占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

坂本龍一氏、がんを克服できるか?

2014年07月12日 15時29分48秒 | Weblog

我々の世代にとっては、YMOで一世を風靡したアーチスト。

中喉頭がんが見つかり、今後は治療に専念するとのこと。

坂本龍一

1952年1月17日生まれ、62歳

/壬辛辛

/戌丑卯

壬水の日、丑月生まれ。

我が身壬水は月令を得ず、通根もなく身弱です。

丑戌2つの土に剋され、卯木に漏らすことで壬水は弱っています。

しかし、年月の天干が辛で、無いよりは良い程度に壬水を助けています。

(大運)

辛丑

庚子

己亥

戊戌 1975~1984年 ‘78年YMO結成、‘83年「戦場のメーリークリスマス」

丁酉

丙申

乙未 2005~2014年 現在

甲午

癸巳

壬辰

大運では乙未の最後の年にいます。

この方は、生まれ年から現在までに、助ける5行である金か水があることが多く、

4旬目に戊戌で土土が廻り、次に現在の大運が乙未で2回目の苦難の10年です。

しかし待てよ、1回目の戊戌は23~32歳までの時で、

1978年にYMOを結成してその年に「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」が大ヒットし、

1983年には「戦場のメーリークリスマス」が大ヒット。

すべて戊戌の大運の中での出来事です。

この方の身弱の状態ではこうはゆきませんね。

                   ・

そこで時柱を推測。

戊戌に対抗できるには、弱った壬水を強くするために、金か水を持ってこなければならず、

壬水の場合では庚子(11~1時生まれ)が最強です。

庚壬辛辛

子戌丑卯

これで壬水には子の根ができて、庚金から水が供給されて、強い壬水ができました。

戊戌には剋されるものの、社会運(偏官・正官)と考えれば活躍できたと考えられます。

                   ・

さて、中喉頭がんを告白した今は乙未の大運です。

金が旺じて水が強く、人生で2回目の土の12支が巡ってきている時に

注意しなくてはならないのがガンでした。

1回目の戌は23~32歳と若く、ガンの脅威にも負けませんでした。

                  ・

(年運)

2005乙酉 2006丙戌 2007丁亥 2008戊子 2009己丑

2010庚寅 2011辛卯 2012壬辰 2013癸巳 2014甲午

年運では昨年までの4年間は十干、12支のどちらかに水か金が廻っています。

それ以外では2006丙戌、2009己丑に水金がありませんので、この年は体調不良、事故

仕事の不振などがあったのかと考えられます。

そして60歳を越えて、今年が大運の中でも味方の五行がなく、

甲木に漏らし午の火を剋して消耗する年にあたります。

                   ・

2014年、大運は最後の乙未で年運が甲午、この年にガンが発症しましたが、

2015年は大運の切り替わる年で甲午に入りり、年運は乙未です。

乙より強い甲木に漏らし午火を剋し、さらに年運は乙木と未土。

しかし、この方の命式は金水5点で木土が5点、中庸を保つバランスの良い命式です。

ご自分の宿命を信じて、ぜひ乗り切ってもらいたいものです。

 

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