日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

明日へ

2011年07月10日 | 日記

昨日、2011.7.9 AM0:29(米東部時間:7.8 AM11:29)、最後のシャトル型宇宙船、アトランティスが、
国際宇宙ステーションに向けて旅立ちました。

科学の進歩と文明の進歩は同義であると言えば、異を唱えられる方もいらっしゃいましょう。
しかし、今や科学は、科学者たち一人一人の実験や発見で終わるものではなくなっています。
科学者は、一つのミッション或いはプロジェクトのチームの一員として参加し、それぞれのセクションに分かれた上で、
巨大な装置とシステムを作りあげ、問題を解決して行くという方法を採って、装置とシステムを運用します。
この方法によらなければ、どんなミッションもプロジェクト成功しません。

かかる科学=新システムという意味で、これはもう、文明の発展だと言えるように思います。

私が掛かっている原稿もやっとエピローグに入りました。
取りかかって4年です。

私は人間の思考にはその深度により5段階あると思っています。
1.日常の会話
2.例は適当でないかも知れませんが、漫才師のボケと突っ込みのような、ウイットの効いた切り返しの会話。
3.論理的思考
4.直観の領域、或いは、哲学者がしばしば告白している思考に訪れる「快」の領域
5.宗教的直観の領域 (これは全く想像の領域なのですが、モーセやイエスを考えるとき、彼らの思考はこのレベルにあったのではないかと、思ってしまいます)。

今日はアゲハ蝶を写真に撮りましたので、何枚か載せます。

 

 

 

 

 



                                             
               

               イチョウの葉にとまったアゲハ蝶 (周囲の枯葉のようです)

              

                        風が吹いて来て、「おっとっと」

              

                           風が止まって一安心

              

                    アップにすれば羽の紋様がよく分かります


 

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