災害時に役立つ愛犬のトレーニングについて
という講座があるよ、と
ボランティアの会の方からお知らせいただき
参加してきました。
トレーナーの遠藤 エマ先生の講演でした。
エマ先生の講座には一度参加したことがあります。
その時は、ワンコのシャンプー講座でした。
くるみを引き取ってしばらくして
膿皮症の症状が出て、動物病院で
週に一度〜10日に一度くらいで
シャンプーするといいです、と言われました。
でも、そんな頻度でトリミングに出すのは
なかなか経済的に大変なので💦
自宅でシャンプーしたいと思ったのですが
洗い方、乾かし方、ほんとにこれでいいのかな?
とか、何かコツとかこうするといい、
みたいなのがあるんじゃないかと思ったので
エマ先生のワンコのシャンプー講座に参加しました。
エマ先生、ハキハキした話し方で
説明もわかりやすくて
先生のワンちゃんも、さすがトレーナーさんの
うちのワンちゃん!というお利口さで
シャンプーやトリミングの実演をして
みせてくれました。
今回は先生はワンちゃん連れではありませんでしたが…
エマ先生は東日本の震災の時に
5月頃、東北にボランティアに行かれて
石巻の動物救護センターでお仕事されたそうです。
今回のお話しは、その時の先生のご経験から
大切だ、重要だと感じたことをお話しくださいました。
震災後、多くの人が避難所で生活している状況では
ペットとともに暮らすことは難しく
多くのペットたちは
ペットだけを集めた避難所、動物救護センターで
生活をしていたそうです。
石巻で動物救護センターができるまで
水道局の敷地を使ってセンターとしていたそうですが
そこの場所におちつくまでも、いろいろあったそうですが
とにかく防災拠点は人が優先なのでペットたちは
一緒に暮らすことはできず
ペットたちは、飼い主さんとは全く別の場所
離れた場所で過ごさなくてはならなかったそうです。
動物救護センターに集められて、
プレハブ小屋とかテント小屋で
長期に過ごさなければいけない状況
だったそうです。
テント小屋というのは、運動会で使われるような
金属の柱に布製の屋根がある、あれです。
ほとんど、屋外ですよね…?
一応、建物になってプレハブ小屋には
猫さん達が入っていたそうですが
クレートを何段かに積んだ状態で置かれていたそうです。
そこでは、猫さん達
ほぼずっとクレート暮らしだったそうです。
時々外に出されたりしたそうですが
それも、クレートから出しても逃げたりしない
人がちゃんと捕まえられる猫さんに限られたそうです。
ワンコ達はほぼ屋外のようなテント小屋に
やはり、クレートが2段とかに積まれたような
感じに置かれて、クレートに入って過ごしていたそうです。
テントは小型犬と中型、大型犬に分かれていたそうです。
朝9時くらいに、ボランティアさんなど
お世話してくれる人たちが来て
敷地内にある、運動スペースに出して交代で出して貰って
交代で散歩などもしたそうです。
でも、あまりに怖がり屋さんのワンコとか
他のワンコに好戦的なワンコとかは無理で、
そういう子はクレートの中にいることが多くなってしまうそうです。
そして、食事は1日1回だそうです。
たくさんいて、2回はとてもあげられない!
というのが現実だったそうで…。
それも、援助物資として届くフードは
いろいろなフードがあって
毎回同じフードをあげているわけではないそうです。
ボランティアさんの数は限られている中
世話をしなければならない
ペット達はたくさんいるので
結果、動物達がお家にいた時のように過ごす
というのは無理なんですね。
食事に関して、好みのフードしか食べないとか
知らない人からはご飯を食べないということが
あると、かなりその犬猫さんは厳しい状況に
なってしまうそうです…。
動物救護センターでは、ボランティアさんがお世話するので、
飼い主さんではない人達、知らない人達が
他のワンコ達がいる中で
お散歩したり
シャンプーやトリミングをしたり、だそうです。
そして、ボランティアさん達は
朝9時くらいに来て、17時には帰ります。
電気がつかないので、日が暮れたら真っ暗!
クレートで寝るしかないそうです。
17時から翌朝9時にまでテント小屋に積まれた
クレートで過ごさないといけない…
クレートでリラックスできないと
大変なストレスになります…。
知らないワンコを怖がるとか
あまり仲良くなれないとか
あまりに吠えがキツイとか
噛みつき癖があるとか
知らない人を怖がってしまうとか…
というところがあるワンコだと
かなりのストレスがかかってしまうし
クレートから出て、ということがもっと
少なくなるそうです。
飼い主がいなくて、知らない場所で
半屋外のような快適ではないかもしれない場所で
知らない人達、たくさんの犬猫、その他のペット
と一緒過ごす。
そして、ご飯は1日1回
それも好きなフードではないかもしれない
それが災害時の避難所、救護センターのような
場所で、ペット達が過ごさなければいけない
生活だったそうです。
お話しは石巻の動物救護センターのことですが
極端な例だとは思いません。
石巻だったから、辺鄙な場所だったそうですが
それでも、動物を集められる場所が取れたんだろうと思いました。
もし、私が住んでいる地域に災害が起こって
避難所などで過ごさなければならなくなった時
どうなるだろうか?と考えました。
必ずしも、ペットと過ごせるとは限らず
というか
自宅の周りの人口密集を思えば
そもそも避難する人全員が全員
避難所に入れるとは思えません。
そんな時にワンコのスペースが貰えるとは思えないので
石巻の例のように、ペット達は何処かの
救護センターなど生活できる場所へ
移すしかないかもしれないと思います。
それも
同じ市内にそういう場所が取れるだろうか?
かなり無理かも?と思います。
県内または他県にお願いしてそういう場所を
確保しなければならないのではないか?
と思ったりもします。
石巻の例よりも、もっと遠くに離れてしまうかも?と思います。
もしかしたらそれ以前に、
そういう救護センターを作ったり探したり
すること自体、周囲の苦情や反対などで
かなり難航するだろうとも思います。
くるみ〜( ; ; )
どうなってしまうか、本当に心配です。
心配ですが…
心配するだけではどうしようもないので
できることを考えないと、です。
災害時にはペットがそのようなセンターで
過ごさないといけなくなるか
または、幸運にもペット同伴で避難所で
過ごせるかもしれないです。
その場合、どのようなことができれば
センターの生活の中でも
ペットが感じるストレスを少なくできるか
または、避難所などでペットが一緒にいられるか
どのようなトレーニングをしておくと良いのか
というお話しが次にありました。
ですが、長くなるので、続く…です。
という講座があるよ、と
ボランティアの会の方からお知らせいただき
参加してきました。
トレーナーの遠藤 エマ先生の講演でした。
エマ先生の講座には一度参加したことがあります。
その時は、ワンコのシャンプー講座でした。
くるみを引き取ってしばらくして
膿皮症の症状が出て、動物病院で
週に一度〜10日に一度くらいで
シャンプーするといいです、と言われました。
でも、そんな頻度でトリミングに出すのは
なかなか経済的に大変なので💦
自宅でシャンプーしたいと思ったのですが
洗い方、乾かし方、ほんとにこれでいいのかな?
とか、何かコツとかこうするといい、
みたいなのがあるんじゃないかと思ったので
エマ先生のワンコのシャンプー講座に参加しました。
エマ先生、ハキハキした話し方で
説明もわかりやすくて
先生のワンちゃんも、さすがトレーナーさんの
うちのワンちゃん!というお利口さで
シャンプーやトリミングの実演をして
みせてくれました。
今回は先生はワンちゃん連れではありませんでしたが…
エマ先生は東日本の震災の時に
5月頃、東北にボランティアに行かれて
石巻の動物救護センターでお仕事されたそうです。
今回のお話しは、その時の先生のご経験から
大切だ、重要だと感じたことをお話しくださいました。
震災後、多くの人が避難所で生活している状況では
ペットとともに暮らすことは難しく
多くのペットたちは
ペットだけを集めた避難所、動物救護センターで
生活をしていたそうです。
石巻で動物救護センターができるまで
水道局の敷地を使ってセンターとしていたそうですが
そこの場所におちつくまでも、いろいろあったそうですが
とにかく防災拠点は人が優先なのでペットたちは
一緒に暮らすことはできず
ペットたちは、飼い主さんとは全く別の場所
離れた場所で過ごさなくてはならなかったそうです。
動物救護センターに集められて、
プレハブ小屋とかテント小屋で
長期に過ごさなければいけない状況
だったそうです。
テント小屋というのは、運動会で使われるような
金属の柱に布製の屋根がある、あれです。
ほとんど、屋外ですよね…?
一応、建物になってプレハブ小屋には
猫さん達が入っていたそうですが
クレートを何段かに積んだ状態で置かれていたそうです。
そこでは、猫さん達
ほぼずっとクレート暮らしだったそうです。
時々外に出されたりしたそうですが
それも、クレートから出しても逃げたりしない
人がちゃんと捕まえられる猫さんに限られたそうです。
ワンコ達はほぼ屋外のようなテント小屋に
やはり、クレートが2段とかに積まれたような
感じに置かれて、クレートに入って過ごしていたそうです。
テントは小型犬と中型、大型犬に分かれていたそうです。
朝9時くらいに、ボランティアさんなど
お世話してくれる人たちが来て
敷地内にある、運動スペースに出して交代で出して貰って
交代で散歩などもしたそうです。
でも、あまりに怖がり屋さんのワンコとか
他のワンコに好戦的なワンコとかは無理で、
そういう子はクレートの中にいることが多くなってしまうそうです。
そして、食事は1日1回だそうです。
たくさんいて、2回はとてもあげられない!
というのが現実だったそうで…。
それも、援助物資として届くフードは
いろいろなフードがあって
毎回同じフードをあげているわけではないそうです。
ボランティアさんの数は限られている中
世話をしなければならない
ペット達はたくさんいるので
結果、動物達がお家にいた時のように過ごす
というのは無理なんですね。
食事に関して、好みのフードしか食べないとか
知らない人からはご飯を食べないということが
あると、かなりその犬猫さんは厳しい状況に
なってしまうそうです…。
動物救護センターでは、ボランティアさんがお世話するので、
飼い主さんではない人達、知らない人達が
他のワンコ達がいる中で
お散歩したり
シャンプーやトリミングをしたり、だそうです。
そして、ボランティアさん達は
朝9時くらいに来て、17時には帰ります。
電気がつかないので、日が暮れたら真っ暗!
クレートで寝るしかないそうです。
17時から翌朝9時にまでテント小屋に積まれた
クレートで過ごさないといけない…
クレートでリラックスできないと
大変なストレスになります…。
知らないワンコを怖がるとか
あまり仲良くなれないとか
あまりに吠えがキツイとか
噛みつき癖があるとか
知らない人を怖がってしまうとか…
というところがあるワンコだと
かなりのストレスがかかってしまうし
クレートから出て、ということがもっと
少なくなるそうです。
飼い主がいなくて、知らない場所で
半屋外のような快適ではないかもしれない場所で
知らない人達、たくさんの犬猫、その他のペット
と一緒過ごす。
そして、ご飯は1日1回
それも好きなフードではないかもしれない
それが災害時の避難所、救護センターのような
場所で、ペット達が過ごさなければいけない
生活だったそうです。
お話しは石巻の動物救護センターのことですが
極端な例だとは思いません。
石巻だったから、辺鄙な場所だったそうですが
それでも、動物を集められる場所が取れたんだろうと思いました。
もし、私が住んでいる地域に災害が起こって
避難所などで過ごさなければならなくなった時
どうなるだろうか?と考えました。
必ずしも、ペットと過ごせるとは限らず
というか
自宅の周りの人口密集を思えば
そもそも避難する人全員が全員
避難所に入れるとは思えません。
そんな時にワンコのスペースが貰えるとは思えないので
石巻の例のように、ペット達は何処かの
救護センターなど生活できる場所へ
移すしかないかもしれないと思います。
それも
同じ市内にそういう場所が取れるだろうか?
かなり無理かも?と思います。
県内または他県にお願いしてそういう場所を
確保しなければならないのではないか?
と思ったりもします。
石巻の例よりも、もっと遠くに離れてしまうかも?と思います。
もしかしたらそれ以前に、
そういう救護センターを作ったり探したり
すること自体、周囲の苦情や反対などで
かなり難航するだろうとも思います。
くるみ〜( ; ; )
どうなってしまうか、本当に心配です。
心配ですが…
心配するだけではどうしようもないので
できることを考えないと、です。
災害時にはペットがそのようなセンターで
過ごさないといけなくなるか
または、幸運にもペット同伴で避難所で
過ごせるかもしれないです。
その場合、どのようなことができれば
センターの生活の中でも
ペットが感じるストレスを少なくできるか
または、避難所などでペットが一緒にいられるか
どのようなトレーニングをしておくと良いのか
というお話しが次にありました。
ですが、長くなるので、続く…です。