こんな私のランニングでも・・・

今日、いつもランニングに出かける公園で事件が起こりました。
公園内のトレイルを走り始めてしばらくすると、20メートル程先を散歩していた中年女性が突然倒れたのです！
近くを散歩していた男性がすぐ駆け寄りました。私もスピードを上げて駆けつけました。
息苦しくないか、痛いところはないか・・・いろいろ聞いたのですが、話すこともおぼつかない状態。
私達は心臓発作を起こしたのかもしれないと思い、男性が持っていた携帯で救急車を呼びました。
実はこの公園けっこう広い。昔ゴルフ場だったとか。面積は1440エーカー。（私の計算が間違ってなければ約6平方キロメートル）。
しかも公園内で車両乗り入れが出来るエリアは限られています。
女性が倒れたのは1周約3キロのトレイル上。もちろん車が通れない所。
救急車が公園に到着したら、現場までの誘導係が必要と判断した私は一目散で大通りに面した公園の入り口まで走りました。
息を切らして入り口にたどり着くと、サイレンの音が・・・
やって来たのは救急車ではなく、レスキュートラック。両手を大きく振り、現場を指差しながら何とか誘導することが出来ました。
レスキュートラックが公園に着いてからのロスタイムは多分、なかったと思います。
パラメディックと一緒に現場に戻ると、かなりの人だかり。
しばらくすると命に別状はないことがわかり、女性のご主人も現場にかけつけました。
大事に至らなくて本当に良かった。
気を取り直してランニングを再開しようとしたら、周りにいた人達から“レスキュートラックが来る前に、あなたが走って大通りにたどり着いたお陰で、あの女性は早く手当てを受けることが出来た。Good job!”と言われました。
その中のひとり（女性）からは“お疲れさま。あなたがランナーで本当に良かったわ。”と言われ、ペットボトル入りのお水をいただきました。
こんな私の走りでも人様のお役に立てたと思うと嬉しかったです。