新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

木像馬頭観音立像 浄瑠璃寺・京都 鎌倉時代

2012-05-02 11:34:27 | 旧仏像ワンダフル
   辛いという字がある
もう少しで幸せになりそうな字である

口で描く画家の星野富弘さんの言葉のように
 
憤怒と笑いは紙一重だとつくずく思う
馬頭観音像です。

かなりの迫力なので前に一度登場していますね。


http://blog.goo.ne.jp/coookai/e/17de2ab51a24eb0c4b2edc661c17ded4

色彩に気を取られて見過ごしてしまうのですが
全体像は調和が図られていて安定して、
確かな存在感があります。

そしてその表情に浮かぶ笑いにも似た怒り。

梅図かずおさんも多分、気付いていた事でしょうね~
恐怖と笑いを。







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2 コメント

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うはっ・・ (kyon)
2012-05-04 08:21:36
馬頭観音はエライ迫力だす!
いいっすねっ!フォトチャンネルは皆見せてもらったから覚えてる~(^^ゞ
しかし・・・梅図さん・・・ねぇ・・・思わず笑ってしもた(^^ゞ
そこがワンダさんの遊び心・・だね(笑)

馬頭観音って動物なんかの守護神とかも言われてるでしょ?全国的にもあまり多くは存在しないとか聞いてますが・・最初に作った仏師?はどんな思いだったんでしょうね・・・憤怒と笑気・・・泣き笑いはあるけれど・・・人の感情ってつくづく複雑よねぇ・・・
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牛でも鹿でもなく馬 (仏像ワンダフル)
2012-05-06 08:06:14
kyonさん毎度チェックいただきありがとうございます~梅図かずおのアゲインは超オモロかった。
さておき馬頭観音。頭の上に馬が乗っているのですから敬っている訳ですよね。そういえば家の近くの道端に馬頭観音の祭られた一角があります。地震で崩れかかっていて、、この前町会で寄付がどうのと・・思い出してしまった!
千葉都民ったってド田舎なもんです(笑)
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