▲ワット・タイラーの死を描いた中世の絵画
●イギリス(プランタジネット朝)
Peasants' Revolt: During further negotiations, Wat Tyler is murdered by the King's entourage.
一味(いちみ)排除だ ワッと行け。
1381年 ジョン=ボール 「誰が領主であったか」
ワット=タイラーの乱
イギリス
百年戦争中のイギリスで農民たちは、領主による賦役復活などの封建反動に直面すると、ワット=タイラーを指導者に農奴制の廃止などを要求して蜂起。
ウィクリフに共鳴したジョン=ボールは“アダムが耕しイヴが紡いだとき、誰が領主であったか(When Adam delved and Eve span, who was then the gentleman?. )”と農民を扇動した。
このワット=タイラーの乱後、農民の自由化は前進し、ヨーマンとよばれる独立自営農民が急増した。
《宗教改革の先駆》
14世紀後半、イギリスのウィクリフは教会の退廃と聖書主義を唱え、聖書を英訳して民衆にその思想を広め、ワット=タイラーの乱にも影響を与えた。
宗教改革の先駆をなしたウィクリフは〈初(ウィ)クリフ〉!
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