京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『四月になれば彼女は』

2024-03-31 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「四月になれば彼女は
□監督 山田智和
□原作 川村元気
□脚本 木戸雄一郎、山田智和、川村元気
□キャスト 佐藤 健、長澤まさみ、森 七菜、仲野太賀、中島 歩、竹野内 豊、ともさかりえ

■鑑賞日 3月25日(月)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 劇中で「50年一緒に居ても未だにわからないことがある。」と老婦人が語る。
 それは一つのヒントになっているのかもしれないし、重い言葉なのかもしれない。

原作は未読ながら、この映画は愛することの難しさ、愛し続けることの難しさ、
愛の重さに逃げ出してしまいたくなる衝動すら覚えてしまうということ。
10年前の恋人との別れ、結婚式間近の同棲している恋人。
別れた10年前の彼女からの手紙が、不思議な今の彼女との接点と、
本気で今の恋人を愛そうとする男の苦悩と葛藤を描いている。
愛情の変化よりは、同じ人を愛して流れた時間の記憶を辿る旅。
想い出は多くの写真ともに過ぎた時間を巻き戻してくれる。
しかしながら、その写真を撮った彼女は今はこの世に居ない。
大切な人を失わないためにも彼女の元へ走る主人公。
主人公は精神科医。人の痛みや苦しみを和らげる手伝いは出来たとしても、
自らの精神鑑定は難しいのかも・・・。
少し時間軸がブレていて少し理解するのに困惑した作品かもしれない。
森 七菜チャン好きだけど、最近彼女らしい作品が無いのがちょっと寂しい。
あと、仲野太賀クン、太った(笑)? あるいは太らせた?

そう言えば、先日TVで高校教師がクイズに挑戦していたのを見たとき、
生徒へのインタビューのひと言が面白かったし、的をついていた。
「自分の専門科目は詳しくてもそれ以外は頼りない・・・。」と。

 恋愛においても、ちょっとニュアンスが違うかもしれないが、
 「灯台下暗し」はあるあるかも。


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