□作品オフィシャルサイト 「人生は、美しい」
□監督 チェ・グクヒ
□脚本 ペ・セヨン
□キャスト ヨム・ジョンア、リュ・スンリョン、パク・セワン、オン・ソンウ
■鑑賞日 11月7日(火)
■劇 場 ヒューマントラストシネマ有楽町
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
2009年に有楽町イトシアが出来、新たに改名してオープンした
ヒューマントラストシネマ有楽町。オープンして14年目になるのですが、
映画好きの僕が初めて訪れた映画館でした。
夫・息子・娘にややうんざりしてきた専業主婦に、余命2カ月の宣告。
一度も誕生日にプレゼントをもらったことのない夫に対し、
今回の誕生日プレゼントとして、初恋の再会を願い出た。
限られた妻の残り時間に夫も必死になって妻の初恋の相手を探す。
誰しも余命に2カ月の宣告を受けたら、やはり会いたい人に会いたいと
思うことは、決して不思議なことではないだろう。
現実問題として、所在が分かっていれば簡単な話かもしれないが、
この映画では同じ学校だったということだけで。
ま、ストーリーは面白可笑しく、しかもミュージカル仕立てで進行する。
韓国語でのミュージカル的映画はあまり好みではなかったが、
全編使用される曲調は日本人にも受け入れやすい音だと感じだ。
必死で探し出して再会を喜び、そのことで人生を振り返り、
重ねてきた夫との愛情、子供たちとの想い出に感動する部分もあったのだが、
ただ、涙がこぼれるほどの感動は残念ながらなかった。
ちょっと期待外れでした。