goo blog サービス終了のお知らせ 

全開オーバードライブ

下っ端パロロワ書き手のドバーなブログを北の大地から

「七つの大罪 天空の囚われ人」感想

2018年08月23日 | 映画

ぷち旅行のついでに見てきました!
運転四時間、いやあ長い(そりゃあね)
ちなみに好きなキャラはバンです。そんで、事前情報は一切なしで見てきました。


さてさてさーて!(ネタバレ含む)













普通に面白かったです。
これぞ劇場版!って感じの王道。
七つの大罪原作からして良くも悪くも王道なんですが、やっぱりいいですよね。
わかりやすい構成に、燃えるストーリーライン、劇場版作画と。
七つの大罪は映像化に関してアタリですよね。


【良かったところ】

◯全員いる
七つの大罪みんなが揃っています。当たり前と思いきや、評価ポイント。
時系列的にはよくわかりませんが、みんなで旅をしている時期でした。
ほら、例えばナルトだとサスケがいない時期とあるじゃないですか。それを危惧していて。
アニメ化部分までだと、七つの大罪みんな揃って旅する時間は存在しないんじゃないかなあって。
なので、みんないるだけで高評価。劇場版バンザイ。

◯王道を映画化しました
七つの大罪は3日後に控える国王の誕生日に料理を贈ろうと食材を集めていた。
しかしご存知我らが団長、ドラゴン・シンのメリオダスは料理が壊滅的に下手!食ったエスカノールはゲロ!
まみれになったメリオダスとホークが身体を清めるために泉へ。すると泉の中は天空の世界に繋がって……!?
メリオダス達が天空の世界へ行くと、すれ違いざまにメリオダスそっくりな天空の世界の住人であるソラーダが地上へ……。

こんな感じ。
そんで、メリオダスがソラーダと間違われる展開が続くんだけど、ドラえもん太陽王みたいですよね。
こっからなんやかんやで魔神族が復活するので、最強キチガイ(ほめことば)集団の七つの大罪が大暴れするお話です。
オリキャラのストーリーラインとしては、ソラーダの成長劇と七つの大罪大暴れですね。
このソラーダ、掟を破りまくりだとか恥知らずだとか、種族の誇りは無いのだとか。父親や周囲からあーだこーだ言われていて。
地上へ逃げた!とバンから言われるんだけど、彼は成長するお話です。バンがいい兄貴キャラに。加点!!
少年が男への階段を登る――なんて書けば王道ですよね。
※ソラーダの声はBBA(代永翼)です。少年声がほんとにマッチングですね。これからパパになることだし、これからも頑張ってね。

◯七つの大罪、強い。
以上です。
……。
バン、神器も無いのに敵に完勝。
ゴウセル、敵の攻撃が一切効かない。
マーリン、あまりのチートに敵が逃げる。
エスカノール「よく倒されに来ましたね」
こいつらマジで手加減しない。
ちゃんと敵の攻撃喰らってるメリオダスは偉いよ。
ディアンヌとキングもまあ、普通に勝ってます。
それにキングは僕の中でヤバイと話題のサンフラワーを使わずに勝利、ナメプですね。

◯劇場版らしい元気玉みたいな展開
七つの大罪の必殺技を一点に集中させて、メリオダスが反射するっていうシーンがあるんだけど。
劇場ゆえの音響に作画だとかっこいいんですよね。迫力がやっぱ違う。
ここでサンフラワーも登場。ヤバかったのはエスカノールかな。
太陽作って、それをドロップキック。笑うよあんなん。

◯特典コミックス
魔神族の時代のお話があるんだけど、原作にまだ登場していない(と思う)四大天使のキャラが!


【賛否両論(オブラート)】

◯敵が弱い
七つの大罪、ONE PIECEで言えば「ルフィ&ゾロ、サンジ級」しかいません。
あっちの映画やテレビスペシャルでも、敵が弱く見えるんだけど七つの大罪は正にこれ。
バンなんて原作でも神器はないし、強化クエストも控えてるのに……どうするんだか。
まあ、勝つのは大前提としても負けるヴィジョンが一切ないのは笑うよねっていう。
敵の格、物語としては重要だよなあって。敵の6騎士、モブ(に近い)もん。

◯上記に尽きる
いやね、ダレるというよりもなんかね。
なんかこう、なんかね(なんだよ)
王道過ぎるってのがあったかも(じゃあどうしたらいいんだよってね。僕は大好きです)

◯味方のクズキャラ
「ソラーダ!どこに行っていた!」メリオダス「人違いなんだけど」「掟を破って」メ「だから」「翼までも失って」メ「元からないぞ」
「一族としての誇りすら捨てたのか」メ「だから」「牢屋に入っとれ!!」メ「飯と酒だけは用意しとけよな」

その後、メリオダスが復活した魔神族を倒す。

「よくやった!さては隠れて修行していたな?息子であるお前とこうして酒が飲めるとはなんとも幸せなことか!!」

なんだこのクズ野郎……。
劇場で笑ってました。まずは謝罪しろよ。しかも終盤まで息子と入れ替わっていることに気付かないし。

終盤のそいつ「メリオダスは魔神族を倒してくれた。そもそも彼の致命傷は私が負わせたもの。だが!魔神族(メリオダス)だけは助けてはならんのだ」

なんだこのクズ野郎……。


【総評】

映画化大成功!

ドラゴンボール&ワンピース映画メソッドを感じる王道!

七つの大罪が好きな人にはおすすめ。大暴れです。

原作を知らない人には……どうなんだろう。あまりフォローされてた感じはありません。

だけど彼らの戦闘がメインなので、オリキャラに専念出来ると考えればアリなのかもしれない(しらない)








ホークの母が混沌の母だと言及されましたね。
原作でもだけど、この手のファンサも評価ポイントでした。

















「銀魂2 掟は破るためにこそある」感想

2018年08月22日 | 映画


見てきました。
いやあ、僕はちゃんと銀魂のことを覚えているというか。
新選組動乱篇、かなり好きなんですよね。なので今回の実写は題材の時点で好き。


そんな訳でネタバレ含む!





【良かったところ】

◯今回も銀魂らしさ全開
実写化という意味では成功の部類だと思います。
前作から雰囲気というか、これぞ銀魂ワールドってのはありましたよね。
今回のギャグ要素は将軍のエピソードを抜粋しています。キャバクラと床屋編。
前者には桂を交えてカツラップをぶっ込むなど、原作読者に向けたファンサもよかったね。
オイイイイイイイイイイイイイ!!はご愛嬌というべきか。

◯アクション頑張ったね
前作よりも確実に進化していると思います。
だいたい河上万斉(窪田正孝)なんだけどね。こいつの時になるとかっこいいBGMが流れてアクションが始まる。
もうスタッフは河上万斉のことを正義サイドだと思っているんじゃないか。それぐらいBGM流してる。
他だと……沖田かなあ。列車の中での切り合いはちゃんと斬られているんですよ。
一方的な殺陣じゃなくて、孤軍奮闘だから。背中を斬られる。地味に好きです。

◯多かったパロディ
語るに及ばず。
トトロ、踊る大捜査線、ミニオン……エトセトラエトセトラ。
トッシー(オタクになった土方)がメインなこともあってセリフも原作にある奴多かったね。
「ヤマトの諸君」「神楽氏!それはDr.スランプのアラレ氏うんぬんかんぬん」「月に変わってお仕置き」
でも「元気玉」はよかったね。いや、クソも元気集めてないんだけどね。単純に僕が元気玉を好きなだけ。

◯だいたい原作どおり
大きな改変は四つ?かなあ。
(1)土方をオタクにするのが妖刀ではなく、脊椎にぶっ込まれたチップ
(2)河上万斉が現場におらず、将軍の暗殺を決行する
(3)桂さん、新選組の反乱分子相手に空を飛んで斬り尽くす
(4)銀さんが河上万斉と戦うためにムロツヨシがネコバスに乗って現れる
これぐらいかなあ。
僕は別に原作と異なっても全然OKなんだけど、嫌いは人はめっちゃキレるからね。
そう考えると、銀魂はかなり原作準拠です。

◯バックナンバーの主題歌良いよね


【賛否両論(オブラート)】

◯アクションシーン、スローしすぎ
悪いことじゃないんだけども。マトリックスのゴリ押しかな?

◯オイイイイイイイイイイイイイ!!
オイイイイイイイイイイイイイ!!現象、再び(原作再現といえばそこまでだけど)
伊東鴨太郎とか土方とか。アオリを食らってる感があるけど、目立ったね。
演技が上手いと思ったのは中村勘九郎、窪田正孝、吉沢亮かな。

◯はしかん神楽
浮いてる感じ。言葉を選ばなければ、こいつ一人だけ場違い。

◯原作どおり故にダレる
これはかなり個人的な意見。いや、シリアスが苦手ですオーラが凄くて。
盛り上がっているのはわかるんだけど、こう、なんか改変がほしかった(わがまま)
ドラマパートが退屈になるというか、魅せ方って重要なんだなあと再認識しました。

◯さっちゃんを出したけど……
というのも将軍キャバクラ編でさっちゃんが原作どおりいます。
そして今回の改変として河上万斉が将軍を暗殺に向かうんだけど、新選組はいません。
これは動乱篇の真っ最中だからで。近藤暗殺派VS我らが新選組の構図だから。
松平片栗虎(堤真一)が追い込まれるんだけど、そこには黒子(御庭番衆とは違うのかなあ)がいて。
まあ、河上万斉に無双されるんだけど、さっちゃんはいないんだよね。
これは文句でもないんだけど、せっかくギャグパートにいたんだからシリアスパートでも出してあげればよかったのに。
尺?あると思うよ(真顔)

◯佐藤二朗を手放したこと
笑いは取れた。画面に映ってる他の役者も笑ってた。だけど今回は滑ってた時間の方が長いかな(個人的な感想)
ムロツヨシももう少しゴリ押ししてたら同じ感想だったかも。


【総評】

やっぱり実写版るろうに剣心はすげえよ。

ってのは本心なんだけど、それはそれとして。

銀魂2、1,800円払う価値はあると思います。

実写化としては成功だと思うし、原作ファンならかなり楽しめます。

ジブリは絶対笑っちゃうしね。

ただ、パーフェクトではないです。まあ、そんなの中々ないけどな!!