yan州を出発した一行は、一路済寧の済北機務段を目指し、街頭が少ない田舎道を進む。
20分ほど走り、機務段に到着。しかし朝早すぎてまだ空いていないので、とりあえず奥の炭鉱に続く専用線の調査に向う。なお自分は炭鉱というものは山の中にあるものだと思い込んでいたが、
ここで初めて平地にも炭鉱はあるという事を知った。
奥の線路に回りこんだものの、使用されなくなって途切れた線路があったりと、あまり成果が得られないまま夜明けとなる。
とりあえず飯でも食べようということになり、踏み切りに近い屋台で朝食を食べた。なお踏み切りは運行計画を把握しているので、情報収集のためにも重要な場所である。
朝食後、再び機務段へ行く。進入するとさっそく前進型を発見したので、近くに停車。早くも一部の人が撮影を開始する。
だが、現場の人が「事務所で許可を得て来い」と言うので、機務段の事務所に向った。
女性の責任者が出てきてしばし交渉。だが、
あなた達の安全が保障できないし、あなた達が構内にいることで職員が集中できず、事故の可能性が増えるので、認めることはできない。以前もドイツ人が来たが、同じ理由で断っている。
との事。ただ
機務段の国鉄線よりの敷地外に踏切があり、そこで撮る分には構わない。職員の気にならないように、あまり固まらず分散すること
規則で拒否してきてはいるが、それなりに友好的な対応だった。
なので、機務段を出て踏み切りに移動する。ここはちょうど国鉄線と合流する三角州地帯なので、国鉄の撮影もする事ができる。といってもローカルな路線なので、ほとんど貨物列車しか通らないが。
まず国鉄線に向けて貨物を運ぶ前進型を撮影。折り返してくるのを待ちつつ、暇つぶしに国鉄線を眺める。
機務段に戻る前進型を撮影し、次の撮影地へ向った。
つづく
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