ワンコと暮らしはじめたら

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くるみと一緒に過ごす時間

くるみと一緒にお出かけ 川崎大師 ご献茶式

2017年05月30日 | 奈良と、神社と、好きなものごと
彼の職場のだるまさんに両目が入ったので
お大師様に納めることになり、
だるまさんを持って川崎大師へ行ってきました。

川崎大師は何度かくるみとお参りに来たことが
あります。

ちょっと、暑い日でした。
私の帽子がぷらんぷらんしてて、
お見苦しく、すみません。


以前、問い合わせた時は、
ワンコは、キャリーやカートなどを使う場合は
境内なら入ってよい、お堂内はNGと
聞いていました。
なので、くるみはカートで移動です。

川崎大師ではワンコ連れの方もわりと
見かけるんですが、
リードでワンコを連れてきて、
そのまま境内に入っている方も…?!

私が問い合わせしたのは
少し前のことで、
リードOKになったのかもしれませんが…。


私は、個人的な思いとしては、
神社や御寺で動物をケガレのように見て、
立ち入り禁止と言われることには、
異なる意見はありますが
それは神社やお寺さんが決めることなので
ただの訪問者が
とやかくいうことではないです。

でも、ワンコだって
できれば一緒にお参りさせて貰いたい
と思っています。


しかし、そういうことではなく
ワンコ連れで入り、吠えたり、
興奮したり、粗相したりなど…
迷惑行為があるため、入ってはいけません!
となってしまってる場合や
以前はOKだったのに、迷惑行為が重なったため
とうとうダメ!になってしまったという場合は
本当に残念だと思います。


ワンコ連れOKな川崎大師が
もう連れて来てはいけないよ!に、
ならないようにと願います。


さて、境内を入ると、
普段はない木の柱が建っていました。

コレです。


この木の柱なんと言うのか
供養塔?ちょっと名称がわかりませんが
善光寺のご開帳のときにも
こんな感じの木の柱がありました。

写真では付いてませんが
多分、儀式を行ったときには
お堂の方から繋がってる紐が
この木の柱に結ばれていて、
この木の柱に触れると
ご本尊様に触れたことになる…という
ものだと思います。


本堂をお参りして、お不動様の方へ行ったら
こちらもご開帳で、柱が立っていました。

お不動様の方は、先にお話しした紐がまだ
結ばれた状態でした。


お不動様をお参りして、境内を歩いていたら、
これから献茶式がありますというアナウンス。

ここから宗遍流のお家元が御本堂に向かう様子


少し待っていたら、一団が出発!




赤い傘を差しかけられたお家元



こういう時は、お着物は色無地なんですね。

多分、同じ色がカブらないように
ご相談されたりしたのかなぁとか想像しました。


川崎大師 ご献茶式


川崎大師には、何度かお参りに来ていますが
なんで、ここに、この場所に
弘法大師のお寺があるのかなぁと
思っていました。

真言宗って加持祈祷や修行のイメージなので
修行といえば、山じゃないかと思い、
ここは平地だよなぁ?!って
なんでかなぁ、と思っていました。


ホームページに川崎大師の縁起がありました。
川崎大師について 略縁起

これと似たパターンのお話しが
仏教の説話物語には、
結構あるのではないかと思います。

特に、強い根拠があるわけではなく
日本霊異記を読んだことがありまして
似たパターンの説話があったなという
その印象なんですけど。

日本霊異記は、にほんりょういき、と読みます。
ちゃんとした名称は
日本国現報善悪霊異記
にほんこくげんぽうぜんあくりょういき です。

書名からしてインパクト大ですよね。
ちょっとおどろおどろしい?

今となっては断片的な記憶ですが
髑髏の舌だけが腐らずにお経を唱えていた、
とか、生まれ変わりのお話しとか
9世紀頃の成立の仏教説話集で
善も悪も報いがあるよ!
例えばばこんな人がいたってさ的な感じで
お話しがあり、だから仏法僧を敬うといいよ
と仏教をオシてる一冊だったと思います。


あと、確か善光寺の縁起も
善光さんという人が川か淵か海だったか…から
仏様を引き上げておまつりしたのが
始まりだったと思います。

そうそう、
その善光さんがお助けしたというご仏像!

日本書記に欽明天皇の時に、
百済の聖明王の使者が仏像や経典を
持って日本に来たと記載されていますが
その時、日本にやって来た
ご仏像なんだそうです。

善光寺のご開帳に行った時に、
その縁起を知って
へぇ〜、仏教公伝の時の仏様なんだ!

蘇我氏と物部氏の崇仏、廃仏の争いで
捨てられた仏像が、ここ長野にねぇ
へぇ〜、ほ〜、ふーん、と(笑)

善光寺さんのご本尊様は秘仏ですが
川崎大師のご本尊様は
10年に1度ご開帳されるそうです。

今年の5月の初めにご開帳されていました。

ものすごい御利益のある、赤札という
お札が配られたそうです。
私は頂いていませんが。
ものすごい御利益のお札らしいです。
でも
ものすごく頂戴するのに並んだそうです。

次回はまた10年後です。


だるまさんは無事に納めて、
ご本尊様をお参りして
ご献茶式のお行列も拝見して、
お不動様のご開帳にも巡り合わせ
よいお参りができたと思います。

この後、ドッグカフェに行きました
続く…です。


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