック皇太子のお守りなんだろう。

《ヨルムンガンド作戦》

呪いに侵された国民は政府のどんな提案だろうと受け入れてしまう。
そんな民衆の中に正気を保つ一人の女性――シェラ姐ですよ。もうサード以来で、10年?
クロスベルのヨナと連携を取りつつ、世界を終わらせないために活動しているのが伺える。
《銀閃》の異名を持つA級遊撃士。彼女もA級となり前作で活躍すると見込んでいたが……。
帝都内の事件で足止めを喰らい本編には登場せず、パートーナーであるオリビエは爆殺されてしまう。
失墜に飲まれながらも彼女は涙を堪えて世界のために。いやあ、王道なんだけど、どうせオリビエ生きてるだろ!

メインキャラが登場しないOPでありながら多くの過去作キャラが。
クロスベルになればグレイス、シュリ、黒月一向、レンの親達……零碧を嫌でも思い出す。
そしてⅡ振りのツァオはレクターと何やら組んでいるらしく、それは帝国政府からの要請なのか、それとも彼ら個人の――期待ですね。
オズボーンの懐刀であるレクターなら一矢報いることが出来るだろう。ツァオなら各方面に根回しも出来るだろう。
総督府がいない間、つまりルーファス不在の間に話を進めていることから、なんなんだろうね。レクター、やっぱり揺らいでるよ。
飄々としている男だけど、前作ラストでは目の前でミリアムを失った一人だから。だけど彼もまた《鉄血の子供達》。親には抗えないんだろう。

そして

エステル!ヨシュア!レン!ロイド!エリィ!withキーア!!

空の軌跡、零(碧)の軌跡主人公組が満を持して参戦!
ブライト一家は政府にマークされたことにより帝国に入れず、ロイド達は指名手配犯にされ、身動きが取れず。
そんな状況の中でリィンらの活躍により鳥籠作戦は崩れ、ロイドは開放されたが……先入先はオルキスタワー。クロスベルのシンボルでもある。
いやあ、エステル可愛くなって、ヨシュアも大人っぽく。レンも大きくなったなあ。ロイドは相変わらずねっとりボイス。声優がUCのアンジェロに引っ張られてる。
いい加減にせーよ。音響監督も指導しろや。

タワーを登っている時に色々なキャラに触れる。シリーズとしての重みと繋がりを感じる。
リィン、アリサ、カシウス、レクター、オズボーン、アリオス、ランディ……どれもが重要キャラで。
彼らの出番も楽しみな一方、《風の剣聖》は出ないんだろうなあ感が凄い。出たらテンションアガット。
頂上に辿り着けば初のボス戦。
クソ野郎度は随一のニューフェイス《地精》黒のアルベリヒ。クソ雑魚メンタル《氷の乙女》クレア・リーヴェルト。
そしてどの面下げてクロスベルに来たんだ《根源の錬金術師》マリアベル・クロイス。
アルベリヒが《白面》ワイスマンと知り合いであることが明らかに。黒の工房在籍なら使徒とも繋がりがあるのは普通か。
ミリアム、アルティナ、ジョルジュが使う戦術殻は閃が初登場……では無いんですよね。空の軌跡時点でワイスマンがお供として召喚していた。
それのテストで繋がりがあったらしいんだけど、クソ野郎同士気が合ったのかもしれないな。
レンがマリアベルに「ワイスマンよりタチが悪い」って言うんだけど、そうか???過去作キャラを無理に下げなくてもいいんやで???

ボス戦なんだけど、ここで戦闘について。
前作よりも歯ごたえあり。前作がお世辞にもバランスが取れているとは言えない出来だったんだけども。
油断してれば簡単に負けれるな。ちなみに難易度はハードでやっています。オーダーも弱体化しているので、気軽に使える。前作はチートの塊だった。
嘗ての主人公組は順当に強くなっていますね。あの時はSクラだった技が通常技として扱えるのはゲーム的にも成長を感じる。
しかし、ボス強かったわwなんかレンが落ちてびっくり。その後はヨシュアを中心にボコボコにしました。
ロイドがぶっ壊れ気味に見えるんだけど、単純に強いヨシュアの方が使い勝手が良い。バニハのデメリット消えたロイドも大概なんだけどね。

戦闘後、クレアはプライベートのメールに気付く。
それは死ぬ前にミリアムが送った、リィンと一緒に仲良く写った写真である(クエスト懐かしい)
《氷の乙女》と崇められる鉄道憲兵隊の少佐クレア・リーヴェルト。だけど、彼女もまた人間である。
《鉄血の子供達》として世界を終わりに向かわせる己の役目と、等身大の人間でしかない彼女の心は脆く、崩れる寸前だった。
妹同然のミリアムが目の前で死んで、でもそれは自分が(知らなかったとはいえ?)加担していた。その事実に耐えられないんだろう。

などど、プロローグからボリューム満タン閃の軌跡Ⅳ。
5年続いた閃の完結作であり、これまでの軌跡に一区切りを付ける節目の一作。
最高の始まりであり、心配していた戦闘バランスもかなり見直されている。
鉄血の掌の上で踊り狂うのはもう終わり、此れより彼らの描く軌跡が大陸を覆う昏き闇を一閃。

なおOPは今回もアレだったね。いや、前も大概だけど作画崩壊のレベルじゃないんだよなあ。

そんで、ヨシュアはアッシュの存在をこのタイミングで知る。
マジで知らなかったぽいね。そりゃあ、後付だからしゃーない。
だけど、もしかしたらアッシュって偽名かもね。拾われて付けられた名前みたいな。

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