個人的にもいろいろあった2014年、年が改まる前に今年の【総括】、というと大げさなので、【雑感】を書き残しておきます。テーマは“RE BONE”

今年夏、2010年に休刊となったカースタイリング誌が4年ぶりに復活し、既に3号発刊されています。(↑一応全刊買いました^^v)

一方、我が家の書棚に並んでいる古いカースタを見返してみると、1979年発行の28号から(実際に最初に購入したのは29号で、28号はバックナンバーとして取り寄せ)、1990年の78号までの約10年分は全刊揃っていて、プロダクトデザイナーを志した頃から、デザインバイブルの様に執心していたことが思い出されます。ところが90年以降は急激に購入数が減っています。思い起こせば、バブル崩壊があったり個人的には家庭を持ったりした頃で、クルマへの興味が急激に減った頃かもしれません。
でも何故か、LAに赴任した1999年から突然購入を再開し、2002年の150号までほぼ全刊購入、でも日本に帰任した後はパッタリ止めてしまったことも伺えます。
ということで、個人的には、2002年の150号から12年ぶりの再会となります。
せっかくなので、35年の時を経た我が家の新旧カースタの一部紙面を比較してみました。古い方はHondaの2代目シビック、新しい方はMAZDAの4代目デミオのデザイン開発の様子が特集されたページです。

こうしてみると、レンダリングの書き方がまるっきり変わっていますね。今となってはデジタル全盛で紙なんか使わないのでしょうが、ヴェラム紙にパステルで着彩していた時代が懐かしいです。

シビックのインテリアに至ってはハイライトレンダ!、今この技法を教えてるとこなんか無いんだろうなあ。でもこうして比べてみると、昔のデザインの方が魂が込められているというか、今のデザインって、スマートになった分、表面的になっているような気がするのは自分だけでしょうか。
実は、カースタの誌面作りにも大きな変化があります。レイアウトがぐっと洗練され、以前はとてもオシャレとは言い難かったですが、今度のは、AXISやAuto&Designとも充分張り合えると思います。(張り合う必要があるのか?の答えは、以下の目標達成に必要)
もう1点、もっと重大な変化があります。なんと、ターゲットユーザー(読者)を、かつてのデザイナー向けから、デザインに興味のある人すべてを対象にすることにしたそうです。まあ、昨今のクルマ離れ、更には、学生のプロダクトデザイン不人気ぶりを鑑みれば、(日本では)読者の幅広げも致し方なしと思えますが、商品作りの核心部分を変えたなら、雑誌名も別な名前にした方が良かったかもしれません。
なにしろ、Amazonの批評でも、『かつてのカースタと比べると取材の掘り下げや考察が甘い』的な記述が並んじゃってますから^^;
確かに、デザイン現場のドロドロした現場味は誌面から感じられなくなっていて、これは、先の理由から、一見デザインと関係無いようなメカニズムの話や、そのクルマの企画が必要とされる幅広いマーケット考察、などに誌面を割けなくなったせいとも言えますが、実は、リアルのデザイン現場もそうなっているのではないかと思います。
つまり、デザイン業務の分業化や、3K的業務の改善(実は改悪も含む)が進み、日本のカースタイリングがどんどん表面的な作業へ向かっていることの表れではないか、と勘ぐっちゃいます。
とまあ、他人のことはさて置き、自分はどうなんだ?って話ですが、個人的にも、2014年は静かな転換期だったと思える年でした。そして2015年には、この転換期から自分をどのようにRE BONEさせるのかを考えるべき年のような気がする今日この頃、ふと頭を過るのが、先のカースタのRE BONEってことなんです。
つまり、頑なに自分の(過去の)スタイルを貫き通していては生き残れないのは分かっている、でも、今、周りの環境が向かっている方向は正しいのか、このまま進んで大丈夫なのか? という危惧もある、でも、やっぱりそれは年寄りの先入観や固定概念の余計なお世話かも、とも考えちゃうんですよね。
いやまあ、もう現役として残された時間もそう長くは無いので、自分がやれる(変えられる)ことは限られているものの、時代に迎合して全く変わっちゃうというのも変な話で(多分、カースタ同様周りからも苦情が出る、笑)、要はその辺の頃合いということになると思いますが、そろそろ(今更?)『残りの人生』という視点に立って、物事考える時期に入ったってことですかね?
具体的にどうするのか? 誤解を恐れず一例を上げると、今までは、仕事は仕事として優先し、家庭や趣味とは分けて考え生活してましたが、2015年からは、あらゆる局面で、もう少し公私混同(?)してみようかと思いますので、周りのスタッフは覚悟してください(笑)
そうしたスタイルで、いままでの知見や現在の環境を見直してみると、何か違った発見もあるかもしれないじゃないですか!?
(元も子もないことを言えば、毎年この時期になると、来年はこうしようああしようと殊勝な気分になるものの、結局1年終わってみれば流されてるだけなんですが^^;)
今年最後のブログは、個人的悩みをぶちまけただけの締りの無いものになってしまいましたが(いつもそうかも?)、今年、当ブログを読んで頂いた方々に感謝すると共に、2015年が皆様にとって良い年でありますようにお祈り申し上げ、ご挨拶に代えさせて頂きます。
来年からカースタ購入はどうするかな、、、ボソ。

今年夏、2010年に休刊となったカースタイリング誌が4年ぶりに復活し、既に3号発刊されています。(↑一応全刊買いました^^v)

一方、我が家の書棚に並んでいる古いカースタを見返してみると、1979年発行の28号から(実際に最初に購入したのは29号で、28号はバックナンバーとして取り寄せ)、1990年の78号までの約10年分は全刊揃っていて、プロダクトデザイナーを志した頃から、デザインバイブルの様に執心していたことが思い出されます。ところが90年以降は急激に購入数が減っています。思い起こせば、バブル崩壊があったり個人的には家庭を持ったりした頃で、クルマへの興味が急激に減った頃かもしれません。
でも何故か、LAに赴任した1999年から突然購入を再開し、2002年の150号までほぼ全刊購入、でも日本に帰任した後はパッタリ止めてしまったことも伺えます。
ということで、個人的には、2002年の150号から12年ぶりの再会となります。
せっかくなので、35年の時を経た我が家の新旧カースタの一部紙面を比較してみました。古い方はHondaの2代目シビック、新しい方はMAZDAの4代目デミオのデザイン開発の様子が特集されたページです。

こうしてみると、レンダリングの書き方がまるっきり変わっていますね。今となってはデジタル全盛で紙なんか使わないのでしょうが、ヴェラム紙にパステルで着彩していた時代が懐かしいです。

シビックのインテリアに至ってはハイライトレンダ!、今この技法を教えてるとこなんか無いんだろうなあ。でもこうして比べてみると、昔のデザインの方が魂が込められているというか、今のデザインって、スマートになった分、表面的になっているような気がするのは自分だけでしょうか。
実は、カースタの誌面作りにも大きな変化があります。レイアウトがぐっと洗練され、以前はとてもオシャレとは言い難かったですが、今度のは、AXISやAuto&Designとも充分張り合えると思います。(張り合う必要があるのか?の答えは、以下の目標達成に必要)
もう1点、もっと重大な変化があります。なんと、ターゲットユーザー(読者)を、かつてのデザイナー向けから、デザインに興味のある人すべてを対象にすることにしたそうです。まあ、昨今のクルマ離れ、更には、学生のプロダクトデザイン不人気ぶりを鑑みれば、(日本では)読者の幅広げも致し方なしと思えますが、商品作りの核心部分を変えたなら、雑誌名も別な名前にした方が良かったかもしれません。
なにしろ、Amazonの批評でも、『かつてのカースタと比べると取材の掘り下げや考察が甘い』的な記述が並んじゃってますから^^;
確かに、デザイン現場のドロドロした現場味は誌面から感じられなくなっていて、これは、先の理由から、一見デザインと関係無いようなメカニズムの話や、そのクルマの企画が必要とされる幅広いマーケット考察、などに誌面を割けなくなったせいとも言えますが、実は、リアルのデザイン現場もそうなっているのではないかと思います。
つまり、デザイン業務の分業化や、3K的業務の改善(実は改悪も含む)が進み、日本のカースタイリングがどんどん表面的な作業へ向かっていることの表れではないか、と勘ぐっちゃいます。
とまあ、他人のことはさて置き、自分はどうなんだ?って話ですが、個人的にも、2014年は静かな転換期だったと思える年でした。そして2015年には、この転換期から自分をどのようにRE BONEさせるのかを考えるべき年のような気がする今日この頃、ふと頭を過るのが、先のカースタのRE BONEってことなんです。
つまり、頑なに自分の(過去の)スタイルを貫き通していては生き残れないのは分かっている、でも、今、周りの環境が向かっている方向は正しいのか、このまま進んで大丈夫なのか? という危惧もある、でも、やっぱりそれは年寄りの先入観や固定概念の余計なお世話かも、とも考えちゃうんですよね。
いやまあ、もう現役として残された時間もそう長くは無いので、自分がやれる(変えられる)ことは限られているものの、時代に迎合して全く変わっちゃうというのも変な話で(多分、カースタ同様周りからも苦情が出る、笑)、要はその辺の頃合いということになると思いますが、そろそろ(今更?)『残りの人生』という視点に立って、物事考える時期に入ったってことですかね?
具体的にどうするのか? 誤解を恐れず一例を上げると、今までは、仕事は仕事として優先し、家庭や趣味とは分けて考え生活してましたが、2015年からは、あらゆる局面で、もう少し公私混同(?)してみようかと思いますので、周りのスタッフは覚悟してください(笑)
そうしたスタイルで、いままでの知見や現在の環境を見直してみると、何か違った発見もあるかもしれないじゃないですか!?
(元も子もないことを言えば、毎年この時期になると、来年はこうしようああしようと殊勝な気分になるものの、結局1年終わってみれば流されてるだけなんですが^^;)
今年最後のブログは、個人的悩みをぶちまけただけの締りの無いものになってしまいましたが(いつもそうかも?)、今年、当ブログを読んで頂いた方々に感謝すると共に、2015年が皆様にとって良い年でありますようにお祈り申し上げ、ご挨拶に代えさせて頂きます。
来年からカースタ購入はどうするかな、、、ボソ。