私は中3になる春休みに生まれて初めてホームステイを体験しました。
約一週間の海外滞在で初めと終わりはホテルに滞在で中3日間くらいはホームステイするというものでした。
場所はハワイ~です。
お寺の関係で行ったのでホストはみんな日系のおじいちゃんおばあちゃんでした。
(お寺がハワイにもあるのです)
お坊さんも行ったのですが(ホームステイは子供だけ)みんな丸坊主ではなかったです。
ホストの方と初めてお会いしたのは公民館みたいなところで長いテーブルにみんな座ってお食事をしました。
ホストと正面に座ってご対面、という感じです。
私は環境が変わるとおなかが減らなくなるタチなのでブッフェ(ビュッフェ?)式だったのですがあまり食べ物をとってませんでした。
私のホストはおばあちゃん1人。
食べない私をものすごく心配してくださり(どう見ても健康体なのに)コーディネーターにも
「あの子は大丈夫かしら?」みたいなことを言ってくれてました。
それから車に乗ってそれぞれの家へレッツラゴー。
初めて見る外国の家に興味津々。
緊張しているとトイレに行きたくなりせっかくなので英語を使おうと思い
「キャナイユーズザバスルーム?」と言うとおばあちゃんは
「???」という顔をするので
「あ、トイレ使っていいですか?」と日本語で聞いたら
「どうぞ~」と答えられちょっとしたショックを味わいました。
私はこの家に1つ年下の子とお世話になったのですがその子は旅の疲れからかさっさと寝てしまい
私はおばあちゃんと二人きりの夜の会話を楽しむこととなりました。(怪しい意味じゃないですぜぃ)
おばあちゃんも日本語が完璧な訳ではないので二人とも辞書を左手に
アイスのスプーンを右手にしながらしゃべっていました。
なぜかわかりませんが1つだけ覚えているやり取りがあります。
彼女に「この意味がわからないの」と言われたものがありました。
それは帆立貝でした。
しかし私はなんと説明していいのかわからずまたなぜ彼女にとってそれが疑問だったのか謎で困った覚えがあります。
結局解決したのかは定かではありません。きっとおばあちゃんはなんとなく流してくれたのでしょう。
すべてが新鮮でした。
家にトイレがふたつあること。
英語で書かれたスーパーのチラシ。(当たり前)
英語しか流れないテレビ。(当たり前)
人生初の朝マック。(次の朝)
楽しかった時間はあっという間に過ぎていきお別れの時。
初めて味わった別れの悲しさ。
でも・・・わたしこういうとき涙が出ないんですよね。
卒業式でも号泣している友達を見るといいなぁ、と思っていました。
でも悲しいことに違いはない。
おばあちゃんはぎゅっと抱きしめてくれました。
その後私たちは他の仲間達と観光に出かけたりする予定でアラモアナショッピングセンター?に行くはずだったのですが
1つ年下のパートナーが体調がすぐれず私たちだけホテルに帰ることになりました。
くそぉ・・・と思いつつも我慢。
まぁ大体中学生が何を買うんだっつう話なんですけどね。
そんな後味の悪い初ワイハでした。彼女には申し訳ないけど。