占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

中村勘三郎さんの四柱推命、安らかに・・

2012年12月05日 11時24分12秒 | Weblog

突然の死のようですが、暗示がありました。

中村勘三郎さん

昭和30年5月30日生まれ(時間不明)

×辛辛乙

×卯巳未

大運 49~58歳 丙子

年運 H24年   壬辰

               ・

この方の日干・月干はともに辛金、年干は乙木で天干すべてが陰干の上、

通根なく月令も得ていませんので身弱です。

このように陰干多く身弱な方は同僚や目上、知人からの援助が多く、

友達やファンに恵まれます。

中村さんもそんな方のようです。

               ・

原則、辛金の用神は壬水で、大きな水の中で輝くとされています。

五行の相生の原則では土生金で戊己土が偏印・印綬で金を生じますが、

デリケートな辛金は土で汚されることを嫌うとともに、

土が旺じて埋金となって世に出られないこともあり、五行の相生は凶となります。

また、月支に巳(火)があり、強く日干を剋しています。

                ・

生まれ月が巳月5月で初夏となり官星である巳に剋され

辛金は暑くて水を欲していますが、命式中には水星はありません。

従って、この方の用神は壬癸水、悪神は金と土と火です。

               ・

さて、大運では今年までが丙子で巳月の暑さの上に最強の丙火で焼かれています。

年運は壬辰でよいのですが、昨年は辛卯で、

ご自分のふたつの辛に年運の辛が加わり、金星が旺じています。

元来、金星は肺を意味しますので、肺の疾患には注意を要したのです。

旺じた金、辰未の土、壬子の水。

金・土・水が重なって起こす悪影響は癌です。

食道癌から肺への疾患の兆しは昨年(今年の2月3日まで)からあったのです。

               ・

今夏になって暑さで病状悪化、

秋になりさらに金が強くなって肺に障害が及び、乗り切れなかったと見ます。

ご冥福をお祈りいたします。

ちなみに私もこの方と同い年、わずか1か月違いです。


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