日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

日 々 楼 (にちにちろう)

2011年05月13日 | 日記

ブログを始めることにした。
タイトルは日々楼とする。
わが日々のボロ家を楼閣に見立て、住人・子六のつれづれの思いを記そうというものである。
隣は雑木林の斜面である。
手入れをしない我が家の地面は、猫の額ほどもないのであるが、
木々や雑草に占領されつつある。

ウグイスやカラスもいる。かれらはこの雑木林で世代を継いで雛から育った。
カラスはおそらく私を知っている。
日々楼の住人はそういう自然に住み、それを良しとしている。

実は、このブログの最初の記事を、オサマビンラディン氏の死をめぐる
正義を考え、語るものにしようと思っていた。
しかし、それは固すぎる。機会があれば、取り上げることとしよう。

20代の私の選択した人生は、見る人にとって、ショートコントで終わってしまうようなものだ。
しかし、本人にとっては苛烈であった。結果、私の考えは日本への回帰に至った。
その精髄が「美しい日本」という言葉(コンセプト)だ。この言葉には日本人と国という概念も含んでいる。

近々、岩手の大槌という町へ行って来ようと思う。
何年か前に陛下が「海の祭り」で訪れられた町だ。
津波ですべてが流された。
私の奥さんの故郷だ。

このブログでは、古今東西の森羅万象の何がしかについて語った先哲先学との
思考の格闘を通して、彼等に付け加える何かが語られれば良いと思っている。


 

 

 

 








          工事中の千葉テレビ電波塔


 

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