
「紙飛行機」
毎朝届けられる新聞に目を通してしていると、時々掲載されている広告に目がとまり心が温められます。
雨の降る中、両手でしっかりと赤ちゃんを抱えて歩いている若い母親に、女子高生が傘を差し出している写真の中に、こうフレーズが書き添えてあります。
「こころ」は
誰にも見えないけれど
「こころづかい」は
見える
「思い」は
見えないけれど
「思いやり」は
だれにでも見える。
困っている人を見て見ぬ振りをするのは、あたかも「気付かなかった」と捉え、誰も傷付かないように見えます。
でも実は、見て見ぬ振りをして通り過ぎていった私の中の「良心」が一番傷ついているのではないでしょうか…。
いじめによる自殺が後を絶たない悲しい事実を日本の社会は抱えています。
他国に比べ、物が溢れ、生活環境にも恵まれすぎているこの国に欠けてしまっているのは、目には見えない心を大切にし合う行為だと思っています。
それぞれがそれぞれの生活環境のなかで、だれにでも見える「こころづかい」や「思いやり」を、良心のままに渡してみてはどうでしょうか。
Cuore通信Vol.52 発行いたしました。
今回のテーマは、『冬の健康管理』です。
是非、参考にしてみてください!!
毎朝届けられる新聞に目を通してしていると、時々掲載されている広告に目がとまり心が温められます。
雨の降る中、両手でしっかりと赤ちゃんを抱えて歩いている若い母親に、女子高生が傘を差し出している写真の中に、こうフレーズが書き添えてあります。
「こころ」は
誰にも見えないけれど
「こころづかい」は
見える
「思い」は
見えないけれど
「思いやり」は
だれにでも見える。
困っている人を見て見ぬ振りをするのは、あたかも「気付かなかった」と捉え、誰も傷付かないように見えます。
でも実は、見て見ぬ振りをして通り過ぎていった私の中の「良心」が一番傷ついているのではないでしょうか…。
いじめによる自殺が後を絶たない悲しい事実を日本の社会は抱えています。
他国に比べ、物が溢れ、生活環境にも恵まれすぎているこの国に欠けてしまっているのは、目には見えない心を大切にし合う行為だと思っています。
それぞれがそれぞれの生活環境のなかで、だれにでも見える「こころづかい」や「思いやり」を、良心のままに渡してみてはどうでしょうか。
Cuore通信Vol.52 発行いたしました。
今回のテーマは、『冬の健康管理』です。
是非、参考にしてみてください!!
下伊那赤十字病院の産科・小児科医師の確保を求め、2006年2月、会を発足し、地域の皆様からいただきました5万筆の署名を携え各方面への陳情・請願を行い、身近に感じられる総合病院の大切さを様々に伝えてきました。
今年9月から下伊那赤十字病院の産婦人科に常勤医師が着任されることで、私たちの会が当初、署名活動に用いた文書に記した内容に、一定の答えが出たことになります。
署名活動の際に筆をお寄せいただきました皆様、平素よりそれぞれのお立場で、これまでご支援いただきましたことを心より感謝申し上げます。
今後の会の活動としまして、下伊那赤十字病院の分娩再開が一日も早くなされることに願いを持ち続けるとともに、出産・育児に意識を置き、医療の大切さを学び続けてきた住民としての立場で、情報発信を中心に活動の場を広げていけたらと考えています。
また、医療の偏在は地域の衰退を招くと考えます。
この地域で暮らしていけるための安心を子どもたちに手渡したい、という思いを大切にこれからも地域の医療のあり方を見つめていきたいと思います。
会発足当初より毎月発行して参りましたこの情報誌ですが今後は、内容を厳選していく上で不定期にて発行してまいります。
目には見えない大切なものを感じ、繋がりあった関係で成り立つ社会のあり方をこの活動を通じて知りました。
自分を守ることは、執着を生み、自分自身を苦しめる結果を招きます。自分を認め、他者を認めることで大きく成長できる。
個人においても、企業・団体・組織においても同じだと思います。
「諦めない」
そのことで大きな心の財産を得ることができました。
下伊那赤十字病院から
~産婦人科医師着任と課題~
下伊那赤十字病院 事務局長 佐藤和仁
当院は8科(標榜10科)を持つ小規模公的病院(112床・・・一般66・療養46)として地域医療に取り組んでまいりました。全国的な傾向でもある医師不足のため、日赤病院の特色でもある分娩を休止して4年が経過するなか院長を中心に医師確保に奔走し、ようやく9月より産婦人科医師「施 顯璋(しーけんしょう)先生・52歳・信大卒」が着任することになりました。療養環境の整備や医師の複数化など課題はありますが分娩再開への道が開かれたと確信しております。
『心あるお産の会』の皆様には、当院の産科に高い評価をいただき分娩休止が決定したときから医師確保について積極的な提言や助言をいただきましたが、何よりその行動力と継続性には眼を見張るものがありこの熱意に後押しされたことも一つの要因となり、独自に交渉を重ねようやく医師着任に結びついたと思います。
国の医療行政は、医師不足を補うために医師を供給する大学の意向を受けた集約化による医療の効率化(医療提供する側の論理)が優先され、本来の姿である地域に偏らない公平で平等な医療を提供するための施策に欠けている様に思われますがこれが、そんな中でも病院を維持運営する使命があると考えております。
産婦人科の診療領域では住民の半数である女性が対象であり、検診を含む婦人科疾患の充実を優先に早期に分娩再開に向け施設整備(機器の整備・看護体制など)を進めてまいります。
4月以降も大学からの派遣を継続し常勤医師の複数化も含めた一層の充実を図ってまいります。又、入院についても常勤化により婦人科疾患(手術)の方もご利用いただけることになります。
当院は医師数も少なく先進的な高度医療の設備もありませんが、「身近でいつでもかかれる地域の病院」としてプライマリーケアを中心に、医療・介護・福祉の複合施設として引き続き地域医療の充実に努めます。
プライマリーケアとは・・・すべての患者が最初にかかる門戸として働く保健医療従事者による保健医療活動のこと。
2010年9月23日発行 心あるお産の会
今年9月から下伊那赤十字病院の産婦人科に常勤医師が着任されることで、私たちの会が当初、署名活動に用いた文書に記した内容に、一定の答えが出たことになります。
署名活動の際に筆をお寄せいただきました皆様、平素よりそれぞれのお立場で、これまでご支援いただきましたことを心より感謝申し上げます。
今後の会の活動としまして、下伊那赤十字病院の分娩再開が一日も早くなされることに願いを持ち続けるとともに、出産・育児に意識を置き、医療の大切さを学び続けてきた住民としての立場で、情報発信を中心に活動の場を広げていけたらと考えています。
また、医療の偏在は地域の衰退を招くと考えます。
この地域で暮らしていけるための安心を子どもたちに手渡したい、という思いを大切にこれからも地域の医療のあり方を見つめていきたいと思います。
会発足当初より毎月発行して参りましたこの情報誌ですが今後は、内容を厳選していく上で不定期にて発行してまいります。
目には見えない大切なものを感じ、繋がりあった関係で成り立つ社会のあり方をこの活動を通じて知りました。
自分を守ることは、執着を生み、自分自身を苦しめる結果を招きます。自分を認め、他者を認めることで大きく成長できる。
個人においても、企業・団体・組織においても同じだと思います。
「諦めない」
そのことで大きな心の財産を得ることができました。

~産婦人科医師着任と課題~
下伊那赤十字病院 事務局長 佐藤和仁
当院は8科(標榜10科)を持つ小規模公的病院(112床・・・一般66・療養46)として地域医療に取り組んでまいりました。全国的な傾向でもある医師不足のため、日赤病院の特色でもある分娩を休止して4年が経過するなか院長を中心に医師確保に奔走し、ようやく9月より産婦人科医師「施 顯璋(しーけんしょう)先生・52歳・信大卒」が着任することになりました。療養環境の整備や医師の複数化など課題はありますが分娩再開への道が開かれたと確信しております。
『心あるお産の会』の皆様には、当院の産科に高い評価をいただき分娩休止が決定したときから医師確保について積極的な提言や助言をいただきましたが、何よりその行動力と継続性には眼を見張るものがありこの熱意に後押しされたことも一つの要因となり、独自に交渉を重ねようやく医師着任に結びついたと思います。
国の医療行政は、医師不足を補うために医師を供給する大学の意向を受けた集約化による医療の効率化(医療提供する側の論理)が優先され、本来の姿である地域に偏らない公平で平等な医療を提供するための施策に欠けている様に思われますがこれが、そんな中でも病院を維持運営する使命があると考えております。
産婦人科の診療領域では住民の半数である女性が対象であり、検診を含む婦人科疾患の充実を優先に早期に分娩再開に向け施設整備(機器の整備・看護体制など)を進めてまいります。
4月以降も大学からの派遣を継続し常勤医師の複数化も含めた一層の充実を図ってまいります。又、入院についても常勤化により婦人科疾患(手術)の方もご利用いただけることになります。
当院は医師数も少なく先進的な高度医療の設備もありませんが、「身近でいつでもかかれる地域の病院」としてプライマリーケアを中心に、医療・介護・福祉の複合施設として引き続き地域医療の充実に努めます。
プライマリーケアとは・・・すべての患者が最初にかかる門戸として働く保健医療従事者による保健医療活動のこと。
2010年9月23日発行 心あるお産の会