本日のライブは
【マレー飛鳥 × 北村 聡 Duo tour2023】-音と呼吸 sound and breath –に参加しました。
マレー飛鳥さんとは初めてです。
ヴァイオリンとバンドネオンの組み合わせはアルゼンチンタンゴですが、
お二人は当然、アルゼンチン音楽とは深く関わっておられます。
今回のツアーは-音と呼吸 sound and breath –ということで、タンゴにとらわれない、
二人の音世界を奏でるとのことです。
しかし、ファーストセットの1曲目はタンゴの「6月の歌」から始まり、
3曲目迄はタンゴでしたが、ヴァイオリンとバンドネオンが奏でる音世界は独特の音色があり、
何ともいえない、共鳴感が響いてきます。
4曲目からは飛鳥さんと北村さんとの関わりあいのある、
狭間美帆、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、ビクトル・ラバジェンから
楽曲提供を受けての演奏は、色々な要素があり、転調を繰り返して、
現代音楽風であり、ジャズテーストもあり、様々な音が聞こえてきます。
特に狭間美帆さんの提供曲はお二人の全霊が鋭く伝わり、息をのむ音世界でした。
タンゴの領域にとらわれない、
飛鳥さんの力強さとしなやさかを兼ね備えたの美しいヴァイオリンと、
北村さんの柔らかさと繊細な音色に魅了されるバンドネオンの音が
シンクロして美しい景色を見せてもらいました。
アンコールは飛鳥さんの多言語プロジェクト (Multi-cultural Music Projects for Peace)との
「Earth Turns Eternal」で締めくくりました。
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