Cabin Pressure(脚本:ジョン・フィネモア 出演:ベネディクト・カンバーバッチ他)

イギリスBBCのラジオ・コメディ CABIN PRESSURE について語ります。

John Finnemore's Souvenir Programme S4E3 放送中!

2014-11-03 10:57:21 | 日記
以前に少しお話しました、キャビン・プレッシャー完全版BOX SETのブックレット、
なんとその中に、、と、書くとネタバレになってしまうので、
ブックレットの内容は、CDが手元に届いてからのお楽しみ!にしたい方は、
以下の3行は読まないでくださいね。

 ブックレットには、Finnemore氏が描く「徹底解剖・ガーティ」のイラストが入るそう。
 彼のTwitterで、その一部を見ることができます。
 石綿手袋が、ちゃんとギャレーの電子レンジの上に(内緒で)置いてある♪


そして今週のJFSP、今回の一押しは、なんといっても、Well!のコント。
次週から番組名がSimon Kane's Souvernir Programmeになってたりして!

今週のラインナップはこちら。

 結婚式にお呼ばれ
  結婚するんだね、おめでとう! でも、式があまりに個性的すぎると、、
  「ごめん!すごく残念だけど、その週末は両親の結婚40年のお祝いで、」
  「どの週末?」
  「え、、」
  「まだ日取りは決めていないわ」

  とてもタフなネゴシエーション
   だって相手はチンギス・カーン。町を征服しにやってきたんだもの。
   力ではとうていかなわないので、交渉術で、って、大丈夫かな?

 とある会議の席で
   世界中から集まった神様たち。エジプトのラー、ギリシャのヘリオス、北欧のソールは
   皆、太陽神だと名乗ります。
   実際に誰が太陽をつかさどっているのか、喧々諤々。
   「まったく、For MY sake!」
   そこへやってきたのはヤハウェ、全能の神です。
   「あ、でも僕のことを名前では呼ばないでね」

  詩の朗読会
   いつも同じ詩ばかりを朗読するのは退屈。
   たまには趣向を変えて、、

  とてもタフなネゴシエーション
   征服するのは町の一部だけにしてほしい、なんて、チンギス・カーンは聞き入れてくれるかな?
 
  今の映画、どう思った?
   映画の感想じゃなくて、映画を見ている間になにを思ったか。
   ちなみに、「マルコム・イン・ザ・ミドル」でお父さん役を演じたのは、
   「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンさんです。

  術後の患者さんの容体は   
   「The situation is critical, but not serious」の逆で、
   しかも今回は文字通り「真面目で、でも批判的ではない」人に。

  本物の椅子がほしい
   「ヘップルホワイト様式なんていらない。ヘップルホワイトの椅子がほしい」  
   「でも彼の作品は残っていないので、、では、こちらは?」
   「チッペンデールはすでに数脚持っている。私は金持ちだ。本物の椅子がほしい」
   「では、こちらへどうぞ」と、高飛車なお客を、自身のオフィスに案内するセールスマン。
   「これは、本物のジーザス(イエス)作です」
   「え?」
   「ジーザス・クライストが大工時代に手掛けた椅子です。しかも、回転するんですよ!」
  

  とてもタフなネゴシエーション
   交渉の場では妥協も必要でして。
   「みんな、逃げよう! いますぐ!」     

  Well!
    Greatcoatにスーパー・トラウザー(!)姿のFinnemore氏が、クラブにやってきた人のお話を、、
   「ちょっと待った」
   「なに?」
   「どうして君が話すんだ? 俺の話だから、俺がすべきだろ」
   「それじゃダメなんだ。君が僕に話してくれた話を、僕がお客さんに話すんだよ」
   「そんなのおかしいぞ。俺はここにいるんだ、当然俺が話す」
   「じゃ、僕はなにをすれば、」
   「そっちへ行って話を聞けばいい」
   「でも、これは僕の番組なのに…」 
   「ああ。今はな」
   「え?」
   「なんでもないよ」
   「オーケイ」
   「そろそろ変化があってもいいのにな~♪」

   そして、お話がスタート。今回は、父に認めてもらうため、カナダに熊狩りにいく若者のお話。
   でもトロントの街には熊がおらず、手持ちのお金も少なくなってきました。
   そんな時に声をかけてもらった牧場主のお仕事を手伝うことになるのですが、
   牧場といっても、牛じゃなくて、亀の牧場でして。

   カナダで最も恐れられている言葉は、「亀の大脱走!」