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「シリーズ人体 神秘の巨大ネットワーク」を見て…キルケゴールを思い出しました。

2018年03月28日 | 応援してます!
NHKスペシャル シリーズ人体 神秘の巨大ネットワーク
見ていました。

見逃したのもあるので
全部を見ていたわけではないんですが…
でも、おもしろかったです。

私のイメージでは
体内のことは
脳と自立神経が担っているような
イメージだったんですが…
近年の研究では

「体中の臓器が互いに直接情報を
やりとりすることで、
私たちの体は成り立っている」

そうです。

臓器が?
直接、やりとり?

はぁ〜〜〜、へぇ〜〜〜
とかなりびっくりしまして…
それで、ふと
キルケゴールの文を思い出しました。


高学年の頃、初めてなだいなだの
「心の底をのぞいたら」という
子供向けの心理学の本を読んで
こんな勉強があるのかぁと思ったのですが
それから、
心理学や哲学に興味を持つようになって
なんとなく、有名どころは一度は読んでます。
読むというより、
見ただけということも多々ありますが。

それで…図書館で
キルケゴールの「死に至る病」という本を見て
刺激的なタイトルに当時はドキドキしました。

死に至る病
掴まれるタイトルじゃないですか?
なんだろ、って思いますよね〜?



冒頭の一文は有名ですが…

人間とは精神である。
しかし、精神とは何であるか?
精神とは自己である。
自己とは何であるか?
自己とは、ひとつの関係、
その関係それ自身に
関係する関係である。
あるいは、
その関係において、
その関係がそれ自身に
関係するということ、である。

はぁ〜、ふーんと
わかるようなわからないような…。
でもなんだか
そうか~と共感する思いがしました。

私は…自分というものは
自分と自分の間にあるもので
確固として確かな自分があるわけでなく
私と私の間にあって、
繋がりの連なりが、私?!
なるほど〜
というふうに受け取りましたけど…。


私達の身体は臓器同士のネットワークで
できていて
私の心/精神は、私と私の関係によって
私自身が成り立っている…。

心も身体もネットワークによる
繋がり、コミュニケーションが
私と私の身体を作っているのか…

心と身体の構造や成り立ちは
同じなんだーと思って、
とても面白い番組でした。


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