占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

鑑定から死を推命できるか?

2013年07月04日 17時36分06秒 | Weblog

先日、知人がなくなりました。

脳血管の破裂でした。

丙庚壬丁

戌申寅未

大運 戊戌

歳運 癸巳

我が身庚金は身弱にて比肩劫財と印星の助けが必要です。

我が身の真下の申は妻の位置、同じ五行の金星ですが、

申寅のチュウで寅(木)を剋して少し弱まります。

この方は妻にはあまり恵まれませんでした。

               ・

用神は比肩の庚金、偏印の戊土。

悪神は火と水。

                ・

さて、大運を見ると、偏印の戊が廻り庚金を生じる最高の10年のはずですが、

なぜ、死に至るような最悪の年となったのか?

                ・

まずは年支の未と時支の戌が大運の戊戌と会い、

土生金ではなく火土同根から圧倒的に天干の丙火丁火を強めたことによります。

                ・

火が表す体への象意は血液、心臓です。

火旺による脳血管への影響と考えることが妥当でしょう。

                ・

ただ、考えなければいけないことは、

これらの悪い廻りと象意が、死に至るほどの影響を与えるのかということです。

さらに、身近にいた知人なのに、占い師たる私は、

このことを推命できなかったことでした。

火旺であったとか、大運に戊戌が廻っていたとかはあとづけです。

これからの吉凶を当ててこそ占い師です。

これが今後、さらには永遠のテーマのように思います。


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