◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!
No10 )『 電話の活用 』
若しかすると、これによって、格段と売れるように成ったのかも知れない。
8月に入った頃だった、新宿を営業して歩いていた時に、偶然、俺の課のトップ“当時日本1の営業マン”Iさんに出会った!
会うなりいきなり、ブン殴られた!「てめ~何で俺の見込みに飛び込んでんだよ~!!」って知らないよ!
こっちは、順番に直販しているだけなのだが、どうも、その日行く予定だった所に俺が直販で入って営業した為に、そこでの商談がダメになってしまったようだった。
でも、俺はそんなのどうでも良かった。
Iさんは、当時、毎日契約を取ってくる“オーダー製造マシーン”と呼ばれていた。(のちに一緒に会社を始めた社長さんで、俺が最も尊敬!?してる人です。)
そのIさんは、同じ課の俺と同行してくれたことは1回も無く、俺に営業を見せてくれなかった。
「こんなチャンスは2度と無い!」俺は、Iさんの後を追っかけた。
「てめ~、付いて来んじゃね~よ!!」何度も言われたが、後を追った。
当時、電話業界でこのような噂が流れていた。S社の営業マンを見つけたら、バッチを見ろ!赤バッチなら気にしなくて良いが、1~2件後を付けろ。
銀クロなら、10件は後を付けろ。
金クロなら、半日は後を付けろ。
銅バッチなら、1日営業しなくて良いから、後を付けてどんな営業をしているか勉強しろ!
その、銅バッチをIさんは付けていた。
S社は本当に、営業マンをその気にさせると言うか、営業マンが嫌がる仕組みを作るのがうまかった!先日紹介した「3ポカ制度」もその一つだが、今回紹介した、バッチの色もその一つである。
バッチは売上によって色分けされていた!
赤バッチが、新人、売れない営業=赤字社員
銀クロバッチが、まあ、黒字に成ったぐらいの社員
金クロバッチが、主任・係長クラスの売上のバッチ。
銅バッチが、トップセールスクラス。その上に、銀バッチ、金バッチとあったが、当時は役員が金バッチで、銀バッチは居なかったように記憶している。
俺は?当然赤バッチだよ!・・・バッチの色が変わった時は、本当に嬉しかった!
毎月、表彰式があるが、この時は、全国から営業マンが渋谷に集まって表彰されるのだが、500人以上いるので、何を見るかと言うとバッチの色なのである。
バッチを見て、赤バッチだと大したことないな~と見られ、銅バッチだと・・誰だ~すげ~となる。
まあ、話は新宿でのIさん尾行に戻るが、それぐらいに凄かったので、俺は離れるもんかって感じで、後を付けた。
そしたら、電話ボックスに入って、チィッチャナ手帳を開いてそれを見ながら電話を始めた。手帳を見ると、Iさんの字で会社名や電話番号が書かれていた。(他人が見ても良く分らない文字なのだが・・・)
何件か、かけた後で「アポが取れたから行くね!お前は、引続き直販してろ。」って言って、駅に向かって消えて行った。
実は俺はこの時まで、電話でアポイントを取ることには非常に消極的だった。
なぜかと言うと、自分で見込みだと思っている所に「社長居ますか?」って電話して、社長が出ると用件を聞かれて、「要らないよ!」って断られるケースがほとんどだったからだ。
だから、出来るだけ、直接訪問した。
まあ、結果は一緒だったが、電話で断られるのは、何となくもったいない感じがして嫌だった。
でも、目の前でIさんは電話してアポを取って営業をしていた。・・・つまり、その方が良い!と言うことだった。なぜなら、Iさんは毎日契約を取ってくるので、疑う必要が無かった。
即、実行した。
Iさんが出て来た後の電話を使って、電話番号が分かっている所に、何軒か電話した。しかも、電話のトークはさっき聞いていたので、そのまま真似をした。
どうも、電話では一切説明をしないで、社長がいるかどうかを確認して、居るようなら近くなので今から行きます!とだけ言っていたので、そのまま真似をした。
そうしたら、アポが本当に取れた!
どうも、今までは、電話で話し過ぎたようだった。
電話では、詳しいことは言わないで、とにかくアポ取りに専念する。そうすることで、商談に回数が増える。今、思えば当たり前のことだが、当時は新鮮だった。
その客先で契約が取れたかどうかは覚えていないが、お陰で、営業のやり方が全く変わってきた。
直販で、昔、回って直接社長に会えていないところにも、電話して、どんなに遠くても近くなのでと話して、アポを取って商談に行って、契約が上がるようになって来たのである。
特に実績が出せたのが、歯医者さんだった。
俺は、とにかく、1件も飛ばさないで回ることを、自分と約束していたので、お医者さんもキチンと回ったが、商談が出来たところは全くなかった。
でも、ノートには、物件(何を使っていたか)と電話番号は残っていたので、昼休みの休憩時間や、夜遅くに電話をすると、先生が電話に出てくれてアポが取れた。
しかも、どの営業マンも歯医者さんは苦手のようで、ほとんど話を聞いていない人が多かったので、簡単に契約が取れたのである。
それからは、直販して、見込みを作る時に必ず電話番号を聞くように努力した。
教えてくれない人が多いが、ノートを開いて、「電話番号は何番ですか?」とさも当然みんなに聞いていると言うようにすると、教えてくれる確率は高まった。
そのようにして、電話番号をゲットして、直販で疲れた時や、休憩時間に電話してアポを取るように変わって行った。
Iさん、ありがとう!この電話の活用は、非常にその後の売上に大きく影響を与えた。
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アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
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No10 )『 電話の活用 』
若しかすると、これによって、格段と売れるように成ったのかも知れない。
8月に入った頃だった、新宿を営業して歩いていた時に、偶然、俺の課のトップ“当時日本1の営業マン”Iさんに出会った!
会うなりいきなり、ブン殴られた!「てめ~何で俺の見込みに飛び込んでんだよ~!!」って知らないよ!
こっちは、順番に直販しているだけなのだが、どうも、その日行く予定だった所に俺が直販で入って営業した為に、そこでの商談がダメになってしまったようだった。
でも、俺はそんなのどうでも良かった。
Iさんは、当時、毎日契約を取ってくる“オーダー製造マシーン”と呼ばれていた。(のちに一緒に会社を始めた社長さんで、俺が最も尊敬!?してる人です。)
そのIさんは、同じ課の俺と同行してくれたことは1回も無く、俺に営業を見せてくれなかった。
「こんなチャンスは2度と無い!」俺は、Iさんの後を追っかけた。
「てめ~、付いて来んじゃね~よ!!」何度も言われたが、後を追った。
当時、電話業界でこのような噂が流れていた。S社の営業マンを見つけたら、バッチを見ろ!赤バッチなら気にしなくて良いが、1~2件後を付けろ。
銀クロなら、10件は後を付けろ。
金クロなら、半日は後を付けろ。
銅バッチなら、1日営業しなくて良いから、後を付けてどんな営業をしているか勉強しろ!
その、銅バッチをIさんは付けていた。
S社は本当に、営業マンをその気にさせると言うか、営業マンが嫌がる仕組みを作るのがうまかった!先日紹介した「3ポカ制度」もその一つだが、今回紹介した、バッチの色もその一つである。
バッチは売上によって色分けされていた!
赤バッチが、新人、売れない営業=赤字社員
銀クロバッチが、まあ、黒字に成ったぐらいの社員
金クロバッチが、主任・係長クラスの売上のバッチ。
銅バッチが、トップセールスクラス。その上に、銀バッチ、金バッチとあったが、当時は役員が金バッチで、銀バッチは居なかったように記憶している。
俺は?当然赤バッチだよ!・・・バッチの色が変わった時は、本当に嬉しかった!
毎月、表彰式があるが、この時は、全国から営業マンが渋谷に集まって表彰されるのだが、500人以上いるので、何を見るかと言うとバッチの色なのである。
バッチを見て、赤バッチだと大したことないな~と見られ、銅バッチだと・・誰だ~すげ~となる。
まあ、話は新宿でのIさん尾行に戻るが、それぐらいに凄かったので、俺は離れるもんかって感じで、後を付けた。
そしたら、電話ボックスに入って、チィッチャナ手帳を開いてそれを見ながら電話を始めた。手帳を見ると、Iさんの字で会社名や電話番号が書かれていた。(他人が見ても良く分らない文字なのだが・・・)
何件か、かけた後で「アポが取れたから行くね!お前は、引続き直販してろ。」って言って、駅に向かって消えて行った。
実は俺はこの時まで、電話でアポイントを取ることには非常に消極的だった。
なぜかと言うと、自分で見込みだと思っている所に「社長居ますか?」って電話して、社長が出ると用件を聞かれて、「要らないよ!」って断られるケースがほとんどだったからだ。
だから、出来るだけ、直接訪問した。
まあ、結果は一緒だったが、電話で断られるのは、何となくもったいない感じがして嫌だった。
でも、目の前でIさんは電話してアポを取って営業をしていた。・・・つまり、その方が良い!と言うことだった。なぜなら、Iさんは毎日契約を取ってくるので、疑う必要が無かった。
即、実行した。
Iさんが出て来た後の電話を使って、電話番号が分かっている所に、何軒か電話した。しかも、電話のトークはさっき聞いていたので、そのまま真似をした。
どうも、電話では一切説明をしないで、社長がいるかどうかを確認して、居るようなら近くなので今から行きます!とだけ言っていたので、そのまま真似をした。
そうしたら、アポが本当に取れた!
どうも、今までは、電話で話し過ぎたようだった。
電話では、詳しいことは言わないで、とにかくアポ取りに専念する。そうすることで、商談に回数が増える。今、思えば当たり前のことだが、当時は新鮮だった。
その客先で契約が取れたかどうかは覚えていないが、お陰で、営業のやり方が全く変わってきた。
直販で、昔、回って直接社長に会えていないところにも、電話して、どんなに遠くても近くなのでと話して、アポを取って商談に行って、契約が上がるようになって来たのである。
特に実績が出せたのが、歯医者さんだった。
俺は、とにかく、1件も飛ばさないで回ることを、自分と約束していたので、お医者さんもキチンと回ったが、商談が出来たところは全くなかった。
でも、ノートには、物件(何を使っていたか)と電話番号は残っていたので、昼休みの休憩時間や、夜遅くに電話をすると、先生が電話に出てくれてアポが取れた。
しかも、どの営業マンも歯医者さんは苦手のようで、ほとんど話を聞いていない人が多かったので、簡単に契約が取れたのである。
それからは、直販して、見込みを作る時に必ず電話番号を聞くように努力した。
教えてくれない人が多いが、ノートを開いて、「電話番号は何番ですか?」とさも当然みんなに聞いていると言うようにすると、教えてくれる確率は高まった。
そのようにして、電話番号をゲットして、直販で疲れた時や、休憩時間に電話してアポを取るように変わって行った。
Iさん、ありがとう!この電話の活用は、非常にその後の売上に大きく影響を与えた。
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アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
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