goo blog サービス終了のお知らせ 

サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

終わった・・・

2009-04-23 23:42:04 | 大学院
本日、春学期の全課程を修了しました。
大学院初の学期だったので本当にホッとしています。
この2~3週間、課題提出、プレゼン、期末試験の勉強に追われ、本当につらかった。
サブのお仕事やボランティアもあったし、リサーチペーパーはなかなか考えがまとまらず、
予想以上に時間がかかり、精神的にけっこう不健康だったかも・・・
今週は火曜日から三晩連続で期末試験がありました。
と言っても、火曜日のリテラシークラスは
“テストの代わりにグランド・ディスカッションをしよう!”という教授の提案で
今学期学んだことについて、いろいろ話しました。
(念のため、言っておきますが学期中、“ちゃんとしたテスト”は2回やりました。)
でもね、何故か最後はそれぞれのお気に入りの俳優の話になっちゃって
学生のひとりがオーランド・ブルームの話をしたら
“うーん、オーランド・ブルームはイマイチね。私の好みじゃない。”と教授。
これって本当に院のリテラシー・クラスの期末??
って思う場面が何回かありました。
あ、またまた念のため言っておきますが、ちゃんと真面目な話もしたんですよ。
このクラスでの収穫は言語学分野からリテラシー教育を学べたこと。
クラス終了後、個人的に教授にお礼を言いました。
(私にとっては学期末恒例イベントです。)
そこにクラスメートのテレサもやって来てお礼を言いました。
その後、3人一緒に教室を出て、校舎から出たところでなんと私達、30分近くもお喋りしちゃいました。
最初は夏学期、秋学期にオファーされる院のクラスなど“アカデミックな話”をしていたんですが、
少しずつ話が脱線して、お互いの家族の話や世間話に・・・
はたから見たらオバサン3人の井戸端会議ですわ(爆!)。
翌朝、早起きしてサブのお仕事行かなきゃいけなかったのに、
翌日のテストに備えて早く家に帰って勉強しなきゃいけなかったのに・・・
でも井戸端会議が出来る気さくな教授やクラスメートに恵まれた私ってラッキーと思いました。
さて、このクラスの成績ですが・・・
2回のテストも好成績を取れたし、真面目にクラスに出ていたので
そこそこの成績は取れると思うのですが・・・
先週提出したリサーチペーパーの成績次第ですね。
総合成績が出るまで、しばらくかかると思います。

そして昨日はリサーチクラスの期末テストがありました。
テストは思った以上に時間がかかりました。
リサーチクラスなので、問題はデータ分析とエッセイ。
7問だけだったけど1時間半近くかかったかな?
私がテストを提出した時、教授のジェリーのお礼を言いました。
彼も“こちらこそ、また僕のクラスを取ってくれて本当に嬉しかったよ。”
と言ってくれました。(彼のクラスを取るのはこれが2回目)
彼は穏やかでナイスなジェントルマン。
機会があればまた彼のクラスを取りたいな。
そ・れ・で~
さっき、オンラインでチェックしたら早々とこのクラスの総合成績がアップされていました。
昨日の期末テスト、100点でした。そして総合成績はA!!
大学院初のAをゲット!嬉しゅうございます・・・(←感涙)

そして今晩はアメリカ教育史のクラスの期末テスト。
選択問題が6割、エッセイが4割。中間テストより簡単でした。
テストを提出した時、教授のドクター・バーンズにお礼を言いました。
“私もあなたからいろいろ学ぶことがあったわ。”とドクター・バーンズ。
彼女はknowledgeable(聡明で知力がある)という言葉がピッタリ。
教育史の他に、現在アメリカが抱えている教育問題や、その問題と歴史上の出来事との関連性について学べて、充実したクラスでした。
2週間前に提出したリサーチペーパーが今日、返ってきたのですが
予想以上に良い成績でした。25点満点の24.5点。
このペーパーも“生みの苦しみ”を味わったので、良い点数をもらえて嬉しいです。

総合成績が全て出揃うまでちょっと不安ですが、とにかく終わってよかった、よかった・・・
夏学期が始まる5月11日までお勉強はなし!のんびりするぞ~!
(サブのお仕事は続くので100%休暇気分は味わえないのだけど・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学院生になって3週間

2009-01-26 21:45:27 | 大学院
大学院に通い始めて3週間。
サブのお仕事が忙しく、院の様子などアップ出来ずにいました。
今学期は3クラス(9単位)を受講。普通、学部ではひと学期12単位以上受講でフルタイム学生扱いになりますが、院の場合は9単位以上。
私が今学期、受講しているのは全て週1クラス。火・水・木曜日の夕方からクラスに出席しています。
週3日の通学ですが、フルタイム学生です。
学部ではずっと4クラス以上受講してきたので、今学期も4クラス受講を考えました。
でも大学院の学費は学部の倍以上。奨学金で賄える範囲でないと家計に響くし、サブのお仕事との両立を考えると3クラスが限度。

さてさて、肝心の専攻ですが、紆余曲折の末、Literacy(リテラシー:読み書き)に決めました。
詳しく説明すると・・・
Major(専攻):Elementary Education(初等教育)
Department(学科):Childhood Education(幼児~低学年教育)
Concentration(専門):Literacy(リテラシー)
となります。
この専攻が決まるまでの経緯は改めてアップしますが、主な理由はCritical Shortage Area(教師不足が深刻な分野)であること、どの科目においても読み書きは必須であるということです。
またこのプログラムを終了したら、全学年(キンダー~高校)のリーディングの教員免許を取得することも可能。
興味のある分野で将来的に使えるディグリーというわけです。

火曜日のクラス、Language and Cognitive Foundations for Readingで使用しているテキストです。
 
このクラスでは言語習得能力、リテラシ-のストラテジーを学びます。
現在、言語学分野から音韻論と語形論を勉強していて、これがけっこう面白い!
教授はエレメンタリ-・エジュケーション修士プログラムのディレクター(女性)。

水曜日のクラス、Educational Researchでは教育分野におけるリサーチ方法(分析、解釈、アプリケーション等)を学びます。

教育学部修士課程の必須クラスのひとつです。
去年の春学期に受けた障害児の心理学・指導法のクラスの教授、ジェリーが教えています。
ジェリーを一言で説明したらナイス!
この一言に尽きます。本当に穏やかでやさしいジェントルマンなんです。
前回受けたクラスでは期末試験をキャンセルしてくれたナイスな教授です。
講義の進め方も面白くて、またいつか彼のクラスを受けたいと思っていたのでした。
ですから今回、院のクラススケジュールに彼の名前を見つけ、真っ先にこのクラスを登録しましたよ。
新学期初日、授業を始める前に“○○○(←私の名前)、また会えて本当に嬉しいよ。”と言ってくれました。

そして木曜日のクラスがEducation in Americaで、アメリカの教育史を学びます。こちらも教育学部修士課程必須クラス。

教授は1975年からこの大学で教鞭をとっているという大ベテラン(女性)。
正直言って歴史はあまり好きではありません。特にアメリカ史はアメリカ人の学生と比べたら知識も乏しいし・・・
でも教授が初日に私に言いました。
“このクラスでは教育史におけるDiversity(多様性)も勉強するのよ。
他の国で教育を受けたあなたの意見をディスカッションで聞くのを楽しみにしているわ。”
頑張らねば!と思いました。

この修士プログラムには州の教員免許がなければ入学出来ないので、クラスメートのほとんどが現役の教師。
まだ教師の経験がない私は場違いな気がして、しばらくオロオロしっぱなし。
でもやっと最近リラックスして授業に出席できるようになりました。
水曜日のリサーチクラスには先月卒業したばかりの教育専攻が何人かいて、ホッとしたりして。
院での勉強、サブのお仕事、就職活動と今学期も多忙を極めそうですが、頑張ります。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーラのある先生

2009-01-10 21:20:11 | 大学院
昨日(金曜日)、先月、博士号を取得したミセス・マイヤーズ(以前に教育実習でお世話になった先生)の教師友達のクラス見学に行ってきました。
この先生はキンダーガーテンの担任。
ミセス・マイヤーズのクラス(3年生)で実習を始めた時は、キンダーガーテンや1年生の低学年を教えることに興味を持っていたので、そんなことを彼女に話したら
“友達に素晴らしい先生がいるからぜひ、見学に行ってみて。きっと勉強になるわよ。”と言って、この先生(以下、ミセス・G)を紹介してくれたのです。
なかなかスケジュール調整が出来ず、去年の8月やっとアポがとれたのですが、
当日ハリケーンになりかけたストームで休校になってしまいふりだし。
その後、インターンシップが始まったので、やっと昨日クラス見学にこぎつけた次第です。
ミセス・Gはキンダーの教師生活25年の大ベテラン。
始業から11時10分のランチタイムまでは、教室で読み書きの授業。
昨日の授業では5つのアクティビティ・ステーションが用意されていて、
生徒は4~5人のグループに分かれ、それぞれのステーションで割り当てられた時間(20~30分)を過ごします。
時間内にそのステーションのアサイメントを完成するわけです。
ミセスGはライティング(書き方:昨日はレポートの書き方をやってました)のステーションで生徒を指導していました。
他のステーションで子供達が騒ぎ出すんじゃないかと思ったら、
みんなちゃんとやるべきこと(本を読んだり、ミニブックのイラストに色を塗ったり、前日に読んだお話に関連した工作等)をちゃんとやってましたよ。
ミセスGのクラスルーム・マネジメントがしっかりしてるから、生徒達もちゃんとやるべきことに集中出来るんですね。本当に勉強になりました。
そうそう、ミセスGが生徒に私を紹介した時、“ミセスPも先生なのよ。”と言いました。
大学を卒業したので一応、先生なんですけど、こうして“先生”として紹介されたのは初めてだったので、嬉しかったです。
ミセスGも“お互いに教師なんだから私のこともファーストネームで呼んでね。”と言ってくれました(もちろん生徒達の前ではファーストネームで呼びませんよ)。

実はこの学校、先日のサブ先だったんです。
3年生クラスの生徒達がおりこうさんでビックリしたクラスだったので
ぜひ、このクラスの先生に直接会ってクラスルーム・マネジメントの極意を伺おうと、放課後このクラスを訪ねました。
まだ何人かの生徒が教室にいて再会を喜んでくれました(かわいい!)。
で、教室に入ってこのクラスの先生、ミセスCを見た瞬間
ああ、この先生だから生徒達が良い子ばかりなんだ
と思いました。
どうしてか?と聞かれたら表現に困るけど、教師としての貫禄というか・・・
オーラを感じたと言った方がいいかな?
とにかく言葉ではうまく表せない“何か”を感じたのです。
さっそく自己紹介したら
“サブに来てくれてありがとう。生徒達もあなたのことをとっても気に入って、いろいろ話してくれたわ。
日本人から日本のことを聞くことが出来て、良い経験になったわ。”とお礼を言ってくれました。
私も生徒達がとってもスイートで、協力的で驚いたと話した後、肝心の質問をしました。
“クラスルーム・マネジメントの極意は?”
私はいろんなアドバイスをいただけると思っったので、メモの用意をしていたのですが・・・
返ってきた言葉はこれだけ(↓)
“I love them and they know that.(私は生徒のことがだ~い好きで、彼らもそれをわかってるからよ。)”
メモ取り不要のワンセンテンス。
でもなんて、なんて、パワフルなメッセージなんでしょう!!
やっぱり先生が気にかけてくれているとわかれば、子供も自然にそれに応えようとするんですね。

昨日は本当に勉強になりました。
いつか、ミセスC、そしてミセスGのような先生になれるよう、これから切磋琢磨です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無謀だった GRE Practice Test

2008-07-20 14:51:07 | 大学院
え~、今だから話せるお笑いを一席。

昨年の10月、様々な試験の対策プログラムを全米、いや全世界的に開講する会社、Kaplan社(カプラン社)主催のGRE (Graduate Record Examination) Practice Test(無料模擬テスト)を受けました。
GREはアメリカの大学院進学希望者を対象にしたテストでVerbal(英語)、Quantitative(数学)、 Analytical Writing(ライティング)のテストがあります。
院進学希望者は願書、大学の成績証明書、推薦状、パーソナル・ステートメント(所謂エッセイですな)、そしてこのGREのスコアを提出するのが一般的です。
これらの提出物が評価され、“この人は院で学ぶにふさわしい”と判断されれば入学許可がおりるわけで・・・
成績、GREのスコア、推薦状、エッセイの内容が良いに越したことはないのは言うまでもないわけで・・・
いつか修士号を取得したいと思っている私(出来れば死ぬ前に博士号も・・・)。
GREについてほとんど知識がなかった私でしたが、“GREの準備を始めるのに早過ぎることはない。”と聞いていたし、都合よく私の大学のキャンパスで受けられると言う手軽さに加え、これで自分の大よそのレベルがわかるだろうし、何よりも無料なんだから受けなきゃ損!というわけで受験することにしたのです。

頑張るぞ!と意気込んだもののテスト開始数秒で内容は想像以上に難しいものであることに気が付きました。
英語が母国語でない私は数学でカバー!と思ったのも束の間。
数週間後、郵送されてきたスコアは想像通り、散々たるものでした。
正直言って“レベルを見極めるために模擬テストを受けるレベルにも達してない私”だったわけですな(笑い話でしょ?)。
カプランのGRE対策クラスを受けてみようかと思ったのですが、受講料が高い!(1200ドル=12万円余り)
クラスに通う時間を捻出するのも不可能に近かったし(去年の秋学期は17単位受講。プラス教育実習とリテラシーのチューター。本当に苦しかった)。
ちなみに夫は“カプランは対策コースに人を申し込ませようとして、わざと低いスコアをつけてるんじゃないの?”と言いました(そんなばかな!)。
だったらあまりお金をかけずにGREのお勉強をしようと、さっそく書店に向かい問題集とボキャブラリー・ブックを購入。


“センセ”こと夏学期に受けた教育心理学の教授は日本人でアメリカの大学院で修士号と博士号を取得。
彼女もGREの攻略本を買って猛勉強したそうです。
私も彼女を見習って頑張ろうと思いました。
しかし! 秋学期が終わるまでは時間に余裕がなく全く勉強出来ず。
冬休みに頑張って勉強しようと思ったのにダラダラ過ごし・・・
春学期は春学期でTESOLのチューターやクリティカル・タスクで“あっぷあっぷ状態”。
そして夏学期は1クラスだけど短期集中でけっこう大変だったので(←こんなに言い訳を羅列出来る私ってすごい!)勉強出来ませんでした。
夏学期が終わったら“今度こそ頑張ろう!”と思ったのにダメですねぇ。あまりはかどっていません。

春学期の終わりにTESOL(大学院で勉強したいと思っている分野のひとつ)の教授に大学院進学について相談した時、“去年受けたGREの模擬テストでとってもショボイ点数を取っちゃって。これから猛勉強しないと・・・”と暴露(?)しました。
すると“GPAはいくつ?”と聞かれたので教えると・・・・
You are in! Don't worry!
(そのGPAだったら合格したも同然!心配ないわよ~。)と言ったのです。
大学院のカタログにも“GPAが規定以下なら決められたGREのスコアがないと入学許可はおりない”と書いてあります。でもGPAとGREのレベルに差があり過ぎたら、それはそれで問題なんじゃないの~?
高スコアは期待してないけど、せめて人並みのスコアを提出したい(だったら勉強しろよ~)。

先日、アドバイザーに会った時も同じようなことを言われました。
“このGPAだったらGREのスコアはあまり重要じゃないね。
でも、GREを受ける時は最善を尽くすように!
アドバイザーが想像する私の最善レベルと私の現レベルにギャップがあることを、彼は知らない。

大学院への道のりは遠い・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする