占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

珍しい命式、従殺格にもう一歩

2013年01月11日 09時17分11秒 | Weblog

現在48歳の、ある男性の命式です。

壬癸甲甲

戌卯戌辰

大運 己卯

年運 壬辰

 

天干は水星と甲木の2種類、

十二支は土と木の2種類、

四柱八字では水以外は、木と土だけです。

官星(木)と食傷(土)でともに攻撃されるか漏らすかで、

日干は消耗するばかり。

時柱の壬が木か土であれば「従殺格」という外格です。

                ・

外格の場合は徹底して格の宿命に従えば良いのですが、

この方のように外格崩れが扱いにくく、

外格の性格を受けながらも徹底できないという、

中途半端な宿命を一生負わなくてはならなくなります。

                ・

事実、この男性は一般的な方とは違う特殊な印象と考え方で、

これまでの事象を検証しても、特殊な経緯が多いように思われます。

私の印象としては、

・話す声が小さい

・これまでおつきあいしてきた女性の多くが精神障害を持つ

・結婚相手が精神障害者であった(離婚)

・ヘビースモーカーで大飲酒

・飲むと自分を失い、何を言ったか忘れる(ほぼ毎回)

・忘れた時に暴言を吐く、また外出したことを覚えていない

・辛いことから逃避したいという逃避癖がある

・死ぬことを怖くないと考える、自暴自棄な面がある

これらの中には誰もがそう考えたり思ったりすることがありますが、

この方は顕著な面が見えるので、あえて書きました。

                  ・

この男性の鑑定は、

・バランスが悪い偏った命式の場合は中庸を求めずに、偏った五行を用神とする

・すなわち金生水ではなく、土と木が用神

・悪神は水と金

                  ・

事象を検証しながら、鑑定をもとに今後の人生を推命してゆくことがもっとも肝心です。

48歳以降の仕事、健康、異性運などは、

難しいケースなので、じっくり考えてご指導する必要があると思っています。