京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『Dr.コトー診療所』

2022-12-24 | 邦画

□作品オフィシャルサイト 「Dr.コトー診療所
□監督 中江功
□脚本 吉田紀子
□原作 山田貴敏
□キャスト 吉岡秀隆、柴咲コウ、時任三郎、大塚寧々、高橋海人、
      生田絵梨花、蒼井優、神木隆之介、伊藤歩、堺雅人、富岡涼

■鑑賞日 12月17日(土)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の16年ぶりの続編となる劇場版。
少しばかり時間が経ってしまったが、当時テレビは欠かさ観ていた。
どこまでも自分の命より患者(ここでは島民)の命を大切にするコトー。
最後のオチに寄せるには、やはりこのストーリーは仕方がないところ。
コトーの生き様という点ではきっと涙を誘うだろうストーリーなのだが、
やけにコトーの懸命さが逆に活きていないように感じた。

コトーと彩佳の子供。
生きて子に会いたいという気持ちは夫として当然だと思うが、
その気持ちを押し殺してまでも、そして周りの人間もそれを救えないというのは、
ちょっと理解し難いもの。
自然災害という設定だけど、もっとそれを打開すべくヒーローを用意して、
最後はコトーに子供を会わせてあげて天に召される方が涙を誘うだろうに。
或いは子供が立って歩いて行く先にコトーの診察着や聴診器、
あの草鞋を掴むみたいな方が自然な終わらせ方だったように思えるし、
その方が感動の度合いと余韻も大きかっただろうに。
あくまで私感の範疇ですが・・・。

コメント (1)
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