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ゆらゆらと自己の研鑽に取り組むのがテーマ

ジャンプ感想 5・6号

2005-01-05 02:25:21 | ジャンプ感想
新年明けましておめでとうございます☆
今年もよろしくお願いしますね。 

それにしても火曜発売とはウラをかかれましたね。何度もコンビニを探して労力を相当使ってしまいました。といっても2・3度ですが・・・

正月であまり外に出る気力が無くなっている時に、これは大変でしたね。

正月はやはりこたつでのんびり過ごすのがいいです。
正月をゆっくり過ごせるうちに、大いに楽しんでおきたいと思います。



さてさて、買ってきたジャンプを開きまして・・・・



・・・・・・




またハンター載ってるYO---!!!!



新年早々これはいけません。

不吉です。


せっかく引いた「中吉」のおみくじ効力がかき消されてしまった気分です。



【ブリーチ ☆☆☆】

オールカラー!?
すごいですね。以前久保先生が「何か考えています」と言っていたのはこのことだったのですね。

しかし最近のジャンプ編集部のブリーチプッシュはすごいですね。
久保先生もバリバリに働いてます。

ゲームも出るようですが、写真を見た限りではクソゲー臭がぷんぷんします。
キャラ数の少なさが駄目なのでしょう。


表紙
相変わらずオサレな服を着たキャラが描いてありますが、
なぜか主人公チームの中に恋次君がいらっしゃいますね。久保先生の中ではもうレギュラーなのでしょう。


そして完全にスルーされているヘタレメガネの石田君。
これは久保先生が忙しさのあまりうっかり描くのを忘れてしまったわけではありません。

要するに石田君はこれからの展開に必要のないキャラであるであるということです。
ダービッツ(東仙隊長)に一撃でやられたのが最後の見せ場でありました。

これから石田君が登場することはありませんが、まったく支障はありませんね。
石田君よりずっと魅力・実力のある隊長・副隊長さんたちがたくさん仲間に入るはずですから!


・・・・というか、この紙袋で作ったお面はなにを意味しているのでしょうか?
これから銀行強盗にでも行くのでしょうか?
よくみるとテーブルに紙で作った札束のようなものもあります。
これは銀行員を脅して手に入れた札束をカバンに詰め込む手順の確認をしていたということですね。

そしてこの絵にかかれている煽り文句はこうです。


ふとした瞬間、煌く 俺の、私のColor・・・ それはきっと生き方そのもの。



・・・・・・





久保先生のオサレ具合には頭が下がります。




え~本編ですが19ページを使って描かれた事といえば・・・・



一護が卍解「天鎖斬月」を出しました。



・・・・・以上です。


まああと印象に残ったことといえば、

見開きを使って、突然後ろを向いて煙が晴れるのを待っていた一護に失笑を禁じえなかったことくらいでしょうか。


【ワンピ ☆☆☆】
仲良くなったウソップ・フランキー
これでウソップが仲間に戻る、フランキーが仲間に入る、というフラグが立ちました。

フランキーの言う解体がどんなものか分かりませんが、普通に壊すわけじゃないでしょう。
うまくメリー号のいい部分を残して、もう使えない部分を解体するのでしょうか?

まあそんなことよりはやくサンジくんがお話に絡んできて欲しいです。

【ナルト ☆☆】
カカシ編の最終話です。

一応ラスボスの敵との戦いのシーンなのにページが少なすぎます。
ちゃんと千鳥が決まる瞬間を描いてくれないと、オビトの仇をとったという気分になれません。

あとカカシが、オビトがリンに気があったということを告げるシーンがありましたが、これはない方がよかったかなぁ、という気がします。
オビトの(結局・・・告白・・・出来なかったなぁ・・・)
だけで十分だったんで。


カカシ編、最初はよかったんですが、終盤ページが足りなくなって詰め込みすぎたのが響き、いまいちな印象になってしまいました。残念です。


【リボーン ☆☆☆】

「んじゃはじめるぞ」
「だめです足しびれました~っ!」

のハルはとてもかわいいですね。
これだけでリボーンは読む価値があると、個人的にはそう思っております。


【読切 スベルヲイトワズ ☆☆☆】

久しぶりの森田先生の作品です。

お体の具合はもうよろしいんでしょうか?

ルーキーズを毎週楽しみにしていたのに打ち切られて本当にがっかりしたのですが、こうやって61ページも読切でもらえるところをみると、またいつかジャンプに帰ってくる日も近そうです。

私は森田先生の画力は、デスノートの小畑先生を上回ると思っています。
小畑先生の絵は普通に美しいですが、動きを描くのが少し苦手かなと思います。
まあ小畑先生はヒカルの碁やデスノートのように激しいアクションシーンがあまりない漫画を描いているのでそれほど問題ありませんが、テニス格闘という非常に動きの画が重要な漫画を描いているのにもかかわらず、全く画力が追いついていない某先生はうわなにをするやめろ


内容の方ですが、お笑いという漫画にするのは非常に難しい題材でよく頑張っていたと思います。
これで連載するのはきつそうですが・・・

ギター侍の顔は、とてもやな奴のキャラに適している事がわかりました。


【かってんぐわーの王子様 ☆】

大変です。


沖縄の比嘉中は、全員超神速の移動術、「縮地」を修得しているそうです。


あとは天剣を身につければ「瞬天殺」の完成ですね。


あの人斬り抜刀斎の神速を超える速さを、沖縄の中学生は何人も体得しているのです。

もちろん中学生でこれですから、高校生や大学生ともなればこれを遥かにこえた移動術を使えるはずです。
おそらく水上で片方の足が沈む前に次の足を出すと沈まないで水面を走れる理論を用い、水面を駆け回っているのでしょう。沖縄に来た観光客がこれを見て悔しがり、なんとか自分達も水上を走りたいと思った結果水上スキーが生まれたというのは有名な逸話ですね。


縮地についてベンチに正座で座っている高齢者のかたが、なにやらつぶやいております。
もちろんこれは単なる痴呆老人の独り言であり、けっしてテニス部員に対する助言などではありません。

助言ならば、わざわざ既に4敗していて、チームの勝ちが消えている時に言っても意味がないからです。
最初に縮地を見たときに教えてあげるのが、指導者としての当然の行為ですよね。


何度も見ているうちに「あっ!これ縮地だ!!」と5戦目にしてようやく気づいたのかも知れないじゃないか!とお思いになる方もおられるかもしれませんが、このおじいさんの発言内容をよく読んでいただければお分かりになるかと思います。


彼の縮地理論はこうです

「沖縄武術などで相手に悟られず接近する方法。地面を蹴って走るのではなく、地球の引力、つまり自然落下を使ってむしろ早く歩く。分かりやすく言うと一歩でまたぐ感じ。それなら初動が全く相手から見えず頭の位置が変わらないので一瞬でネット際に現れたような錯覚を起こさせる」



・・・・・・




「地面を蹴って走るのではなく、地球の引力、つまり自然落下を使ってむしろ早く歩く」




・・・・・・・・・・












「地面を蹴って走るのではなく」







「地球の引力、つまり自然落下をつかってむしろ早く歩く」





なるほど、地面を蹴って「走る」より早く「歩く」ことが可能なんですね!

しかもネット際に「自然落下」するというやりかたで!!

自然落下というものが自由落下と同じものなのか別のものなのか、というのはよく分からないのですが、
同じと考えた場合、引力だけの力で落下することを指しますよね。
もちろん空気抵抗なども受けない状態です。


つまり、比嘉中の皆さんは足元を真空状態にしてさらにネット側へ重力の方向を捻じ曲げるという大技を使っているということです。
そうすることで初速度が0の状態からでも地面を蹴って動くよりも速く動くことが出来るというのです。


正月早々やってくれますね。許斐先生は!!

こんなことを正気の人間が言うはずがありませんので、このおじいさんはボケていて独り言をつぶやいている、と断定できます。


しかし・・・


物理学者に明らかに喧嘩売ってますよ。これは。
ボケ老人の戯言という設定で話されていなければ、出版できなかったでしょう。




しかしちょっと待ってください。この台詞をもう少し深く読み取っていくとこんなことが分かります。
これは世間一般に広く信じられている、いわゆる常識というものもまず疑ってみようじゃないか!という許斐先生の新年のメッセージであると私は考えます。
最近では情報が氾濫し、ただ受身でいては情報に踊らされてしまいます。ですから、誰でも知っている万有引力だってアイディアひとつでこんな使い方ができるんだよ、と全国の少年少女に訴えているのです。(この前の手塚部長のバギクロスでは、少年少女がこれなら自分達にもできるかも!?という希望を与えることは難しかったようですが、その反省を活かし、今回は誰にもはたらいている万有引力というものを題材に挙げているのです)



もちろん許斐先生はこの物理学の初歩をしっかりと理解している上で、このありがたいメッセージを私達に送ってくださったに違いありません。

またこれは、和月先生の人気作品、「るろうに剣心」では説明のなかった「縮地」の物理学的説明を試みるというファンサービスの側面も持ち合わせています!



本当に許斐先生はすごいですね!


もう読み終わったあとジャンプを窓から投げ捨てたくなってしまいましたよ。




2005年も許斐先生の漫画が読めると思うと、今年も自分は頑張らなければ、という気持ちになりますね。


【ハンター ☆☆☆☆】
意外に強い女王と他の旅団員との差を感じるカルト。


キルアより年下の彼女が旅団に入団したときに感じた「え、カルトってそんなに強いのかよ。キルアが一族最強の素質を持っているんじゃないの?」という疑問を多少なりとも解消してくれました。


冨樫先生が、そんな昔のことを覚えていたことにまず驚かされたのですが。

というか今週は割と画がしっかり描かれていてびっくりしましたね。
コマの書き込み方も多く、本当に心配になってしまいます。




「硬」を受けても無傷の女王。
オーラの全集中させた攻撃が効かなかったとなると、フェイタンにはもう勝ち目がない気がするのですが・・・

まあ打撃以外の能力があれば分かりませんね。

オーラを毒に変えるとか・・・




フィンクスは今のうちから腕を回しておけば、というか常日頃から腕を回していたら最強だと思います。


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