◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!
No14 )『 自信が付いた、五反田TOCビル! 』
丁度、10月に入った頃だった。
五反田を回り始めた時に、先輩から、「五反田でとても営業がしにくいところがある」と聞いた。
「どんなところですか?」
「行ってみれば分るよ、TOCビルって言うんだ。」
そう言われると、行ってみたくなるのが人情です。
五反田の駅を品川に向かって、右方面に降りて、大通りを真っ直ぐ結構歩いたところにあった。
「ここだ~。」入ってみて、直ぐに営業がしにくい理由が分かった!
まるで、デパートの中だった。
このビルは、総合卸売のビルで、大塚家具など大手の卸をやっている所が集まっていた。
「えっーーー どうしよう!」
上から順番に回ろうと思ったが、中に入っているお店は、全部がガラス張りで、入ろうとすると目と目が合ってしまう。そして、向こうで何か嫌そうな顔でこっちを睨んでいるそんな気がして、入りずらいのである。
「ん~~~ん。」唸ってしまった。
しかも、普段直販で飛び込んでいる会社よりも大きく、取れそうな感じがまるでしなかった。
情けないことに、9時から11時過ぎまで、1件も飛び込めないまま、上から順番に見て回ることしかできなかった。
「情けないな~」自分で自分に向って、そんな声が聞こえた。
このまま歩いているだけでは仕方がないと、その時丁度、目の前にあった、文房具を販売している会社に飛び込んだ。
ここは、余り大きくないし、中から、こっちを見てなかったので、入り易かった。
確か電話機は3~4台しか使っていなかった。
丁度対象に成る機種を使われていたので、スンナリ商談が出来、しかも、契約が取れたのである。
「エッ!!!!」こっちがビックリだった。
その日は、勇気が出なくて、昼前にはじめて飛び込んだら~契約が取れてしまうなんて!良いのこんなんで~
って感じだった。
俺は、これに良く似た経験を何度もしている。
直販をやっていると、不思議とイキナリ飛び込めなくなる時がある。
ここのように、自転車屋さんなどで、目と目が合ってしまった時に、入れないで、そのまま通り過ぎてしまったり、順番に回っていて、突然、それまで平気で開けていた扉が、非常に重たい重たい鉄の扉に成って、開くことが出来なくてその前で固まってしまうのである。
そんな時に、俺は自分と約束をしていた。
後で、絶対にそこへ訪問すると言うことだった。
ある自転車屋さんでも、同じだった。目と目が合って、飛び込めなくて、そのまま飛ばして、何軒か回って戻って来て、飛び込んで商談したら契約が出来た。
あるビルで、直販していて、ある扉だけが、なぜか叩けない!どうしよう。
非常階段でたばこを1本吸って、気を取り戻して、勇気を出して飛び込んだら契約が決まった。
そんな経験である。
でも、約半日も飛び込めないまま、勇気を出して飛び込んだら取れたと言うのはさすがに初めてだった。
そのお陰で、何か自信が付いた。
なぜなら、みんなが難しいと言うところで契約が取れた。
それだけでも、誇らしかったし、自分に負けそうになったのを、克服して契約が取れたことが嬉しかったし自信に成った。
その後も、2週間ほどTOCビルを回ったが、本当に良いビルだった。
雨が降っても、1日ビルの中で過ごせたし、食堂も地下に入っていたので、そのビルの中で1日過ごせたのである。
何だかんだで、5件ほど契約が取れた記憶がある。
しかも、3件は結構台数も多く、過去最高の契約台数だった。
このビルを回ったお陰で、営業マンとして結構自信が付いて来た。
「俺も、結構やるじゃん!」
そんな気に成りつつあった。・・・
**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************
No14 )『 自信が付いた、五反田TOCビル! 』
丁度、10月に入った頃だった。
五反田を回り始めた時に、先輩から、「五反田でとても営業がしにくいところがある」と聞いた。
「どんなところですか?」
「行ってみれば分るよ、TOCビルって言うんだ。」
そう言われると、行ってみたくなるのが人情です。
五反田の駅を品川に向かって、右方面に降りて、大通りを真っ直ぐ結構歩いたところにあった。
「ここだ~。」入ってみて、直ぐに営業がしにくい理由が分かった!
まるで、デパートの中だった。
このビルは、総合卸売のビルで、大塚家具など大手の卸をやっている所が集まっていた。
「えっーーー どうしよう!」
上から順番に回ろうと思ったが、中に入っているお店は、全部がガラス張りで、入ろうとすると目と目が合ってしまう。そして、向こうで何か嫌そうな顔でこっちを睨んでいるそんな気がして、入りずらいのである。
「ん~~~ん。」唸ってしまった。
しかも、普段直販で飛び込んでいる会社よりも大きく、取れそうな感じがまるでしなかった。
情けないことに、9時から11時過ぎまで、1件も飛び込めないまま、上から順番に見て回ることしかできなかった。
「情けないな~」自分で自分に向って、そんな声が聞こえた。
このまま歩いているだけでは仕方がないと、その時丁度、目の前にあった、文房具を販売している会社に飛び込んだ。
ここは、余り大きくないし、中から、こっちを見てなかったので、入り易かった。
確か電話機は3~4台しか使っていなかった。
丁度対象に成る機種を使われていたので、スンナリ商談が出来、しかも、契約が取れたのである。
「エッ!!!!」こっちがビックリだった。
その日は、勇気が出なくて、昼前にはじめて飛び込んだら~契約が取れてしまうなんて!良いのこんなんで~
って感じだった。
俺は、これに良く似た経験を何度もしている。
直販をやっていると、不思議とイキナリ飛び込めなくなる時がある。
ここのように、自転車屋さんなどで、目と目が合ってしまった時に、入れないで、そのまま通り過ぎてしまったり、順番に回っていて、突然、それまで平気で開けていた扉が、非常に重たい重たい鉄の扉に成って、開くことが出来なくてその前で固まってしまうのである。
そんな時に、俺は自分と約束をしていた。
後で、絶対にそこへ訪問すると言うことだった。
ある自転車屋さんでも、同じだった。目と目が合って、飛び込めなくて、そのまま飛ばして、何軒か回って戻って来て、飛び込んで商談したら契約が出来た。
あるビルで、直販していて、ある扉だけが、なぜか叩けない!どうしよう。
非常階段でたばこを1本吸って、気を取り戻して、勇気を出して飛び込んだら契約が決まった。
そんな経験である。
でも、約半日も飛び込めないまま、勇気を出して飛び込んだら取れたと言うのはさすがに初めてだった。
そのお陰で、何か自信が付いた。
なぜなら、みんなが難しいと言うところで契約が取れた。
それだけでも、誇らしかったし、自分に負けそうになったのを、克服して契約が取れたことが嬉しかったし自信に成った。
その後も、2週間ほどTOCビルを回ったが、本当に良いビルだった。
雨が降っても、1日ビルの中で過ごせたし、食堂も地下に入っていたので、そのビルの中で1日過ごせたのである。
何だかんだで、5件ほど契約が取れた記憶がある。
しかも、3件は結構台数も多く、過去最高の契約台数だった。
このビルを回ったお陰で、営業マンとして結構自信が付いて来た。
「俺も、結構やるじゃん!」
そんな気に成りつつあった。・・・
**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************