【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
営業実務コンサルタント島田安浩が「営業で悩む人を無くす」ために情報発信

『 飛び込む勇気 』

2007年11月30日 18時18分08秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No33 )『 飛び込む勇気 』


今日は、顧客営業から離れて、直販(飛び込み営業)に関して少し書くことにする。

俺が営業を始めて、丁度、2年程した頃に、第2電電が始まった。

分らない人向けに解説すると、それまでは、電話に関してNTTしか選択できなかったが、新たに3社別に選ぶことが出来るように成ったのだ。

第2電電、日本テレコム、日本高速通信の3社である。

お客さんにとって何がメリットかと言えば、NTTと比較して市外通話料金が、割安に成ると言う点だ。

デメリットは、その当時は、頭に4桁の数字(0088など)をダイヤルしないといけないので面倒臭い。

それと、手続きに1回線2千円の工事費がかかること。

そして、引落しがNTTとは別に成る事であった。

S社は逸早く、この回線事業に乗り出した。

日本テレコムと組んで回線を集めるビジネスである。

これは、今でもやられているが、今は「マイライン」と呼ばれていて登録制に成っている。頭に4桁(0088など)を回す必要が無くなった。

ハッキリ言って、この業界も、モラルが無い業界である。(また、闇に葬られそう・・・)

良くやられているのが、お客さんのコロガシである。

何かと言うと、第2電電とテレコムと両方と会社が契約しておいて、第2電電で最初契約を取って、しばらくしてテレコムに変えると言うやり方である。

そうすると、1回線数千円が第2電電とテレコムと両方から貰える。しかも、半年単位で転がし続けると、・・・余り、良い話ではないので話を元に戻すことにする。

S社でこの回線事業がスタートした途端、どんなに、電話機やFAXを受注していても回線を取らないと会社に帰る事が出来なくなってしまった!

まあ、厳しい会社だね。・・・

1日3件、10回線程度取らないと怒られる!

そうなると、仕方なく、今まで入ったことも無いような、大きな会社に飛び込み始めるのである。

「なぜか?」って、その方が、沢山回線が取れるからだよ。

そして、どうしても敬遠しがちな大きなビルや、銀行にまで訪問するように成って行くのである。

そすると、当時は、第2電電がスタートする半年前からの営業スタートだったので、お客さんも興味あるし、初ネタなので結構、大きなところでも社長と商談が出来たのである。

そして、経費が安く成る提案なので、お客さんも断る理由もなく、契約は結構簡単にもらえる。

その契約時には、会社の代表印が出て来る訳なので、こんなチャンスを見逃す訳には行かないので、当然、電話機の交換の話をする。

今までは、せいぜい2~5台程度の台数のお客さんばかりだったのに、回線数が10回線もあるような会社だと、電話機はその2倍以上ある。

つまり、いきなり20台、30台と言うお客さんと商談が出来るのだ。

以前、書いた引越しの自社ビル50台が過去最高だった俺だが、あそこは、たまたまビルを購入されたと言うだけで、普通に自社ビルだったらたぶん飛び込んでいなかっただろう。

それが、この第2電電のお陰で、飛び込めるし、電話機の契約が簡単に取れた。

その当時のトークが、「社長1台たった、800円で新型に交換できますよ!」だった。

日通工の電話機を使っているお客さんが多かったが、計算するとだいたいそのぐらいで交換が可能だったので、最初から決め打ちで話をしていた。

1台800円と言っても、20台あれば16,000円リース料金が上がる計算に成るが、その規模の社長は、そんな細かな数字はどうでも良いと言う感じで、契約をしてくれた。

俺にとってこの第2電電は、非常にありがたかった!ただし、「後で考えると」と言う条件付きだが、・・・

その当時は、嫌だった!

折角、電話機やコピー機の契約を取っても、支社長に「回線は?」と聞かれ、「マダです。」と言うと、20時を過ぎているのに「何やってんの?とにかく取って来いよ!」と言われ、回線を取るまで上がれなかった!!

でも、後で考えると、そのお陰で「客層が変わった」のだ。

特に、20台以上のお客さんは、その後も良いお付き合いが出来た。

元々大きい会社だが、ドンドン大きく成って、電話機を増設して、そして、そのビルが手狭になると、移転して、新しい電話機に交換してもらう。

もちろん、FAXもコピー機もそしてパソコンも導入して貰えた。

しかも、金額にはそれほど細かくないから、言い値で契約が貰えた。

そんな会社が、何件も出来て来た。

そうなると、小さな会社に通うのがバカバカしく成る。

苦労するのは、小さくても大きくても一緒!若しかすると小さい方が大変かもしれない。特に金額にはウルサイ!

契約金額は、間違いなく大きな会社との契約が高いし、利益も多い。

でも、普通は飛び込む勇気が出ないものです。

俺の場合は、第2電電のお陰で飛び込めた。

みんなはどうなのだろうか?

特に今、直販で回っている人に言いたいが、大きな会社は意外と楽だよ。

飛び込んでみると面白いよ。

前に話した、Nレンタカーなんかも、面倒と言えば面倒だけど、回線だけで300回線以上あったから笑っちゃうよね!

1回線の手数料が、5千円でも150万円に成る!!

回線の契約だけでだよ。

電話機を全部交換すると2千万以上の売り上げに成る。

通常は、1件でせいぜい100万円でも高い方なのに、・・・

飛び込んでみることです。

そして、自分の客層を高いレベルに上げておくと、その後が非常に楽ですよ。

今日は、飛び込む勇気がもたらす客層のランクアップに関して話しました。

参考にして頂けると嬉しいな。



追伸!

11月に引続き、12月も講習会を実施致します。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

結構好評でした!

12月20日(大阪)21日(東京)で講習会を開催いたしますので、知合いの方お誘い合わせの上ご参加ください。

内容は、「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」と言う題名で行います。

13時から17時を予定してますが、若干長引くことが有ります。
現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は18,000円です。当日2万円。返金保証あり!
ぜひ、席が無くなる前に、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「営業マンのスタンスの確認」と「ことば」の重要性。そして、「お願いしない営業」を身に付けるためにはと言うことを中心に行います。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

返金保証付きです!
参加して、内容が不満なら、返金いたします。それだけの自信が有ります。
ぜひ、参加ください。

以上、よろしくお願い致します。



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************


『 顧客営業 攻め方 』

2007年11月29日 20時15分17秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No32 )『 顧客営業 攻め方 』


前回書いたので、理解できてる人には理解できていると思います。

今日は、商品の観点から書きたいと思います。

俺の場合は、たぶん非常にラッキーでした。

何がラッキーかと言うと、S社は最初は電話機ばかり販売している会社でしたが、その後、FAXも販売しはじめて、そして、次にコピー機へと幅を広げていきました。

しかも、それぞれに戦略がありました。

電話機=今のレンタル料金と変わらずに、リースで新型の電子電話が導入できます!と言う戦略。

FAX=5年間無料メンテナンス!当時は、他社の場合は、リース料金の他に、保守料金を月々別に払ってもらっていたり、年間36,000円とかを年一括で支払ってもらっていました。それが不要に成りますと言う戦略。両方を合わせて計算するとそんなに変わらない料金で導入できました。

コピー=カウンター+トナー+紙合わせて5.5円!と言う驚きの戦略でした!!今はもっと安くしている会社がたくさんありますが、当時、今から17年ほど前には画期的と言うより掟破りでした。

少し、コピーに関して説明しますと、コピー業界の御三家と言われる会社は未だに、カウンター料金と言うお金をお客さんから貰っています。(メーカーによって言い方が異なります。)

このお金は、コピー機の心臓とも言われるドラムがそもそも消耗品で非常に価格が高い事から、そのドラムの利用料として払ってもらっています。

実際に、カウンター料金を払う機種の場合は、ドラムはお客さんのものではなく借りている契約に成っています。

だいたい、1枚7円程度です。それで、トナーが別買だったり、込みだったりします。

お客さんからしてみれば、機械のリース料金も支払って、カウンター料金も払って、紙を買ってと考えると、10円コピーをコンビニなどでした方が全然安い計算になるのです。

実際、その通りです。

しかも、我々営業マンしか知らないことでしょうが、お客さんが文句を言ったり、枚数が多くて競合が激しかったりすると、御三家でも値引きをして、1枚3円程度で導入したりしているのです!

今、7円払っているお客さんは、返金要求した方が良いですよ!(笑)

でも、実際にひどい業界です。(こんなことを書くと、闇に葬られそうですが・・・)

御三家は、下げたくても下げれない状況に実際はあるのかも知れません。

なぜなら、全国に昔からの販売代理店があり、その人たちの飯の種は、実はこのカウンター料金です。

考えてみて欲しいのですが、

例えば、島田コピー商会が、頑張って営業して1000社にコピー機を導入したとします。

そのお客さんが、月に3000枚コピーを取られていると仮定します。

カウンター料金が1枚7円、トナーが1枚1.5円、紙が1円で全て島田コピー商会から買ってもらっているとすると、

3000枚×1000社×(7+1.5+1)=2850万円!!です。

毎月ですよ、毎月!!

笑いが止まらないでしょう!

実際は、月に3千枚平均は多過ぎますが、1千枚ぐらいなら結構あります。

経費はいくらかかるかと言えば、保守メンテナンス用の社員が5人、材料費は知れてます。5人×30万=150万、材料費が50万かかっても、2650万は利益です。

ベンツに乗って、毎晩飲みに行ってもおつりが出ます!

その飯の種を、御三家は取り上げることが出来ないのです。

だから未だに高いカウンター料金をお客さんから徴収しています。

皆さん、もし私が急にブログを書かなくなったり、ホームページが閉じられたら、間違いなく圧力で闇に葬られたと考えても良いでしょう。

それぐらいに、力を持っていますし、経団連などの役員を皆さんされている面々です。ところが、未だにC社のコピーをC社のコピーで引っくり返さないで下さいなど、公正取引委員会に引っかかるような事を平気でやっている業界なのです。

まあ、興奮して書いても仕方が無いのですが。・・・

話を戻しますが、コピー機には、この良く分らないカウンター料金が1枚7円ぐらいかかっています。

それを、S社は業界初でSと言うメーカーと組んで、5.5円と言う破格値で販売を開始したのです。

当時は、どこもそんなことはしていませんでしたので、営業は非常に簡単でした。

例えば、月に3千枚コピーするお客さんの場合、カウンター料金が7円、トナーが1.5円、紙代が1円の機種を使っていた場合、

3000×(7+1.5+1)=28,500円です。

これが、

3000×5.5円=16,500円ですので、12,000円も安く成ります!

ですから、新機種に交換してリース料金が、5,000円高く成っても、トータルでは7千円も安く成って新機種に交換できます。

しかも、最後の殺し文句は、「社長の会社は今後ますます発展されますので、コピーの使用枚数もますます増えますから、使えば使うほど安く成りますので、交換しないと損に成りますよ!」と話しながら、ニコッと笑って書類を出すとだいたい決まりました。

つまり、S社で顧客営業をした場合に、最初は電話機を導入してもらって、その後で5年保守付きのFAXを導入して、最後にコピー機へと1件のお客さんに積み上げることが可能だったのです。

しかも、それぞれに戦略がありました。

上記のような戦略で話が出来るので、営業が非常にやり易かったです。たまに、「A社の人が良く来るから」と言われたりもしましたが、「A社が悪いと言うわけではありませんが、社長考えてみて下さい!1枚5.5円で出来るものを、9.5円も取り続けられていたんですよ。毎回、交換されないか見に来るのは当然ですよ!」とか、「A社にS社が紙とトナー合わせて5.5円だと話してみて下さい!それで、A社がそれでは当社も安くしますと言ってくれて安く成れば、社長のために成るので喜んで私をダシに使ってもらっても構いません!ただ、それでもし下げるような会社なら私は2度と付き合いたくないですね!だって、安く出来るなら最初からすべきだし、今まで社長は騙されていたことになるんですよ!」

などと話すと、必ず契約が取れました。

このように、会社自体が戦略を持って、商品の選定をしてくれている場合は、それにのってお客さんにアプローチが出来ます。

若しない場合は、自分で、攻め口を作る必要があります。

私がやった例で行きますとこんなのがありました。

電話機の場合
①FAXをFAXBOYと言う接続装置で、電話と兼用で使えると言う話から、電話機を交換してもらう。

②第2電電のアダプターが内蔵されている電話機なので、外に不要な箱が要りませんと言う攻め口。

③コードレスが、ビジネスホンの子機として使えます。

④転送機能を前面に出して、不在でも表で着信が出来る。

⑤ISDN回線にすると、経費が安く成る。
などなど、その時代時代に“旬”と呼べる切り口がありました。

FAXの場合
①オートカッターが付きましたので、手で切る必要がありません。

②受話器が一体型に成って、別に電話機を付ける必要が無くなりました。

③中間モードで写真も綺麗に送れます。

④普通紙ロールでコピーの手間が無くなりました。

⑤スーパーG3でビックリするほど速く送れるので、通話料金が削減できます。
などなど、これも、時代毎にたくさんありました。

このように、前回書いたように、商談の場をイメージしながらストーリーを作るのの元に成る、機械自体の特徴やサービスなどで攻め口を作っておくことも重要な要素に成ります。

何も無い場合は、お客さまに与えるインパクトが少ないので、交換してもらえない場合があるからです。

商品の戦略と、商品の特徴を上手く、インパクトのある戦略に落とし込んで、ストーリーを作成してから、お客さんを攻めて行くのです。

それが、より練られたストーリーの場合は、決まる確率は高くなります。

逆に練られてないと、折角、顧客にアプローチしても断られてばかりに成ります。

しかも、1回断られると、しばらくは攻め辛いのが顧客営業の特徴でもあります。

ですから、お客さんの顔を思い浮かべながら、あのお客さんの場合には、この特徴を利用したAと言う商品で攻めようとか、考えて顧客営業をする必要があるのです。



追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 顧客営業 まめにコツコツ。 』

2007年11月28日 15時22分37秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No31 )『 顧客営業 まめにコツコツ。 』


顧客営業に関して書いてきましたが、一番重要なのは『まめにコツコツ。』です。

俺の場合は、以前書いたように、「いかに楽して契約を取るか」しか考えていなかったので、顧客リストを片手に、毎日、その中からどうやって契約を取るかばかり考えていました。

新規を追うのは面倒だし、楽して取れるならその方が良かったからです。

そして、最初に書いたように、新しくても古くても商談をして行くと、それぞれのお客さんの色が見えてきます。

*新し物好き

*安く成れば何でも良い

*機能重視

*高くなったら絶対に交換しない

*月額5千円程度は許容範囲

などなどです。

当時は、FAX、コピー、ワープロなどが対象でしたが、自分で入れた電話機も徐々に交換できるように成って来ました。

顧客リストを片手に、お客さんの色を思い浮かべて、その中で何が狙えるかを考える訳です。

例えば、新し物好きな社長なら

電話は導入したばかりで狙えない。

FAXはC社から普通紙ロールタイプが出たので狙えそう!

コピーはまだ1年しか使ってないし、機能が変わらない。

ワープロは使ってない。

「それじゃあ~FAX狙いで行こう!!」と心の中で決めるのです。

そして、最初に考えるのが、電話でどのようにアポイントを取るかを考えます。

あの社長は、せっかちなので、手短に用件だけ話して夕方ぐらいのアポにした方が良いな~とか場面を決めます。

そして、「お世話になります。S社の島田です!突然ですが、凄い新製品が出ましたので、今日の夕方お伺いしたいのですが、6時過ぎ頃よろしいですか?」とテレアポトークを考えます。

ん~ん、これでは、何の新製品か分からないな~

それでは、「お世話になります。S社の島田ですが、社長の所で○○のFAXを使われてましたよね~、調子は良いと思いますが、今回凄い新商品が出たので夕方にでもカタログをお持ちしたいのですが6時過ぎにお伺いしていいですか?」

これならどうかな~・・・とヤルわけです。

それで、何となくテレアポのトークが決まったら、すぐに喫茶店から抜け出して、公衆電話でアポを取ります。

ただし、1件だけだと面倒なので、5件程度行けそうなところをまとめてからトークを作って(頭の中で)から公衆電話でアポ取りをします。

この時に、社長が不在なら、何も言わないでまた電話をかける旨だけを伝えます。

社長が居れば、アポを取ります。

そして、アポが取れてから、喫茶店に戻って、客先に行ってからのトークを考えるのです。

この場合は、考えると言うよりもイメージすると言った方が的確かも知れません。

お客さんの顔をイメージして、アプローチからストーリーを組むのです。

新し物好きだけど、経費に細かいとします。

その場合に、感熱ロールFAXから普通紙ロールに成った場合の経費的なメリットと、それが画期的で凄い事を織り交ぜるとします。

「社長が今お使いのC社のFAXですが、感熱ロールと言うものを使っていますよね。」一旦確認して、社長に確認して認めてもらう。

「今までのFAXはほとんどがその感熱ロールを使っていたのですが、」このように話して、社長が使っているのの正当性を言うことで社長のメンツを損なわない言い回しにする。

「今回業界初で、普通紙、つまり普通のコピー用紙が長く丸まったタイプのFAXが出たんですね。」この言い回しで、新し物好きな社長の触覚をくすぐる。

「今までの、感熱タイプですと、しばらく置いておくと黄色く成って最後には文字が消えてしまううですが、・・・これが、黄ばんだもので、こっちは3カ月置いて消えたものです。」と言いながら、実物で確かめて貰う。

「ですから、どうしても保管したいものはコピーを取らないといけなかったのですが、その場合は、コピーのカウンター料金やトナー代、そして紙代もかかるのでずいぶん無駄が多かったんですね。」と話して、細かい社長に、交換することのメリットを別の角度から伝える。・・・

このように、頭の中でトークを組み立てながらストーリーを作って行くのです。

そして、料金も事前に、定価、最低値引額と計算しておいて、最初は例えば、2万円から話をして、それで決まったらラッキー、高いと言われたら、最悪、1万5千円まで落とそう!

と決めておくのです。

ただし、料金に関しては、安く見せるのも高く見せるのも営業マンの腕次第なので、何とか安く見せる戦略を練ります。

例えば、以前のリース料金が、1万2千円だとします。2万円だと8千円上がります。1万5千円だと3千円上がります。

これをどう埋めるかを考える訳です。

例えば、1日20枚受信するとします。

今の感熱FAXの場合@9円ですので、@9円×20枚×25日=4500円となります。

これが、普通紙ロールの場合@14円ですので、@14円×20枚×25日=7000円となります。

つまり、コピーしなければ2500円コストが余分にかかる計算になります。

次に、受信したすべてをコピーして保存したと仮定します。
コピーの単価をカウンター、トナー、紙を合わせて@12円としますと

@12円×20枚×25日=6000円となり、導入後と導入禅を比較すると、

6000円+4500円+12000円=22500円
VS
7000円+20000円(又は15000円)=27000円(22000円)

となります。

つまり、15000円で導入した場合は、500円コストが安く成って、最新型に交換できるストーリーが出来上がり。

2万円で導入した場合は、4500円だけ経費がかさむ計算になります。

ただ、これも、「1枚受信9円だけ余分にかかります。」(4500円を月の受信枚数500枚で割った数字)

とか、1日たったの180円、ドトールコーヒー1杯分で普通紙のFAXに成ります。

とも言えます。

このように、1件1件頭の中でイメージしてストーリーを作成して、お客さん先に訪問するのです。

そうすると、非常に高い確率で契約がもらえる訳です。

この作業を、毎日、毎日、行うのですが、毎日やって行くと非常に短時間でストーリーの作成が出来るように成りますし、イメージも湧くように成って来ます。

結構地味な作業ですが、これをコツコツ行って、客先に行くと、自然と契約が積み上がって行くのです。

そして、他社で上手く行った戦略を他のお客さんでも活用できますし、お客さんの色に合わせた戦略も立てれるように成ります。

本当に1件1件、お客様の顔を思い浮かべながら、戦略を練る、実行する。

その繰り返しが、顧客営業に基本です!参考にして下さいね。



追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************



『 顧客営業、サプライズ!? 』

2007年11月27日 14時31分09秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No30 )『 顧客営業、サプライズ!? 』


ん~ん!30回も良く書いたね~!

自分でもビックリです。

さて、今日は筆者の45回目の誕生日!(もう、45歳!年はとりたくないね、しかも、45と言う響きはNGだ、なんだか非常に年を取った感じがする・・・、)


気を取り直して、続きを書きます。

顧客営業で、「誕生日おめでとうはがき」を書いていたと言う話は前回しましたが、それだけでは、顧客だけで飯を食べれはしません!

そんなに世の中甘くないです。

何が必要かと言えば、「サプライズ!」と「当たり前のこと」をコツコツやることです。

「当たり前のこと」とは、前回書いたような「誕生日おめでとうはがき」や近くに行ったら顔を出すと言うことです。

この、当たり前のことすらしていない営業マンが本当は非常に多いのが現状です。

ですから、まずは、「当たり前のこと」をすることをお勧めします!

①こまめに顔を出す。

②こまめに電話をする。

③誕生日おめでとうはがきを出す。

これぐらいのことをしても罰は当たりませんよ!

まずは、近くに行ったら、「その後調子はどうですか?」と顔を出す癖をつけましょう。

続いて、「何かあったら電話する」のです。

新製品の案内でも、通信の仕組みが変わった案内でも、自分の子供が生まれたでも何でも良いです。

そう言うことが大切です!

そして、前回の繰り返しですが、誕生日や会社の設立記念日にはがきを書いて送りましょう。

もらうと嫌な気はしないものです。

そう言う地道な積み重ねが、信頼につながり、信用を生むのです。

口先で「僕を信用して下さい!」って営業マンは良く口にしますが、導入したらほとんどの営業マンはそれっきりです。

そんなんで、何が「信用下さい!」だって言うの!寝言こいてんじゃね~って感じです。

信用とは、取引前よりも取引後の対応で生まれるものです。

売れたら終わりという関係では、そのお客さんから紹介も積上げも貰えません。

つまり、新規を取り続けなければならないと言うことです!!

大変で辛い道を、自分で歩んでいます。

そんな営業マンは、自分では顧客対応をキチットやっていると思っているから「笑ってしまう」現状です。

そのような営業マンに聞くと「自分は顧客に対してキチット対応してます!だって、連絡があればすぐに対応します。」とだいたい言います。

裏を返せば、「連絡が無ければ放ったらかす!」と言っているのと一緒です。

日本人の男性は、女性の扱いが下手とよく言われますが、それも一緒かも知れません。

「心で思っても、相手には通じない」と言う事が理解できていないのでしょう。

その逆で、「心で思っていなくても、行動すれば良いように思われる。」のです。

誤解しないで欲しいのですが、「心より行動」なのです。

当然、心は大切です。

否定はしませんが、思っているだけでは、通じないし、思っていないのと一緒です。

その逆に、相手のことを何も思っていなくても、「手紙を送る」「花を贈る」「デートに誘う」などしたら、相手は好意を持ってくれていると思うものです。

つまり、顧客を大切にしてますと言いながら、何もしていないあなたはお客から見たら「放ったらかしの営業マン」と言うことです!

ですから、行動が大切なのです。

導入後、1週間ぐらいで1度手紙を送る。

それから、1週間ぐらいたったら「どうですか~?」と顔を出す。

そして、メーカーから貰った今の時期ならカレンダーなどを持って挨拶に行く!などやるのです。

そうすると、「今回の営業マンは良い奴だ!」とお客さんは“勝手に思う”のです。

良いですか、「思いより行動です。」行動すれば、結果が出ます。

それが重要なのです。

さて、次が「サプライズ」です。

これは何を言っているかと言いますと、今、ソフトバンクのCMで「予想外」と言う言葉をよく使ってますが、それを、やるのです。

若しかすると、人によっては「誕生日おめでとうはがき」もサプライズとして受け取っていただけるかもしれません。

それはそれで良いのですが、俺が実施していたのは、もっとビックリしてくれるようなことを考えて実行していました。

一番やって喜んで貰えたのが、お客さんの紹介です。

通常、営業マンはお客さんを紹介してもらいたい側なのですが、それを、お客さんにやってあげるのです。

もちろん無料です。

もちろん、無理する必要もなければ、決まる決まらないと言うのはどうでも良いのです。

そのような事をして貰えると、お客さんは非常にありがたく嬉しいのです。

俺が、本当にやりたかったのは、顧客だけのネットワーク構築なのですが、そこまでは出来ませんでした。

それでも、建材屋に建設会社を紹介してあげたり、引越しを考えているお客さんに不動産屋を紹介したりをしてあげました。

これは、特別な事をしたつもりはなかったのですが、お客さんにとっては「サプライズ」だったようで、それが決まろうが、決まらなかろうが非常に感謝してもらえました。

どうも、普通の営業マンはこのようなことを余りやらないようです。

でも、俺は、どうせなら、俺から買ってくれた人から買ってあげたいと言うのがあったので、自分が引っ越す時も、お客さんに物件を探してもらった。

不動産を購入した時もそうだった。

でも、お客さんだと安心だが、値引きを余り強く言えないのがガンである。

言い値で買ってしまった・・・、

まあ、それは別として、

お客さんに、お客さんが求めるお客さんが、自分のお客さんの中にないかどうか探してみるとか、お客さんが欲しがっている情報を持っている人が居ないか探してみるのです。

そして、もしそう言う情報があれば、提供してあげましょう。

だいたいのお客さんは、営業マンにそこまでのことを要求しませんし、期待していないのです。

そう、期待していないことをやるのが「サプライズ」です。

ワタミが膝つき接客で有名に成りましたが、今はどこの店でも当たり前に成って来たので、誰もそれだけでは感動しません。

でも、最初にやると、期待していない行動なので「サプライズ」をお客さんに与えて、有名に成れるのです。

期待を良い意味で裏切る!

これが、お客さんを虜にする“技”なのかも知れません。



追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 顔色を見る!? 』

2007年11月24日 00時47分42秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No29 )『 顔色を見る!? 』


今回は、チョット、顧客営業から話は変わる。

俺の、生い立ちの話をする。

もちろん、営業と関係あるから心配しないでね!

この前書いたように、俺の兄貴は今月の4日に他界したのだが、俺は兄貴と2人兄弟だった。

チョット複雑なのだが、元々の俺の姓は「島田」ではなく「角・スミ」だった。

「島田」は、お袋の里の家が島田家だった。

お袋のお姉さんが、継いでいた。

つまり、俺の伯母さんの家である。

この家には、子供が出来なかった。そして、俺は25歳の時に、養子に行って「島田」に成ったのだ。

実は、この複雑な環境が、俺の営業には切っても切れない深い関係がある。

幼い時、お袋は電電公社に勤めていて、親父は木材所に勤めていたので、共働きで家には誰もいなかったので、伯母さんの家に俺と兄貴はお世話になることが多かった。

しかも、幼稚園も小学校も伯母さんの家の学区に通ったので、伯母さんの家から通った方が楽チンなのである!

そして、伯父さんは県庁に勤めていたので収入が良かったので、いろんなものを買ってくれるし、なにより、伯母さんの方が料理が上手かったので、伯母さんの家で夕食を食べることが多かった。

親父は、仕事が終わると、自転車で1時間ぐらいかけて迎えに来るのだが、兄貴は嫌がって帰ろうとしない。そこで、俺が犠牲に成って親父と帰るパターンが多かった。

親父は、自分の稼ぎが少ないせいで、お袋を働かせているから、子供がそばに居ないと思っていたのかいなかったのか、毎晩酒に溺れていた。

凄く飲んでいた!

酒を飲むと、お袋にカランで文句を言っていた。

そんな環境で育ったせいで、「顔色を見る」ことを自然と覚えたのであった。

今、親父は何を考えているとか、お袋は、何を考えている。機嫌が良いのか悪いのかを一瞬で感知出来てしまうように成った。

しかも、幼稚園の頃から、叩き込まれたものだから、小学生の低学年の時に、先生に「子供らしくない目をしている。」と化け物のような言われ方をしたことがあったのを記憶しているほどだ。

このことが、営業を始めてからは非常に役立っている。

俺は、野生の感とも言えるほど、人が何を考えているのかを瞬時に判断するのが非常に優れている。

と言うか、相手の心を読むことを本能的にしてしまうタイプなのである。

良く女房に、「探偵のような人」と言われてことがある。

目を見て、部屋を見渡すと、色々分かってしまうのだ。

例えば、俺が楽しみにしていたドラマなどを録画してもらい、見る前に、女房の顔を見ると、もう駄目である!結果が顔に書いてある。・・・そんな感じである。

営業においては、お客さんが何を考えているのか、今の心理状態はどういった状態なのかは、非常に重要な要素である。

普通の人は、営業を始めてから徐々に身に付けて行くのだろうが、俺の場合は、不幸!?な生い立ちのお陰で、自然に身に付いていた。

今日、顧客営業に関して何を書こうかな~と考えていた時に、「ふっ」とその事が浮かんだ。

営業をされている方は、ぜひ、お客さんの視線やしぐさや、声の強弱や表情から、何を考えているか推察するようにして下さい。

徐々に見えてくるはずです。

お客さんの心が!

その心が見えてきたら、心の動きを商談中に追うようにするのです。

自分の一言一言が、お客さんの心を契約に近づけたり離したりします。

この心の動きが見えるように成って来ると一流、イヤ超一流に成れるはずです。



追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 顧客営業、思いやり! 』

2007年11月22日 19時28分21秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No28 )『 顧客営業、思いやり! 』


意外と細かい男、島田が顧客営業を始めて何をやっていたかと言う“秘密”を明かします!

「・・・んふん!それでは、」 ってそんなに大袈裟なことではないんです!

実は、お客さんが喜びそうなことを考えてやっていたのです。

まず、やり始めたのが、「誕生日おめでとう!はがき」です。

お客さんの誕生日は、非常に簡単に入手出来ました。

なぜかと言えば、契約書に誕生日を書く欄があるので、そこを顧客データベースに書いておくだけです。

ちなみに、私は11月27日が誕生日なので!プレゼントはドンドン送って下さいね!(笑)

「誕生日にはがきを貰った経験って有るかな~?」

実は、俺は記憶にない!

悲しい~人生を送って来たんだね、・・・

だから、自分がもらったらたぶん嬉しいと思うし、大学生の時に、女の子に手書きのはがきを送って非常に好評だった。(凄く手の込んだのを当時は作っていた。)

考えてみると親にも送ったことが無いような気がする。

だいたい電話で済ませるし、はがきや手紙は書かないよね!

だから、喜んで貰えるだろうと、官製はがきを自腹で買って、色鉛筆とペンで書いていた。

ペンも“付けペン”って知ってるかな~絵を書いたりする時に使うやつだけど、一応美大卒なので、家にあったからそれを使って書いていた。

しかも、必ず花を絵を描いて、色鉛筆で「サラッ」って色を付けるのです!

最初は凝り過ぎて、1枚描くのに30分以上かかったけど、だんだん慣れて来て、10分かからないでかけるように成って来た。

多い月で、30枚程度、少ない月は数枚書いて、丁度誕生日に届くように、ポストに投函するのである。

これがまた、何となく嬉しい!

プレゼントとかって、貰って嬉しいけど、送るのもある種嬉しいよね~と感じるのは俺だけだろうか。

毎月、月末辺りは、まとめて誕生日おめでとうはがき作りに追われていたけど、結構楽しんでいたので、そんなに苦では無かった記憶がある。

この効果は、絶大です!

特に、女性の社長には効き目は抜群だった。

社長から、「手紙ありがとう!」と電話を貰うことも良くあったし、何より、私が商談に行くと、

「今度は何を入れてくれるの?」

ともう、申し込むつもりで待っていてくれるのだ。

そんなお客さんには、逆にこっちが断ったりしていた。

「社長の所は、まだ新しいから、半年待って下さいね!時期が来たら良いのを持って行くから!」

たぶん、売れなくて困っている営業マンからしたら贅沢な話なのだろうが、俺は、基本的にお客さんに喜んで貰いたいし、長く付き合いたいので無理はしたくないしさせたくないのである。

面白いもので、このようにお客さんと付き合うと、非常に信用してくれる。

「なぜ?」って売り込まないどころか、「買っても良いよ」って言うお客さんに「今は買うな!」って言う営業マンなんてそんなに居ないでしょ。

そうすると、お客さんは「自分のことを大切に考えてくれている。」って思ってくれるわけなのだ。

たった、はがき1枚されどはがき1枚を書く営業マンは非常に少ない。

会社で、この話は何度も何度も社員にして来たが、書いてる営業マンはほんの一部である。

俺が役員として、指導して命令してもそんなものなの!

本人が自分からやる気にならないと結局何を言っても無駄なんだよね。

若し、あなたが営業をやっているなら、今すぐはがきを書くことをお勧めします。

ただし、直ぐに結果が出る訳じゃないよ。

毎年、何人にも書いて、徐々に信頼されて行くし、勿論はがきだけじゃない他のことも必要に成って来る。

その部分は、次回紹介しましょう。



追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 顧客営業 』

2007年11月21日 14時00分07秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No27 )『 顧客営業 』


最初のうちは、前回書いたように、FAXばかり狙って訪問して機種を調べて、新しくても古くても気にしないで新型機種の説明をしていました。

そうこうしているうちに、顧客を一回り回り終える頃には、顧客データベースが出来上がっていました。

当時、ワープロを自分で購入してそれで表を作成して、そこに手書きで書いて保管していました。

項目は、下記の通りです。

会社名・住所・電話番号・電話の機種名・台数・リース料金・満了年月日・リース会社・契約番号・同様にFAX、コピー、ワープロ、その他・社長の名前・生年月日・その他担当者名。

これを、管理するためには、A3用紙に記入しないと書き込みが出来ませんでした。

そして、持ち歩くように、それをA4に縮小コピーしたものを持ち歩いていました。

その当時の顧客営業に戦略もくそも無かったです!

とにかく新機種が出ると、片っ端からアポを取っては商談に行っていました。

これには、ある理由がありました。

導入して、1年しか経ってないお客さんでも、6年使っているお客さんでも導入するのを判断するのは、“お客様”なので、営業マンがどうのこうの出来ないのです。

営業マンからすると、もう6年も7年も使っているから交換した方が絶対に良いと思っても交換しない社長はしません。

逆に、まだ新しいので、交換しなくても良いし、リース料金も高く成るのに!と思うようなお客さんでも、契約をしたがる人はするのです。

前回書いたように、片っ端から機種を調べながら商談をしたことで、このことが非常に良く分かったのでした。

この発見は、ある意味、「目から鱗」の発見でした。

なぜなら、今までは自分の中で対象だと言うお客様とだけ商談をしていたわけですが、当然、お客さんの数は絞られます。

それが、営業マンが絞らないでお客さんに判断してもらうようにすると対象が広がり、その分ターゲットが増えるのです。

ここら辺の詳しい話は、有料じゃないと話せない内容ですが、ようは、「決めるのはお客様!」ってことです。
(いままで、かなり無料で披露してますが、・・・まあ、良いか!)

特に、顧客営業では、営業マンの勝手な判断で商談する・しない・を決めない方が絶対に良いです!

営業マンは、自分の尺度で判断しがちです。

自分の判断とは、サラリーマンの感覚です。

お客様は経営者です!

全然違うのに、自分で判断しがちなのです。

例えば「高い!」と言う言葉も、営業マンの価値観と経営者の価値観は当然違います。

会社を経営していると、月に1万2万なんて言うのは安いものです。

電話機もコピー機も使えれば何でも良いのです!

それを、「1万も高くなる!」と営業マンは思って、高く成る料金がなかなか言えなくて、モジモジするのです。

バカな話です。

営業マンが心の中で、「高いな~」と思いながら話をするので、お客さまに伝染して、「高いね!」って言わせてしまっているのです。

この、営業マンがサラリーマン感覚で話をしていてはダメなのです!

営業マンは、相手にする対象と同じ感覚、若しくはそれ以上の感覚に成るのが重要です。

相手が、社長なら、自分も会社の経営者としての感覚を身に付ける。

若しくは、経営者を指導するコンサルタントのような感覚が必要なのです。

チョット、熱く成って書き過ぎましたが、非常に重要な点です。

話は戻して、全部の顧客に紹介すると言うことですが、これは、モット別の恩恵をもたらしてくれました。

それは、お客様との距離です。

何の距離かと言うと、心の距離です。

同じエリアを回っていると言うこともあって、良く顔を出していましたが、行きにくい会社には余り顔を出せて無かったのが、顧客営業を開始して、顔を出すように成ると、心の距離が縮まるです。

そのお陰で、S社がその後、コピー機やパソコンの販売をし始めたのですが、その時に非常に役立ちました。

情報も調べてありますし、お客さんとは仲良く成っているので、コピー機など今まで扱っていないものの販売は非常に簡単で契約が多く取れました!

次回は、お客さんにそのほか何をやっていたのか、細かい話を記載ますのでご期待下さい。



追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 顧客管理 』

2007年11月20日 16時30分42秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No26 )『 顧客管理 』


チョット題名が堅苦しいが、俺は、売上を上げる為の第2ステップに入って行った!

今までは、ほとんど新規営業オンリーだったが、『 当たりました~! 』をきっかけに顧客が美味しいと思い始めていた。

女性には聞かせられないが、一回やった女と、初めての女、どっちが簡単に出来るのか?

分かり切ったことだが、一回やった方が2回目も楽なのだ!

「まあ~お下品な話」だが、そうなのである。

非常に分かりやすい話である。

だから、俺は2回目を狙い始めたのであった。

「さあ、どうしよう!?」

誰も教えてくれないし、何をすれば良いんだろう?って感じだったが、難しく考えるのは嫌いなので、簡単に考えた。

「どの条件で、契約が取れるのか?」

である。

まずは、電話機を導入してしまったお客さんなので、当時狙えるのはFAXぐらいだった。

だったら、取り敢えず、顧客を整理して、対象物件を使っているかどうかの調査をしてしまった方が良いだろうと考えたが、無駄足に成るのは嫌なので、どうせなら一度に取れる場合は取った方が良いだろうと考えた。

そこで、自分のユーザーに電話をして、「凄い良いFAXが出たので、お話に行きますね!」とだけアポイントを入れて商談がてら物件確認をやり始めたのだ。

俺は、美大出身と言うこともあって、視覚に訴えるのが好きだったので、この当時は写真をFAXした場合の画像を持ち歩いていた。

昔の機種は、白か黒しか無かったので、魚の写真をFAXすると形だけしか分からなかったが、当時の最新機種は、中間のグレーの幅が16階調あったのできれいな魚に見えるのである。

原本の魚の写真と、最新機種でコピーした16階調の魚の画像を持ち歩いて、お客様の会社のFAXと比較するのである。

そうすると、だいたいの社長は感動してくれるのである。

ハッキリ言って、写真の画像などは滅多に送らないだろう。

若しかすると必要無い機能かも知れないが、視覚に訴えると、欲しく成って、それが必要だと思ってくれる人が多いのである。

だから、この視覚に訴えるのが俺は非常に好きだった。

そして、行く先々で、その会社のFAXの所に行って、画像のチェックをするのである。

「分かるかな~この意味が?」

このようにすることで、自然と今使っている機種名とメーカーが分かるのだ!

しかも、リースのシールが良くFAX本体に貼ってあるので、リース会社・導入年月日・リース会社の会員番号が分かるのである!!

凄いでしょう!?

別に、導入して間もなくても構わないのである。

なぜなら、3年経てば古くなるので3年後は狙えるのである。

また、お客さんの中には「新し物好き」が居るもので、新しい良い機種を見せられると欲しく成って、自分から何とか導入しようとしてくる人が居るのである。

「ねえ~島田君、もう少し安くならない?」

なんて聞いてきたら決まりである。

以前の直販と同様に、全てのユーザーに対して行った。

もう、『 当たりました~ 』などとやらなくても、機能で押すことが出来るように成ったし、どうも、田舎者の俺は嘘が苦手なので、『 当たりました~ 』のセールストークは1ヶ月で封印した。

でも、その勢いとインパクトは持ち続けるようにした。

面倒臭がり屋の俺は、一回訪問したら、FAXだけでなく、コピー機やワープロなども調べられるだけ調べておくようにした。

お客さんも何度も聞かれるより1度の方が楽だし、教えたから何がどうなると言うわけではないので、教えてくれた。

そうやって、一回りするだけで、ビックリするほど契約が取れた!

しかも非常に簡単だった。

今までの苦労が何だったんだろうと言うぐらいに簡単に契約が取れるのだ。

これは止められない!

今、俺は営業指導を商売として、コンサルタントをしているが、特に電話屋さんは顧客営業が下手糞な会社が非常に多いのには驚かされる。

こんなに簡単で美味しいことをやらない人の気が知れない。

そんな感じがしてしまう。


追伸!

12月20(大阪)21日(東京)にて、営業に関する講習会を実施致します。

参加費用は一人2万円(税込)です。

営業マンや営業を指導している人向けの講習内容に成っております。

前回の講習会のアンケート結果です。

参考に成った     100%
面白かった      96%
分かりやすかった     100%
知らない知識が得られた 91%
全般的に良かった     100%

人数を制限してますので、今すぐホームページよりお申込み下さい。
(http://www.cotucotu.com/anketkou.html よりお願いします。)



**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************


『 当たりました~!! 』

2007年11月19日 18時41分30秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No25 )『 当たりました~!! 』


この話は、公に出来ない話なんだけど、・・・まあ、良いかな~?

若しかすると、微妙に訪問販売法に引っかかるかも知れないが、企業間取引には訪問販売法は適応外なので、セーフかも知れない?と言う非常に微妙な話を書こうか書くまいかと考えているが、もう、20年も昔の話なので、時効に成っているだろうから思い切って記載します!

『 当たりました~!! 』

これは何かと言うと、夜、飲みながら考えたセールストークである。

当時、高田馬場を回っていて、顧客が増えて来たが、S社は顧客営業は禁止だったので、やったことが無かった。

また、教えてくれる人も誰もいなかった。

ただ、俺はこう見えても細かいタイプなので、お客さんの情報は細かく集めていた。

電話機を導入したお客さんでは、FAXは何を使っていて、リース料金はいくらで、満了日はいつなのかという具合に、コピー機、ワープロと調べていた。(当時はまだパソコンを使っている会社は皆無だった。)

一番狙いやすかったのが、FAXなのだが、営業していてどうもおかしい。

それは、古いFAXを新しいFAXに入れ替えて、リース料金が同じなのに、契約を貰えない場合が結構あったことだった。

俺の感覚では、リース料金が一緒なら新しい機種が良いに決まっている!

それなのに、何で契約しないの?

???  本当に?である。

どうにか、契約を貰う方法はないかと、日夜考えていた。

ある晩、仲間と飲みながら、この話に成った。

「なんか良い方法はないかな~」

「・・・。」

「そうだ!当たりました~!!って言ってみたら?」

ある社員が、その一言を言った時に、俺の頭の中でセールストークが出来上がっていた。


翌日さっそく使ってみた。

忘れもしない、あの灰皿社長に電話した!

「社、社長!! 大変です!」

『どうした島田君、落ち着いて。』

「当たるかも知んないんです。社長、運は良いですか~?」

社長は、なんのことやら分らない。

『一体どうしたんだ?』

「すみません、慌ててしまって。実は、社長のところでは○○と言うFAXを使われていましたよね~」

『そうだが、・・』

「それが、○社の新型機種に同じリース料金で交換できてしまうかもしれないんですよ!」

『どう言うこと?』

「実は、当社で限定10台特価で仕入れたんですが、お得意様対象にクジ引きを行い、当たったお客様には、今と同じリース料金で導入して差し上げようと言う大クジ引き大会を実施することに成ったんです。社長!クジ引きは強いですか?」

社長は、意味が良く分らないが、何か良い事が起きるかも知れないと言うそんなソワソワした感じが電話で感じられた。

「取り敢えず、くじ引きに参加されますか?」

『良いよ!』

これで、契約が決まったわけである。

実際には、その後、客先に訪問して、新しい機種のカタログで細かく説明して、リース契約書に今のリース料金と同じリース料金を書いて、今のリースの残債を処理する旨を受注伝票に書いて、

「当たると良いですね~!」

『そうだな、当たると良いな~。』

と言って、「当たっても当たらなくても、明日の朝9時に電話しますね!」と言って客先を後にするのである。

翌日の朝9時に会社から社長宛に「社長!おめでとうございます~!!」とやったのである。

このトークで、その月に10セットほど契約が取れた。

その後は、使わなくなったが、顧客営業をやり始めるきっかけに成った、非常にきわどいトークである。

良く、英会話などで「1万人の中で島田さん!あなたが選ばれました。」と電話で呼び出され、高額な契約をさせられることがある。

実は、大学生の時に、俺はそれで契約をした経験があった。

「営業マン営業に弱し!」

俺も騙されやすいタイプだった!?のかも知れない。


この、『 当たりました~!! 』がきっかけに成り、顧客営業を突き詰めて行くように成ったのである。

このセールストークはキワドイかも知れないが、要は、お客様にインパクトを与えられる言い回しと、そうでない言い回しでは、効果が全然違うと言う良い例なのであろう。

この後、何回かに渡って、顧客営業に関して書いていくが、この、インパクトを上手く営業トークの中に散りばめれる様に徐々に成って行った。

言葉は、言い回しや使い方によって、非常に武器に成る事が徐々に理解出来て来たのであった。


**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 苦手克服がもたらしたお土産 』

2007年11月16日 09時55分28秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No24 )『 苦手克服がもたらしたお土産 』


俺は、「超!細かい人」と「超!頑固オヤジ」を克服してから営業の幅が非常に広がった。

ただし、若かった俺は、それを受注増加には使わずに、1日の内の遊び時間を延ばす方に使ってしまった。

正直、俺はS社に入社して、最初の3年は死に物狂いで頑張った!

後の3年は、遊んでいた。

でも、売上は後の3年の方が良かった。・・・営業って何て楽な仕事だろう!

覚えてしまえば、遊んでいても契約が決まってしまう。・・・



さて、本日は、このような事を書くつもりではなく、「超!細かい人」と「超!頑固オヤジ」を克服した事が、その後非常に大きな契約を生んだ話を記載する。

実は、私のユーザーでNレンタカーと言うお客さんがあります。

皆さんご存じの会社です。

この会社との取引が始まったのは、私の部下が見込みでNレンタカーの池袋にあった会社(FCですので、それぞれ会社が分かれてたくさんあります。)に訪問したことがキッカケです。

部下一人では、無理でしたので同行して、電話機7セット、FAX7セットを契約頂きました。

それで終わるはずでしたが、Nレンタカーの埼玉の一部にS社が電話を入れていたために、そのクレーム対処がなぜか私に回って来たのです。

社内で勝手に「Nレンタカーは島田」みたいになっていたのでしょう。

そのNレンタカー埼玉の当時専務をされていたMさんが、非常に頑固でしかも超!細かい人でした。

だから、誰もここには来たがりません。

それが、俺に回って来たのです。

俺は、「超!細かい人」と「超!頑固オヤジ」を克服してましたから、どうにか対応をしていましたが、とにかく、土日の対応が多く、売上にもならないことをやってあげていました。

その後、S社を退社して、先輩の会社の取締役営業課長!?(何で営業課長なの?って感じですよね、営業マンが私含めて2名だったのでその2名とも取締役でしたから取締役と言いながら営業マンでした。・・・)

に就任して、2年目に久々にNレンタカーのM専務を訪ねました。

これは、私の中で、S社に対して礼儀でした。

独立後、1年はS社ユーザーには手を出さないと言う決まりを自分で作ったのです。

そして、喪が明けて訪問したのですが相変わらず、「超!細かい人」で「超!頑固オヤジ」でした。

訪問して、2時間は説教されます。

そして、30分だけ紹介が出来るそんな感じです。

帰る時に、「やっと、当社もNTTの電話機も扱えるように成りました。」とだけ話して帰ったら、1週間後に11店舗ほど移転するから会社に来いと言われ、11店舗電話機を入れ替えて貰いました。

その後、お得意さんと成り、他のNレンタカーも紹介いただき、Nレンタカー神奈川では全店舗電話機を入れ替えていただけたのですが、43店舗ありますので1件で43セットの契約となりました。

その他、東京、東都などにも導入頂き、総額では7千万以上の売り上げに成ったのです。

M専務は社長となり、その後退任されましたが、私が行くと相変わらず2時間説教の30分だけ私が話すと言うパターンでお付き合い頂けました。

なぜ、紹介でたくさん決まったかと言うと、非常にシンプルですが、「超!細かい人」で「超!頑固オヤジ」のMさんからの紹介なのです。決まらない方がおかしいと思いませんか!

「超!細かい人」で「超!頑固オヤジ」は、当然グループ企業内でも有名なのです。

その、Mさんが気に入っている島田となれば、非常に有利に商談が続けられるのでした。

ただ、悲しいのは会社が大きく成り、私が現場に出ることが無く成って、私が担当から外れてからはお客さんが離れて行ってしまったことです。

私のお客さんの中に、「超!細かい人」と「超!頑固オヤジ」が含まれていますが、その扱いを出来る人はやはり少なかったのでしょう。・・・


皆さんにお知らせで~す!

11月16日(東京)で講習会を開催いたします。いよいよ、今日で~す!

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。


ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。と言うより、13時からなので、直接水道橋に来てくださ~い!

以上、よろしくお願い致します。

**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 頑固オヤジ! 』

2007年11月15日 12時17分47秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No23 )『 頑固オヤジ! 』


超!細かい人の次が頑固おやじだった。

超!細かい人には、もっと細かくと言うことを前回書きました。

と言うことは、頑固オヤジには頑固に行けばいいのです。

ただ、頑固に行くと言っても、どうすれば良いの?と思われるでしょう。

私の場合は、至って簡単でした!

「頑固オヤジは?」と自分の周りで探してみたら、丁度、物凄いのが身近に居たからです。

それは、俺の親父です!

もう、頑固親父を絵に描いたような人物でした。

顔は“星一徹”のような、一見ヤクザ顔です。

プラス“アル中”と言う素晴らしい人物です。

一度決めたら頑固で曲げません!親父の理屈は“屁理屈”です。

声は大きく威圧的、眼光鋭く非常に怖いです。

俺は、「親父を相手に話していると思えば良いんだ!」とすぐさま結論付けました。

実は、親父の相手は非常に得意でした。

どちらかと言えばおやじっ子だったので、親父の扱いには慣れていたのです。

兄貴は親父と衝突ばかりしていましたが、俺は、非常にうまく立ち回っていました。

“ツボ”を心得ていたのです。

早速、頑固親父を探していたら、M主任が、「島田さん!東中野に凄い怖いオヤジが居るんですよ~。」と話しかけてきました。

話を聞くと、電話機・FAXともに対象機種ですが、とにかく頑固で怖くて絶対に契約出来ないと言う話でした。

「それは、丁度良いや~!」

実験開始です。

超!頑固親父は、夕方は大体居ると言うことだったので、飛び込みました。

居ました、居ました。確かに頑固そうですが、俺の親父から比べると、普通の人です。可愛いものと思えました。

チョット、親父のことを書いておいた方が良いかもしれませんが、うちの田舎では有名人でした。

夜、親父が帰ってくると、近所中が「帰って来た!」と言うのが分かるような人です。なぜなら、酔っ払って、下手糞な歌を大声で歌いながら帰って来るのです。

だいたい、朝から日本酒を飲む人でした。コップ1杯飲んで、自転車で会社に行って、昼は近所のレストランで、ビールを飲みながら飯を食って、夜は、1~2件お酒を飲んで家に帰って、家では毎晩3合日本酒を飲んで、お袋と大喧嘩をすると言うパターンが決まっていました。

仕事は、製材所でクレーンを動かしたり、丸太を積み上げたりの肉体派です。

飲んでない時は、おとなしくて、静かなのですが、一旦飲むともうウルサイのウルサク無いのって、近所中に親父の怒鳴り声が響いている。

そんな親父でした。

60歳前後に、アル中と診断され、スッパリ酒を止め、65歳前後でパーキンソン病に成りました。酒を止めてからは非常に可愛く成り、パーキンソン病に成ってからはおとなしい良いお爺ちゃんに成りましたが、72歳でこの世を去りました。

そんな親父と比べると、大体の人は可愛く見えます。

東中野の社長も、頑固なんでしょうが、なぜか可愛く見えました。

商談が始まってから、「とにかく交換しない、今のままで良い!大体お前たち営業マンはと始まりました。」

でも、最初に訪問する時に、さりげなく細かい布石を置いたのです。

①客先に上がる時に、自分の靴および元々置いてあった靴をさりげなく揃えた。

②いつもより大きな声で挨拶をした。(たぶん、ウルサイぐらいです。)

③非常に礼儀正しく、名刺交換を行った。(通常は契約を貰ってから名刺を渡すのですが、頑固ものには変な隙を見せない。礼儀を重んじるはず。)

ですから、突っ込むところが余りなかったはずです。

そして、私はきっぱりとこのように話しました。

「社長!決めるのは社長です。今のままお使いに成っても、勿論良いです。ただ、私は、プロとして、より社長が便利に使える物を提案しているだけです!」

そのように、普段の2倍の声で話しながら、今の機種との違いや、社長にとって便利になることを、社長の意見を聞きながら提案していきました。

そうこうしているうちに、徐々に社長の話し方が変わって来ました。

「島田君、どうした方が良いだろう?」

明らかに、私に指導を求める話し方です。

それに対して、きっぱりと断定的に、「このようにした方が良いです!」と言い切ります。

最後に社長が、「全部、島田君に任せるよ!本当に気に入った。」と言ってくれたのです。

「ヤッタ~!!」と言う気持ちで契約書を書いていたら、奥から写真を持って来ました。

「俺の娘だ!結婚して俺の後を島田君継いでくれないか?」

・・・・・

もう、ビックリ!!!

「非常に嬉しいお話ですが、もう結婚の約束をしている人が居ますので、・・」と丁重にお断りをした。

でも、嬉しかった。

その客先で、電話機とFAXの契約を貰って会社に帰ると、M主任が、「エッ~本当に取れちゃったんですか!?凄いですね~~~。」

と駆け寄って来ました。

Mは非常に売れる営業マンです。

しかも、年寄りキラーで知られていますが、どうも、頑固ものは苦手のようでした。

その晩、Mと飲みに行って話をしたら、本音が出てきました。

「本当は、絶対取れるわけがないので、島田さんをからかうつもりで紹介したのに、取って来るなんて、本当にビックリしました。・・・」

みんなが、難しい客先を私に紹介してくれる理由が、その時分かりました。

みんなは、俺に悪戯していたんだ、取れないと「やっぱり取れないや~島田馬鹿だよな~」と陰で話していたのでしょう。

でも、この実験で、非常に営業の幅を広げることが出来、その後凄い売り上げにつながるのでした。


皆さんにお知らせで~す!

11月16日(東京)で講習会を開催いたします。いよいよ、明日で~す!

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。

現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は通して5千円です。

ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

以上、よろしくお願い致します。

**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 超~細かい! 』

2007年11月13日 01時53分37秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No22 )『 超~細かい! 』

当時俺は、変な事をやり始めていた!

それは、社員に「とにかく嫌な客がいたらおれに教えろ!」と言うものだった。

何のことかと言うと、商談したり、飛び込んだりして、とにかく、「嫌だ~」「こんなところ取れない~」「こんな客、取れるわけがない。」と言うところを俺に教えろ!と言う命令を部下に出したのである。

「何で?」って思われるでしょう。

それには、訳がありました。

私は、過去の顧客を分析してみたのですが、どうも、自分に相性の良いお客様とばかり契約をしているような気がして仕方が無かったのです。

「ん~ん、どうにかして、幅を広げたい!」

これが、最初の思いでした。

今まで取りやすいと言うか、自分に合ったところばかりで契約を取っていたと言うことは、それ以外の所は「逃していた」と言うことに成ります。

その「逃していた」ところでも契約が取れるように成れば、営業の幅が広がり、モット確率の良い営業が出来るはず!と考えたのです。

そして、手っ取り早く、「逃していた」ところを取れるようにするためには、そんな客にばかり行ってみるのが一番と考えたのです。

みんなは喜んで俺に客を紹介してくれました。

「絶対取れないですよ!」

「怖いですよ~」

とか言いながら、ドンドン出て来る出て来る!さすがに毎日みんな直販して回っているだけあります。

そして、最初にぶち当たったのが超~細かい客でした。

どうも、営業マンが嫌がる客は大きく2パターンに分けれると言うことが分かりました。

1パターンが細かいお客様

2パターンが頑固オヤジ

この、2パターンが難しいようです。

そして、この超細かいお客様をどう攻略するかの実験を開始したのです。

最初は、逆に大雑把にやってみたらどうだろうとか、普通の営業してみたらと試しましたが、上手くいきません。

そして、ある会計士の先生のところで、見事攻略で来たのです!

中野にある会計事務所の先生ですが、噂通りの「超~細かい!先生」でした。

その時は、最初から、「細かい客には相手以上に細かく接してみる」と言うことを実験してみようとしていました。

そして、営業マンの禁句を連発しました!

営業マンの禁句の中に「専門用語」があります。

お客様は「専門用語」が苦手です。意味が分からないので、嫌がられますし、言葉が通じません。

そこで、通常、「専門用語」は一切客先では使わないのが営業の鉄則です。

それを敢えて、破りました。

なぜなら、細かい人は、インテリな人が多く、横文字などを良く使います。通信関係も横文字が多いので、丁度良いだろうと簡単に考えました。

そして、2時間に及ぶ、専門用語を並べまくった商談が終わりました。

先生が、契約書にハンコウを押しながら、

「君みたいな営業マンに初めて会った!」

と嬉しそうに言われました。

「僕が、納得の行く説明をしてくれたのは君が初めてだ。」

と感動しながら書類を超丁寧に作成してくれました。

俺は、「そりゃそうだよ~営業の禁句を使いまくる商談なんて誰もやらないよ。」

と心で思いながら、【 細かい奴にはモット細かくだ! 】と確信したのです。


皆さんにお知らせで~す!

11月16日(東京)で講習会を開催いたします。

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。

現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は通して5千円です。

ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

以上、よろしくお願い致します。

**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 永遠の見込Ⅱ 』

2007年11月11日 22時01分36秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No21 )『 永遠の見込Ⅱ 』

*講習会に、クライアント訪問でしばらく書けなくてゴメンナサイ!少しずつ忙しく成って来ました!


さて、永遠の見込みに関して前回書きましたが、あれは、直販で断られても楽しんで訪問すると言う話ですが、高田馬場で、もう1件思い出に残る契約がありますので記載します。

そのお客様は初訪の時に、引っ越しをするのでその時検討すると言われました。

俺は、「それでは、こちらから引っ越しが決まったか確認の電話をさせて頂きますね。」とお話しして、客先を後にしました。

そして、毎月、月初にお客様にお電話をして、「S社の島田と申しますが、A部長おいでですか?・・A部長ですか?引っ越し先は決まりましたか?」

と確認しました。

「まだです。」

と言われると、「それでは、来月また電話しますね!」と言って受話器を置く。

その繰り返しです。

毎月、毎月、私の中では、月の恒例行事に成っていました。

毎月続けること1年!

良く続けたよね~!自分でもビックリですが、月にたった1回なので気にもなりませんし、習慣化していました。

1年たった時に、「S社の島田と申しますが、A部長おいでですか?・・A部長ですか?引っ越し先は決まりましたか?」

といつものように確認したところ、「決まりましたよ~。」と言う答えが返って来ました。

「今度はどちらですか?」と非常に当たり前に聞いたのを覚えています。

「近くですが、自社ビルを購入したんですよ、それで、電話機が50台ほど必要なんですが、・・・」

エエエッ!!!

もうビックリです。

それまでに、契約した一番台数が多くても、20台を超えたことが無かったように記憶してるのに、いきなり50台です!

超ビックリです。が、非常に冷静に、

「そうですか、それでは、○日にお伺いします。」とアポを取りました。

もうどうしよう!一人では心もとなかったので、丁度扱い始めた、H社のメーカーの営業にも一緒に行ってもらうことにしました。

そして、部長とは1年ぶりに、社長とは初対面でした。移転の内容確認および、電話機に関して説明しました。

社長が案の定「そうしたら、他社にも聞いてみますので、・・・」と他社競合にかける話をした時に、何と信じられないことが起きたのです。

いつも、私が電話で話をしていた部長が、カタログを取り上げて、社員に「この電話機どうだ!カッコ良いよな~。」と聞き始めたのです。

最初は何が起こったんだろうと、言う感じがしましたが、部長が俺の味方をしてくれたのです!

「カッコ良いですね!」「良いんじゃないですか。」と社員2~3人が答えた時に、部長が社長に

「みんなが良いと言ってますよ!島田君、申込書に印鑑を押せばいいんだろう?」

と何と勝手にクローズまでしてくれて、社長は、【 君に任すよ 】と言う雰囲気で、部長を見て、書類に捺印をしてくれました。

俺は、感動しました。

たった、2回しかお会いしていない、部長が、何でこんなに俺の味方をしてくれたんだろう?

何か俺は特別な事をしたのかな~?

と不思議な気持ちでしたが、後に成って考えると、毎月、毎月、定期的に、「引っ越し先決まりました?」とだけを電話できる営業マンは居ないんだろう~な、しかも、1年も続けることは並大抵のことではないでしょう。

やっている俺は、気にもならずに続けていましたが、普通2~3回目で「どうせ、引っ越しなんて嘘だろう!」とか「いつに成るか分からないならもういいや、電話するのを止めよう」となるのが、普通なのかも知れません。

お客様の立場に立つと、「島田は俺のことを信じて、余計なことは一言も言わないで電話し続けてくれる、律儀で良い奴」と思ってくれたのかも知れません。

実はこの客先では、もう一つ、変化があったことを覚えています。

それは、毎月電話をしていた時に、いつも電話を取ってつないでくれる事務員の対応です。

最初は「営業マンか、邪魔なヤツ~」ポイ扱いをされていたように感じますが、部長が不在の時も当然あるのですが、私は、「それではまたお電話します。何時ごろ戻られますか?」と聞いて、その時間には必ず電話していました。

1回、2回ではなく、毎月、決まって電話していると、

事務員が「いつも御苦労様です!」と私に言ってくれるように成り、

「済みませんね~部長でかけてて、4時には戻るんでお手数ですが~・・・」

と重要なお取引先として、対応して頂けるように成ったのです。

亡き兄に、社会人の先輩として教わったことがありました。

「約束は守ること。お客様からの電話の折り返しは、1分でも1秒でも早くかけること。クレームほどすぐ電話して出来るだけ顔を出すこと。」

そんな事を教えてくれていました。

ですから、俺にお客様が連絡すると、業務から聞くとすぐに公衆電話を見つけて電話していました。

クレームの時ほど急いだのを覚えてますし、お客様が怒っていても、常に堂々と対応しました。

その教えが生きていたのかも知れません。

約束を守り、余計な事を言わない。

そして、コツコツやり続けると、信頼を勝ち得ると言う事を学ぶことができました。


皆さんも、コツコツやり続けて下さい!



皆さんにお知らせで~す!

11月9日(大阪)16日(東京)で講習会を開催いたします。

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。

現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は通して5千円です。

ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

以上、よろしくお願い致します。

**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 永遠の見込 』

2007年11月08日 15時48分12秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No20 )『 永遠の見込 』


高田馬場を回り始めて、同じところを何度も回ると言うことを始めて経験した。

せっかく回るなら楽しく回りたいので、「永遠の見込」を作って遊んでいた。

「永遠の見込」とは、「壊れるまでは交換しない!」と言う、言うなれば頑固オヤジの会社である。

普通の人は、そんな会社に再度訪問するのを嫌がるのであるが、俺は、逆に楽しんだのである。

近くに行くと、顔を出して、「こんにちわ~、電話機壊れました?」とやるのである。

当然、ニコニコ笑いながら、冗談ポクやるのである。

お客様も「ま~だだよ!来年来なよ~。」と笑いながら応対してくれるのである。

結構、俺は、この気晴らしが好きだった!

どうせ契約は取れないが、若しかすると壊れるかも知れない。

期待はしていないが、訪問してお互いに笑い合っていると、気分が紛れて非常にリラックスできるのである。

高田馬場には、こんな、「永遠の見込」が数件あった。

皆さんは、これを単なるお遊びと思われるかも知れない。

ところがドッコイ!

全部、契約を取ったのである。

「壊れるまで交換しない」=「調子が悪くなったり、何かあれば交換する」

と言うことなのだ。

俺は、実験したかったと言うのもあって、「永遠の見込」を回った。

それは、本当に交換しないまま、古い電話機を使い続けるお客さんが居るかどうかという実験である。

「絶対交換しない」「壊れるまで使う」「今の機種が気に入ってる」などなど、たくさんの理由から交換しない人は多い。

でも、絶対いつかは交換するはずと思っていたのだ。

どうせなら、俺から交換して欲しい!そう思っていたのと、本当に絶対交換しないと頑固を張りとおすことが出来るのか確認したくて顔を出していた。

大体のお客様は、1年以内に調子が悪くなったり、台数が足りなくなったりで交換してくれた。

その中で、1件だけ、「永遠の見込」中の「永遠の見込」があった。

第4ブロックのお客様だが、丁寧に使われていたのか、なかなか調子が悪くならない。

別に、調子が悪くなるのを喜んでいる訳ではないが、このお客さんこそ交換しないお客さんかな~とか思ってきたお客さんだった。

でも、永遠の見込みがあると顔を出す喜びがあるので、近くを通ると、「社長!壊れた~?」を続けたのである。

通い始めて3年目に入った頃、当時は池袋を中心に回っていたが、何かで高田馬場に来たので、久々に顔を出してみた。

「こんにちわ~S社の島田で~す。その後、」と言いかけた時に、事務のおばさんが「待ってたわよ~!」と大きな声で近付いて来たのでビックリした。

「調子が悪くなったんだけど、『いつも来るあいつからじゃないと交換できない!』って社長が言うもんだから、ず~と待ってたのよ!」

またまた、ビックリである。

こちらは、気分転換のリラクゼーションに顔を出していただけなのに、お客様は、それはそれで、嬉しかったのか、俺のことを待っていてくれた。

「いっつも、顔を出してくれていたのに、名刺を貰ったことが無かったでしょう!だから、会社名も名前もわからないから連絡が取れないでしょう。だから、待ってたのよ。でも、良かったは来てくれて~。」

そう言いながら、早速、電話機の契約をしてくれたのだった。

この契約は、嬉しい契約だった!

「3年通って取った」と言えば執念の契約に聞こえるかも知れないが、俺としては、くつろぎの場所であり、リラックスさせて貰っていたにすぎない。

それで、契約までもらえて、と言うか、待っていてくれたのが非常に嬉しかった。

電話機の調子が悪くなって、不自由だったろうに、俺が来るまで待っていてくれたのだ。

電話機の営業マンなんて掃いて捨てるほどいるのに、なぜに俺を待ってくれるのか!

今、思い出しても涙が出そうになる契約だった。

俺は、この契約をもらえてから、心底断言できる!

絶対にいつかは交換する!

電話機やOA機器は消耗品である。だから、いつかは交換する。

高田馬場と言う小さなブロックかも知れないが、結局、全てのユーザーが新しいものに、交換している。少なくても、俺が訪問した先ではそうだった。

当然、俺がすべて交換したわけではないが、「永遠の見込」に関しては全てが俺から契約してくれた。

高田馬場のお陰で、直販の回り方が分かった。

同じエリアで何度も何度も回れば回るほど実りが多くなる。それが、直販である。

今まで、やって来た、狩猟型の直販はその時に取れなければ終わりだが、それは本当の直販のやり方ではないと断言できる。

皆さんも、「永遠の見込」を作ってみられてはいかがでしょうか。


皆さんにお知らせで~す!

11月9日(大阪)16日(東京)で講習会を開催いたします。

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。

現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は通して5千円です。

ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

以上、よろしくお願い致します。

**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************

『 お願いしない! 』

2007年11月07日 19時30分58秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No19 )『 お願いしない! 』


営業を始めて、1年半が過ぎるころ自分の中で疑問と言うか、シックリ来ないことがあった。

それが、「お願いします!」と言う一言だった。

俺は、商談の時に、当たり前にこの一言を使ってきたし、このお陰で契約が取れるとも思っていたが、どうも、オカシイ!・・・

俺は、細かいことに以外とこだわるタイプなのかも知れないが、特に営業において、「一言、一言」全て、自分が把握して言葉を使いたいのである。

つまり、その言葉の裏側の意味もキチンと理由を言えるようにして使いたいそんな感じなのである。

「お願いします!」

どうも、この言葉は、シックリと来ないのである。

なぜなら、「何で俺が、全てのお客さんにお願いしないといけないの?」と言う感じに成って来たのである。

毎日、何軒も回って、古い機械が付いているお客さんを見つけると、良い機械に交換の提案をして、しかも値段も値引いてあげて、最後にお願いまでしないと契約頂けないっておかしい!そう思ったのである。

だって、良い物を安く提案し、しかもワザワザ客先まで訪問して説明までしてあげてって至れり尽くせりである。

「お願いをするのは、俺じゃなくて、お客さんの方だ!」

そのように考えると、もう、俺の心は変わらないのだが、どうすれば良いんだろう?

今までは、最後のクロージングは決まって「お願いします!」だったのだ。

そこから、「お願いします。」を取ってしまったら?何を言えば良いの???

って感じに成る。

悩んでいても仕方が無いので、気にしないで、直販を開始した。

その日の夕方に、その機会が訪れた。

ある社長と商談して、良い感じにクロージングに進んで来たのであった。

いつもなら、「お願いします!」と言うところであるが、それは、使わないと決めた。

不思議なものである、考えていなかった言葉が出て来た。

「社長!今、僕が何を言いたいか分かりますか?喉のところまで、『お願いします!』って言葉が来ているんですが、この言葉は、社長に言ってもらいたいんです。なぜなら、非常に良い電話機なので、使われた後で、島田君どうもありがとうと、皆さん仰います。そんな良い電話機に交換するんですから、どうでしょう、社長がお願いしてくれると有難いのですが。」

「エッ~」なんで、こんな言葉が出て来るの~と言う感じだったが、自然と言葉が出て来た。

すると、「じゃ~お願いしようか!」

と社長が言ってくれた!!!

もう、ビックリ!、そして、嬉しかった。

しかも、お願いしていないから、何となく気分が良かった。

その日から、俺の営業の辞書から「お願いします」が消えた。

これは、劇的な変化を生んだ。

まず第一に、「お願いする」=営業マンの方が下。ペコペコする感じである。→お願いしない=契約は当たり前、プロの俺に任せとけよ社長!って感じで俺の方が上のイメージ。

これは、気分が良い!

ペコペコして、契約貰って、客先出てから「ヤッタ~」と言うのより、ペコペコしないで、指導的な立場で契約書を貰う方が断然、カッコ良いのである。

第2に、キャンセルが全然ない。今までも、ほとんど0であったが、翌日、業務の客先確認で、引っかかることがあった。

ほとんどが「昨日、後で考えたけど、やっぱり今のままで良いや。」と言う内容である。

今までは、「そんなこと言わないで下さいよ~」「何とか、お願いしますよ~」と言うやりとりで、キャンセルを防止してきたが、これは、「お願いします」が原因なのである。

お客様は「お前がお願いしたから契約してやった。」と言う気持ちが絶対にあるんです。つまり、お客さんが上なのです。

つまり、判断基準に、「営業マンのお願い」・「人情」・「仕方ない」・「可哀想」・「助けてやろうか」など、商品と関係ないものが多く含まれているのです。言うなれば、「お前が頼むから契約してやった」と言う感じです。

だから、キャンセルもし易いのです。

ところが、「お願いします」を使わなくなると、お客さんが、「昨日、後で考えたけど、やっぱり今のままで良いや。」と同じ言葉を言われた場合でも、対応が全然変わるのである。

「何、言ってるんですか社長!勘弁して下さいよ、社長がお願いするからもうメーカーに発注してあるんで今更無理ですよ。」

と言えてしまうのである。

そうなると、立場はお客さんの方が弱いので、「発注したなら仕方ないか~」となるのである。

そして、クロージングが強くなる。

お願いしていた時とは、明らかに、クロージング力が変わって来ます。

契約が当たり前!

やるのが当然!

そんな感じで、商談が進められるので、お客さんが「考えておくよ」と言った場合でも、「何、考えるんですか?どっちこっちいつかは交換するんだから、やっちゃいましょう!」と言いながら契約書を出せるようになるのです。

私の営業生活の中で、この変化がもしかすると一番大きな変化だったかも知れません。

“笑顔”と“お願いしない”この2つをマスターしたことが、トップセールスへの道を進めた理由と言っても過言ではないと言えます。

そうは言いながらも、お願いすることもあります。

ほとんどは、課の数字が行かない場合や、支店の数字が足りない時に使いました。

自分のためと言うよりは、課のため、支店のために「お願いします」と言う感じで使います。

今でも、忘れない契約がありますが、銀座のお客さんで、私と同郷の島根県の松江出身の社長さんのところですが、どうしても、支社の数字が足らなくて、夜8時過ぎで見込も無かったので、その社長の所に行きました。

「社長!今月支社の数字が足りません。何も言わないで、印鑑下さい!お願いします!!」

そう言って、頭を下げながら、社長の目を見つめました。

たぶん、1~2分だったのでしょうが、30分ぐらいに感じられるほど、沈黙が続いた後で、「これが最後だよ!」と言いながら、印鑑を押してくれました。

機能も、機種の説明も、金額も何も説明しないで、FAX・コピー・パソコンを交換してくれました。

今、思い出しても、目頭が熱くなります。

また、お願いする時は、小道具を用意した方が良いです。

コンテストで優勝できそうな時などは、「社長、僕をチャンピオンにならせて下さい!」とコンテストの集計表を持ってお願いに行くとか、支店の数字の集計表を持って行くなどすると、効果的です。

お願いする時は徹底的にやることです。

ただし、普段の営業では「お願いしない」営業をぜひ目指して下さい。

お願いしなくなると、営業の組み立て自体が、お願いを必要としない組み立てに成ります。

つまり、判断を求める営業スタイルに成るのです。

非常に営業が楽に成ります。

この話を書き始めると、1冊の本に成ってしまうので、私の講習会など参加頂ければ理解頂けると思います。

「お願いしない!」営業の非常に重要なキーワードです。


皆さんにお知らせで~す!

11月9日(大阪)16日(東京)で講習会を開催いたします。

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。

現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は通して5千円です。

ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

以上、よろしくお願い致します。

**************************
アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
**************************