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Julian 'Cannonball' Adderley/Work Song 

2007-11-12 16:38:44 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しはCannonboll AddereyのWORK SONGです。(正確にはキャノンボール・アダレイ・クインテットのThem Dirty Bluesのワーク・ソングです)
何度も書いてますが、JAZZの録音は一発録りがほとんどで、作品の評価は曲やアレンジより、まず演奏の質で評価される事が多いです。

今回私がこの曲を選んだのは、演奏よりも、好きな曲って事で選びました。
この曲はキャノンボール・アダレイの弟のナット・アダレイ作曲です。
60年代前半を中心に流行したSOUL JAZZの代表する曲として、Art Blakey & The Jazz Messengers の『Moanin’』と、並び有名ですね。(ちなみに両方ともピアノは、以前このブログで紹介したBOBBY TIMMONS です)
タイトルやアーティスト名知らなくても、聞き覚えは必ずあるとおもいますよ

私はこの曲はいつから知ってるか覚えていないくらい、子供の頃から耳にしていて、子供の頃の私にとっての「大人の渋いかっこよさ」の代名詞として、「サントリーオールドのCM&曲」と並んで、印象に残っています。
(なんか両方とも日曜日の夜のイメージですが・・・)
今聞いても、ほんと背中がゾクゾクする位かっこいいです!
断言しますが、hideにとっての、この曲のテーマのメロディーは、古今東西で最も「かっこいい」メロディーだと思ってます。(そりゃ異論・反論だらけでしょうが)
ジャズに興味ない人でも、聴けばこの曲はいい!と、思ってもらえると思いますよ!

Work Songって労働歌って意味ですが、労働歌といえば田植え歌や木こり歌、馬子唄、舟歌などで日本ではソーラン節等になるんですかね・・・?

余談ですが、このJulian 'Cannonball' Adderleyさんは、Jazz史上に燦然と輝く名作、「枯葉 (Autumn Leaves)」収録の『SOMETHIN' ELSE』を残されています。が、実質はマイルス・デイヴィスのリーダー作と言われています。この作品をお持ちの方で、マイルスの棚に入れてる人がけっこういると思います
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 キャノンボール・アダレイ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 サムシン・エルス
東芝 EMI キャノンボール・アダレイ
Amazon.com モーニン  アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
Listen Japan Julian 'Cannonball' Adderley  試聴できます。 傑作レビューあり

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2 コメント

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音盤工房 (活字中毒)
2007-11-12 21:56:42
「ワーク・ソング」というのはアフリカ起源の黒人世俗的音楽形式のひとつです。黒人奴隷が奴隷解放で自由の身になる。でもそれは同時に白人からの目に見えない抑圧を受けることになる。黒人は奴隷解放によって表面的には自由になったけれど、アメリカという国で孤立する立場に追い込まれた。そこからブルースは生まれました。すなわち、ブルースは労働歌から派生した音楽といえます。あの独特なリズム(リフ)はオスティナートと呼ばれ、ジャズやロックでも使われるリズムパターンの反復ですね。長々と書きましたが、恥ずかしながら昔読んだ三井徹さんの『黒人ブルースの現代』という本の受け売りです。「ワーク・ソング」はこのhideさんのブログのルーツでもありますね! ブルースは黒人のダンス・ミュージックなのですから(笑)。
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ありがとうございます! (hide)
2007-11-12 23:22:47
解説フォローしていただき、ありがとうございます!

ブルースのルーツは労働歌にあったんですね!!

ということは、ワークソングが現代のHIP-HOPの根っこでもあるということですね!大変勉強になります!!



そう思うとこの曲のメロディーも更に深みが増してくるような気がします!!

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