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奈良の鹿に矢が!&今年は動物保護法改正年だそうです。

2018年06月14日 | 奈良と、神社と、好きなものごと
奈良公園に首のあたりに矢が刺さっている
鹿がいたそうです。
「神の使い」奈良の鹿に矢が…文化財保護法違反容疑

正確には矢ではなく
鉛筆の芯に紙を巻いて矢のような状態にしたもの
だったそうです。

奈良公園の鹿
痛かったし、怖かったと思うし…
苦しかったと思います。
なんてかわいそうな…。

時々、写真を取るためなど
鹿せんべいをなかなかくれない観光客がいて
それも気の毒でかわいそうだ
と思っていましたが
これは、ホントにひどいです。


今年は動物愛護法の改正年にあたるそうです。
動物保護の団体で、いろいろな活動をして
改正に動いているようです。

積極的に改正運動に参加しているわけでは
ありませんが…
動物を物として扱う法律を
改正して欲しいな、と思っています。

動物が傷つけられても器物損壊なんて!
と思います。
動物は、器物じゃありませんよね。
大切な生命です。
飼い主さんには、大事な家族、友達です。


罰則を強化しても動物へのひどい扱いは
なくならないかもしれませんが…

法整備が進めば、
問題が起こった時の、対応策に幅が出て
解決に繋がるかも、と思います。


最近「殺処分ゼロ」を目指して
どこの愛護センターも努力されているようで
それは、とてもいいことだと思いますが

センターに保護された動物が
なくならないことが大本の問題ですよね。

持ち込まれる動物たちが、あとを絶たない。

私はよく知らない頃は
悪徳業者と言われる人たちが
センターに動物を持ち込むんだろう
と思っていました。

でも、そうではない。

法改正で、業者はセンターに
持ち込めなくなったそうで
保護センターににいる動物は
一般家庭にいた動物がほとんどだそうです。

以前、保護団体の方のお話しを伺った時は
旅行に行くから、犬を捨てるとか
迷子になった犬の飼い主さんの
連絡先がわかって連絡してみたら
他の犬を飼ったから
もうその犬は要らないとか…

普通に聞いたら、
ナンダソリャ?!ですよ。

そういう風に気軽に買い替える、
ペットを飼うではなくて
ペットを買ってきて家に置いてるんです。

それは命に対する接し方ではなく
物ですね。

物だって大事にする人は
大事にすると思いますが…

買ってこられた動物は…
そんな人に出会ってしまい
その人を信じて愛してしまい
裏切られて、捨てられてしまった
動物達が哀しい。

でも、そんな風に動物を扱うことができる
その人自身の在り方も悲しいです。

ペットや動物の問題を考えると
社会の問題と繋がっているんだなと感じます。


人はひどいことでも、それをひどいと思わずに
できてしまったりするもので…

でも、それもその人の一面で
そういうことをする人でも
やっぱり、大事に思う何かはあって
その大事なものは傷つけたりしないでしょう

その自分にとっても大事なものへの思いを
自覚的に捉えて、
ほかの人の大事な物への思いとか
他の生き物の意識を思いやるとか
そんな風に広げられたらいいのにと思ったり。


怪我をした鹿は治療が終わって
また公園に戻ったそうです。

シカの首に"矢" 治療終わり奈良公園に解放

命に関わる怪我でなくて良かったです!


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