12月、秋田県能代工業高校バスケットボール部元監督 加藤廣志さんとお目にかかりお話させて頂く機会があった。
加藤監督は秋田県の能代工業高校に全国タイトルを33回ももたらした「バスケットボールの神様」と言われる人で、一目お目にかかりたい、一言お話させていただきたい、と今でも全国から加藤監督の元を訪れる監督、選手が絶えないと言う。
これは後から聞いた話。
無知ということは恐ろしい。そんなことは全く知らない私は終始お気楽にとりとめな無い話を楽しくさせていただいた。
ご自分の肩書きを一言もお話にならないものだから…。
穴があったら入りたい>_<
そしてこれも後から聞いた話。
ある大阪の高校の監督さんが秋田まで加藤監督に会いに行かれた。
「加藤監督、どうやったらインターハイに行けるでしょうか?」
「今 選手はどこにいる?」
「大阪です。学校で練習しています」
「こんなところに来ていないですぐに帰りなさい!片時も選手から離れるな。常に選手と行動を共にし選手一人ひとりのことをきちんと知っている、それが監督だ!」
先生はすぐに選手の元に戻られた。
そしてほどなくチームをインターハイに連れて行かれた。
「片時も選手から離れない」とは一から十まで手とり足とり教えることではなく、また物理的に離れないのとも違うと思う。その覚悟で選手たちに寄り添えということだろう。
これはすべてのリーダーに。いや家族のありかたなどにも通じる話だと思う。
御ん年78歳、穏やかな加藤監督のお顔とこの厳しいお言葉を胸に刻んで歩んでいきたい。
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