僕がリハビリテーションをやっているのは先に報告しました。
初めは「リハビリ何て」と少し軽く扱っていたのかもしれません。
それとも手足を器械体操のような器具を使って、
無理やり動かしたりするものと思っていました。
違いました、僕の考えは見事に外れていたのです。
脳梗塞で傷ついてしまった脳は二度と回復しないのです。
だったらリハビリをしても効果なんか無いじゃないの？
機能が回復するなんてありえない、そんな無理な。
その考えが間違っていたのです。
実際に僕の或る一部の機能が回復しました。
忘れられていた機能が本当に回復したのです。
自分でも驚きでした。信じられませんでした。
僕の機能を回復に努力された二人のセラピストには感謝の気持ちでいっぱいです。
コップ一杯の水を一息で飲むことが出来た時は、
担当の女性セラピストは涙を浮かべ鳥肌を立てておりました。
それを見た僕は自分の変わりように嬉しくなり貰い泣きしそうでした。