ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

映画「コクリコ坂から」 感想

2011-08-28 | 映画
久しぶりに映画館で映画を見てきました
スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」です。
ジブリ作品は「アリエッティ」を見て以来。

感想は、良質の作品だとは思います
特に、「カルチェラタン」を守ろうとする学生の闘争活動は、古き良き学生生活って感じがして、
いい話だなぁと思いました

私のいた高校にも、明治時代に建てられた古い木造の洋館があって、
「カルチェラタン」みたいな高さはないのですが、雰囲気は似ているので少し懐かしかったです。

それと、私の在学していた大学でも、入学する前年に某寮が取り壊されて話題になっていたので、
そこら辺の話も思い出しながら、見ていました

ちなみに、一緒に行った彼も、大学時代に学生会館の取り壊しを巡る攻防を見ていたらしく、
見終わった後も、そんな話で盛り上がりました

ということで、二人とも「カルチェラタン」のエピソードに感情移入してしまって、
主人公二人の恋模様には若干感情移入しきれない部分はありました

(声を担当した二人に大きな問題があると思いますが、それはさておき。)

戦争に翻弄された二人の両親のエピソードは、それはそれとして心打たれる内容だったので、
そこにスポットを当てて描いてもよかったのになぁとは思いました。

ということで、全体として楽しめましたが、
少しエピソードが拡散してしまったのが残念かなぁという感じです。

それと、横浜に縁のある方にはすごくオススメの映画です
私も最近横浜に小旅行で行って、ホテル・ニューグランドに泊まったのですが、
まさに、そのホテル・ニューグランドが出てきたときはテンションが上がりました(笑)

昭和30年代の横浜はこんなだったのかぁと、
その頃を知らない世代である私でも、少し懐かしい気持ちになる映画でした


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。