
うなぎを食べに神田まで行ってきました。
と、その前に、先ずは会社のスタジオで、先日購入したスネア(TAMA PAL146)の筆下ろしを兼ねて、3時間弱ほど個人練習。イメージ通りの音色に満足でしたが、バンドアンサンブルでどうなるか? 更には、マイクを通すとどうなるか? は、未知な感じでもありました。その辺は追々報告します。
練習終了後、カラカラ変な音がするので見ると、ラグを止めているビスが1つ外れていた。組み立て時の締め付け不足ならまだ良いですが、あまりに胴が鳴りすぎでしょっちゅう起こる、なんてことがあったら困るなぁ。。。いずれにしても、時間あるときにヘッドを外して全個所チェック要ですな。
その後、定期的に受けているドラムレッスンの為、都内のスタジオに出向き、1時間程脂汗(冷や汗も含む)をかいた後、カミさんと合流し“うなぎ屋さん”へ。

行ってきたのは、タイトル通り、お茶の水と秋葉原の中間地点にある、うなぎの老舗『明神下神田川本店』
創業は1805年と言うから、もう200年も続いているお店で、店主も12代目だと言う。お店自体も、周囲の街並みとは不釣り合いの、古い一軒家風の佇まい。中に通されても、イメージは変わらず、純日本旅館のような創りは伝統を感じます。
これは、数少ない都内に残る、戦前からの建物かと思いましたが、同店の店舗は、空襲と震災、両方ともに被害を受けたそうで、この建物は、昭和27年に立て直したものだとか。でも、うなぎのたれだけは、何があっても守られたとのことです。
サービス(接客)面も、そんな風情に違わないものですが、大通りに面した入口から世界は一変し、やや腰が引けながらも玄関をあけると、待機している番頭さんの挨拶に始まり、部屋への案内、仲居さんの接客とも、我々のような一見さんを排他するような素振りは一切感じないので、伝統ある老舗の有名店ながら安心できます。
ところで、通された個室ですが、20人くらいで宴会が出来そうな二間続きの広い部屋。基本的にゲストは全て個室に通されるようで、運悪くテーブル席しか空いてない場合は、予約時にお断りがあり、サービス料も15%→10%になるらしいです。
でも、どうせなら、個室で豪華に味あわないと、このお店に来た価値は無いんじゃないかと思います。いずれにしても、お値段が張るお店なので・・・。
さてさて、前置きが長くなりましたが、肝心のお味です。
結論から言うと、期待通りの美味しさだったのですが、個人的には、ちょっとソルティ、もう少し甘味が欲しいかな、でも、それ以外は素晴らしく、完全に好みの問題だと思います。
特に、焼き加減が絶妙。その過不足の無い均一な焼き加減で、ふっくらとした身と、かりっとした表面のコントラストも、わざとらしさ(?)が無く、適度な歯応えを感じます。
先ほどのソルティの件ですが、表現方法を変えれば、甘味を抑え、すっきりとした切れ味の良い味付け(薄味ということではありません)、これは、創業時、青物市場に出入りする、いわば、労働者相手の商売だったことが色濃く影響しているのかもしれません。「甘ったるい鰻なんか食えるかいっ」なんて、チャキチャキの江戸っ子の声が聞こえてきそうですね。
と言うことで、結婚記念日という理由で贅沢な時間を過ごさせて頂きました。次回のうなぎ情報は、名古屋遠征を予定していますので、お見過ごしなく!?
おまけ:満腹で家に戻りメールを開けると、、、池袋ジャズフェスティバルの、オーディション『合格』通知が! ヤバい、練習しないと^^;;;また、ブログ更新が滞るかもしれません(笑)

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