紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

仕事?趣味?

2018年02月15日 | イイ建築・家具の話

先週末の3連休。土日を一生懸命働いて月曜の祭日をお休みさせていただきました。

そうなると、やはり建物見学に出かけるのが私の常であります。家族がついてきてくれたり、くれなかったりもありますが、気にせず元気よく(笑)

《そうそう、奥様と子供たちは買い物とか、公園とか。僕は建物見学。後で合流というパターンもありますが、うちの子供たちも建物見学はそれほど嫌なわけでもなく、結構ついてくるんですね。実はイヤイヤかもしれませんが(笑)》

その点和歌山市というのは比較的ありがたく、関西圏でありますから、京都や奈良、大阪・神戸、足をのばして滋賀と、文化歴史が豊かですからもちろん建築探訪にはもってこいであります。

月曜日は奈良へさらっと。

奈良公園に行って、子供は鹿と遊ぶ。僕は建築と遊ぶ&神様におまいりで楽しんできました。有名な建物はもちろんですが、それほど気合を入れて納めていない部分でも、何気ない部分にも色々と勉強になることはあります。つくり手(大工さん職人さん設計者など)が、色々と現場で考えたんだろうな〜、この人達はあの建物のこういう部分を真似したんじゃないだろか?などと想像すると非常に楽しく、純粋に「やるな〜〜負けるわ〜」という部分は、素直に僕もまた真似をさせてもらいます。

あのお家のあの部分、ここの建物のようにしたら良いんじゃないか?とか、外観がこの手法を取り入れるとうまくいくな。なんて事も結構ありますから、仕事にダイレクトにつながります。レベルアップですね。

そうそう、どんな所を見てるかなんて、年明け後にチラチラと見てきた建物の部分を少しご紹介いたしましょう。

お庭、石と砂利と土の部分を分けるやり方。石を積んだり、竹を使ったり、すぐさま真似できるわけで非常にお勉強になります。

こんな雨樋美しいですね〜。実現するのはコストがかかるけど、良いもの知っているのは財産です。隣のエアコンの配管カバーは何とかしたい所ですが。まあ仕方ない所もあるんですよね。

こういうナナメの天井はやっぱり好みであります。

手すりが美しいですね。壁から出てる手すり受け金物などが非常に参考になるわけです。

文句なしに美しい坪庭。凄いですよね。

美術館とかはやっぱり凄いから、ゴミ箱まで美しいんです。

出張中の街歩きでも、色々と気になる建物を探してます。外壁の左官壁と板壁の取り合いが面白いですね。

最後に、大きな建物ではよくありますが、コンクリート打ち放しの型枠を板にしたやり方。コンクリートに木目が浮いて美しくて、温かいですね。

まだまだありますが、まあこの辺で。

近々奈良市でみたい建物が二つ。来月中には見学したいですね〜。

こうなると、仕事じゃないですね。やっぱ趣味なようですね(笑)学生時代なんて別に建物好きじゃなかったんですがね。一生懸命仕事をしているうちにこうなっちゃったんですね〜。

はい。では今日はここまで!

また次回〜。

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

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2 コメント

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お~~ (タッキー)
2018-02-17 19:15:17
hiroさんの建物探訪いいですね!
京都や奈良を気楽に訪れられるってうらやましいです

新しい建物の工夫も素晴らしいものがありますが、古い建物には歴史ってモノがありますものね~

階段手すり、写真が横を向いてるので最初ベンチかと思いました・・・笑

趣味と仕事・・・自分もなんだか曖昧です
っま、そんなもんでしょ~笑
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Unknown (hiro)
2018-02-20 18:28:41
ほんまですか。ありがとうございます。確かに関西は恵まれておりますね〜。
あっと、90度回転してますね。
そうですね〜。趣味にしなきゃやってられない所もありますよね〜
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