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新型コロナウィルス、パンデミックで思うこと。

2020年03月17日 | 日々のこと
パンデミックを起こした、この度の感染症ウィルス。

今、流行している感染症、今まで流行してきた感染症とは違う、と専門家が仰っていますね。

何が違うかというと…
重症化する割合が高くないということ。
致死率もそれほど高くないということ。
だから、それほど怖がることはない。
自衛措置をきちんとすれば大丈夫!と。

それはそうなのだろうと思うのですが…。


重症化することがそれほどなく、
致死率も高くないから、
元気な患者さんや、感染が自覚できない保菌者が多くて、広まっているのだと感じます。

エボラ出血熱やSARSのような感染症なら、感染した人が市中を出歩き、ジムに行ったり、ライブに行ったり、カラオケしたり、というような日常の活動はできないでしょうから…今回のウィルスのような感染の広まり方はしなかっただろうなと思います。

自覚的な症状が出ない感染者からでも、他者へ感染させる力があることが、今度のウィルスの1番の凄さではないかなぁと思うのです。

しかも、まだ決定的な治療薬はなくても、治ってる人はたくさん居る!

つまり、人の本来持ってる免疫力、治癒力で戦えば、なんとか勝てたりするウィルスのようなのです。

強面じゃない、めちゃ強いわけでもない。
ちょっとやり合うと、すいません!
と撤退するくせに、手を緩めるとちゃっかり再発したりする…!!

とっても手強い相手なんじゃないかと思います。

中国が収束しつつあるようですが、他の国々のピークはこれから来るでしょう。
でも…
陰性になった人が再発している事例が日本でも海外でもあるので、一度下火になったからと言って、安心できないように思います。

治っているのだから、抗体ができてるはずだと思うのになんで?!とびっくりしました。
ウィルスが変容したのか?
本当には治ってなかったのか?
専門家の方に早く突き止めて欲しい点です。

そんなこんなで、この感染症は拡散し続けて、とうとうパンデミック。
ヨーロッパの急速な拡大が恐ろしいです。


各国の経済活動にも、社会活動にも、生活様式にも大きな影響を及ぼしています。

このウィルスの強面じゃないやっかいさを思うと…今、一時的だと思っていることが、今後、一時的では無く、日常になるかもしれない…生活も社会も変わって行かざるを得ないかも…
そんな風に、私たちの生活を大きく変えるのかもしれない、と思うのです。

戦争などの兵器は人だけでなく、地球上の全ての生き物を傷つけ、命を脅かすけれど、このウィルスが及ぶのは、ほぼ人間に限定的。(犬に感染したという事例があるらしいので、他の動物に及んでいかないとは言い切れないけど)

人の命を大きく脅かしはしないけど、
人の生活に絶大な力を奮う。

致死率は高くないし、しっかり手洗いすれば防げるよ!という、一見なんとかなりそうな印象さえ与えるのに、どうにも防ぎきれずに広まって行く…

というのが今回の感染症ウィルスのすごさ、怖さなんじゃないかと感じます。


さらに、パンデミックということは、
「うちは大丈夫!」という国がない、ということですよね。

どこか一部地域や国だけが陥っている苦境ではないので…先になんとか封じ込め、効果的な対応策、打開策を見つけて、感染対策を確立できる国や地域が出てくるまでは、他国からの多くの援助は見込めないなでは、と思います。
とにかく、まずは自分達で頑張るしかない!!と。

でも…世界的に完全に制圧し、封じ込めに成功するまでには、何年かかかるのではないか?と思うのです。
手洗いの水を得るのが難しい地域や、衛生状態の向上が困難な地域や、手洗いやマスクに慣れない国々を考えると…世界的な完全制圧は難しいかもしれないと思います。

それよりは、効力がある薬を作る方が早道ではないかなと。
予防薬、治療薬できるまで、やはり時間はかかりそうに思います。

早く、早く対応策と薬ができますように。


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